先の100分で名著は坂口安吾の堕落論でした。
戦後の復興に対して奈良や京都の文化財に金を投じるより
停車場をつくれという精神の健全性を説いたところは現代に
通じるところがあります。
いま日本は多額の景気浮揚のための財政出動を重ね、膨大な
負債を抱えています。
さらにオリンピックまでやってその財政支出もどれだけ膨らむのか
という感じです。
そもそもこれだけ公共事業やらエコポイントやら地方創生事業など
やってもちっとも景気浮揚せず失われた20年といわれる状態なのか
今までやってきたことを見直して増税と福祉切り捨てをどうするのか
考える時期に来ているのではないでしょうか。
東日本大震災や熊本大震災で復興が言われていますが、金が余っている
なら熊本城などすぐにでも国の財政で立て直すべきですが、しかし、これは
このままこれ以上崩れない程度で済ませてもいいような気がします。
というのは今ドイツなどは城を売りに出す人が増えているといいます。
中では1ユーロなどという破格値もあります。
なぜかというと建て直す金がないために所有権を譲り金のある人に
修繕を託すというのです。
日本の城は観光用に建て直した鉄筋のものが多いのですが、ドイツでは
城は当時の建て方でしか修復は許されず手間も金もかかるといいます。
神戸淡路大震災の時には崩れた建物や新たなショッピングモールを
建造したものの人々が戻らなかったりスラム化したりと課題が明らかに
なったという報道がありました。
それを受けて建物や施設を元通りにしても産業は戻らないという
人重視の復興が求められています。
しかし、予算を付ける人はやはり箱物重視で執行しても効果の検証や
復興の工夫にはまだまだという印象が拭えません。
ここで人々はもう一度堕落論を読んで復興とは考えて有効な施策を考えるの
もいいのではと思いました。
戦後の復興に対して奈良や京都の文化財に金を投じるより
停車場をつくれという精神の健全性を説いたところは現代に
通じるところがあります。
いま日本は多額の景気浮揚のための財政出動を重ね、膨大な
負債を抱えています。
さらにオリンピックまでやってその財政支出もどれだけ膨らむのか
という感じです。
そもそもこれだけ公共事業やらエコポイントやら地方創生事業など
やってもちっとも景気浮揚せず失われた20年といわれる状態なのか
今までやってきたことを見直して増税と福祉切り捨てをどうするのか
考える時期に来ているのではないでしょうか。
東日本大震災や熊本大震災で復興が言われていますが、金が余っている
なら熊本城などすぐにでも国の財政で立て直すべきですが、しかし、これは
このままこれ以上崩れない程度で済ませてもいいような気がします。
というのは今ドイツなどは城を売りに出す人が増えているといいます。
中では1ユーロなどという破格値もあります。
なぜかというと建て直す金がないために所有権を譲り金のある人に
修繕を託すというのです。
日本の城は観光用に建て直した鉄筋のものが多いのですが、ドイツでは
城は当時の建て方でしか修復は許されず手間も金もかかるといいます。
神戸淡路大震災の時には崩れた建物や新たなショッピングモールを
建造したものの人々が戻らなかったりスラム化したりと課題が明らかに
なったという報道がありました。
それを受けて建物や施設を元通りにしても産業は戻らないという
人重視の復興が求められています。
しかし、予算を付ける人はやはり箱物重視で執行しても効果の検証や
復興の工夫にはまだまだという印象が拭えません。
ここで人々はもう一度堕落論を読んで復興とは考えて有効な施策を考えるの
もいいのではと思いました。