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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マーククシュナーと秩父路

2015年09月10日 11時48分25秒 | 日々のこと
台風一過の朝はどんよりとまだ降りたそうな
そらです。

そして、涼しいのか蒸し暑いのかよく解らない中途半端な
気温に不穏な雰囲気が満ちています。

朝のニュースは未だに普通の電車や溢れ返った川の水や道路の
冠水などの映像ばかりです。

昨日は秩父は午後には雨も上がり、そこから走りにも出れた
のですが、足元も悪いことからジムでいつものメニューをこなす
ことに。

同じようにこの悪天候を避けた人々がジムにはたくさんいました。

その時にビギナー講習に来ていた人がいて、その様子を見ることが
できたのですが、かつて自分が受けたものと内容が違うようで気に
なりました。

まず、ジム来た目的と運動に期待するものを最初に聞かれ、当時
スキーやバスケットの各競技に活かす様に基本体力の向上と敏捷性を
養いたいといったとかつていったことを思い出します。

それに従い運動メニューやら各マシンの説明やら運動の進め方などの
レクチャーがあり、さて実際にこれをやれとかあれをやれとか
付きっきりでやらされてとにかく疲れたことを思い出します。

そして、次回から行くとインストラクターがにこやかに声をかけ
トレーニングの進み具合を聞いてくれたものです。

インストラクターは何人かいてどの人も個性豊かで元気いっぱい
で、タレント性十分でした。

そんなことを思い出したのは現在のインストラクターがただ、
マシンの説明を淡々とやっているだけで、記録シートの書き方
や運動のやり方、個々の運動の目的やそれに合ったメニューの
説明などが一切なくなったことを知ったのです。

マシンがいくつか変わり通ってくる人も変わりましたが、今の
インストラクターはかなり長い間同じ人でそれもひとりだけの
ようです。

ここらあたりの予算が変わったせいでしょうか。

もし車を持っていなかったらこのジムも決して安い施設という
訳でもなく、使いやすい施設でもありません。

豊島区のいつも交流に行く体育館は秩父より安くしかもシャワー
無料で使えたり電車の駅からも近く便利です。

そんなことを考えると利用者の顔を見たものになっているのか
という疑問を抱きます。

今朝録画したマーククシュナーのプレゼンをみたら今秩父にある
問題を言い当てたような内容で実に正鵠を得たものでした。

いやこれは秩父だけでなく日本の建築物やオリンピックで造られる
様々な建物にも及ぶものです。

市役所の建築予定地のアホなキャラクターの描かれただけの
遮蔽物をみるとマーククシュナーの表現した以前の時代遅れの
感覚をまたも感じるのでした。


暑さ復活

2015年09月02日 16時44分32秒 | 日々のこと
久しぶりに夏の暑さが戻り、青空も見える日と
なりました。

しかし、この暑さの中大量注文をいただき、朝から
ずっと焙煎をして今終わり、しばし休憩中です。

途中配送の手配で焙煎室を抜けていたら、焙煎室の換気扇から
大量の煙が出てあわてて戻ったものの、焼きが進んで真っ黒の
豆になってしまいました。

このフレンチに焼けた豆はどうするんだろう。

自分で飲むか脱臭剤にするかまあしばらく眺めて考えます。

これからこの豆を詰めて配送までやらないといけません。

新豆の発注もしないといけないし、帳簿関係など次から次に
仕事が押し寄せてきます。

ちょっと出かけてみたい絵だとか買いたいものなどがあるのですが、
これは来週に持ち越しです。

予定していたバスケットの試合も急遽なくなり、秋深くなるかと
思われた天気と同様また逆戻りという感じです。

先週の甲府探訪をまたしたいという思いもあったのですが、
そんな余裕もありがたい大量注文でしばらくは無理そうです。

それでも暇より、忙しい方がいいなんて貧乏性なのでしょうか。

さてもうひと踏ん張り。

ちょっと贅沢とは

2015年08月27日 11時42分26秒 | 日々のこと
今年の夏休みはちょっと贅沢しました。

まずは近くの温泉にわざわざ一泊したのです。

普段なら日帰りで済ますところです。

そして、昨日は日帰りですが、行こう行こうと思って
なかなかわざわざ時間をつくってでも行こうとは思って
いなかった甲府の炭酸泉を味わいに行きました。

そんな身近でいつでもできるけどわざわざ時間をつくって
となると実際には実行できないこういう小さな贅沢が
重なって贅沢な特別な時間につながって行きます。

甲府といえば太宰治が新婚生活をした地であり、空襲を避け
疎開したら空襲にあって故郷に帰るきっかけになった地でも
あります。

そんな地を堪能してみようと雨の中出かけました。

実は今甲府に抜けるトンネルが無料になっているのです。

一昨年スキーの帰りに通って知ったのですが甲府から
秩父へ向かう雁坂トンネルの手前まで自動車道路ができていて
アクセスが随分楽になりました。

高速道路へのアクセスも変わりました。

秩父から山道で狭く曲がりくねった道路も甲府側は広くて
まっすぐで快適です。

そして、甲府といえばブドウやなし桃などのフルーツです。

どれも秩父にあるのですが、ももはひとつ千円もする大きな
のを買って食べた記憶があり、今年もそれを狙って行きました。

というのも最近スーパーや秩父の道の駅で買う桃はどれも
固くて甘味が足りない印象だったのです。

そんなこともあり、秩父の甘味のない果物でなく本場の
熟したものを産地でとれたてを買いたいという目論みも
ありました。

後かつて雑誌でみた炭酸泉ですが、ネットで検索すると
ひとつではなく何件もあるようなので、そのなかから
よさそうなを一つ選びました。

というのも普通なら湯巡りという事で何軒もはしごをする
ようですが、私は人と違い一湯入魂主義です。

そして、こういう旅の場合のコツとして調べすぎないと
いうことと、欲張らないというのがあります。

せっかく出かけるのだからと何もかも調べ尽くして
矢鱈とやりたいこと観る物を積み重ねるとつまらない旅に
なります。

ですから今回は温泉と果物と太宰の感じた町を味わうという
ものです。

だから太宰が住んだという石碑があると聞きましたが、それ
をさがすこともなく、ただ街をうろついただけでした。

お昼はこれまた一昨年知った甲府にはまだレッドロブスター
があったということでそこにしました。

この食事に関しては色々あったのでまた別に感じることも
まとめて別に書きます。

温泉はその食事の後で、フカザワ温泉に行きました。

これは予想を裏切る番茶色の温泉でした。

炭酸泉というのはラムネのような透明なものを想像して
いたのですが、そんな泡立つものでなくただ入っていると
体毛に無数の気泡が付いているというだけです。

それでも源泉かけ流しという事で贅沢な気分と悠久の時の流れ
をその湯から感じるのでした。

甲府というのは秩父と同じ盆地で、同じように山の斜面で
様々な農産物がとれ自然も豊かで温泉も沢山あり、ただ
違うのはそのスケールとゆったり感で秩父の隠れ里のような
谷間の盆地とは雰囲気が違います。

よく似ているけど違う。

フルーツ公園という何もこれといって見どころの無いような公園も
秩父のミューズパークに似てるし、共通点はあるけどやはり違う
のです。

秩父の方が東京に近い分いざとなれば都内で用は足りると
いうことになって不便は不便のままなのです。

良さはそれぞれあるという事でまた次回の温泉を求めて
訪れる時に残しておきます。

注意、単行本を

2015年08月25日 11時55分22秒 | 日々のこと


を久しぶりに買いました。

これはもちろん直木賞受賞作『流』を読むためです。

これはラジオの情報で今読むべき本とか売れてる本の
紹介で今話題の芥川賞とか直木賞のことが紹介され、
今年の受賞作の充実ぶりが語られていたのです。

両賞とも文学界の新人賞的意味合いのものだとされて
いますが、直木賞の方はかなり有名作家で売れっ子作家が
いまさらのように受賞したり、未だに候補者としてノミネート
されていたり賞の位置的価値に疑問を持ち、当然受賞作も
あまり気にしないでいました。

ところがラジオでの紹介を聞くうちこれは読んでみようかと
ふとおもったのです。

それは芥川賞の受賞作の売れ振りと話題振りに触れた後、
まったくの新人で経歴の変わった作者に選考委員が皆
この作を選んだという実力であるという点にひかれました。



この『流』は選考委員が
皆よんでいて楽しいとかあっという間の体験だとか読む喜びを伝えていたことに非常に
興味をそそられました。

そして、ならばと本屋に行って『オール読物』を買うという
仕儀に至るのですが、なんと掲載の号は明日発売ですと言われ
代金を払って翌日届けてもらったのです。

そこで皆さんにご注意です。

芥川賞は昔から受賞作は文芸春秋に全文掲載され、直木賞は
オール読物に掲載されるのですが、オール読物の方は一部だけ
なのです。

それも非常に一部といっていいほどの扱いです。

まあ、これは昔宮部みゆきが受賞した時にも経験しているのに
なぜ疑いもせずオール読物を買ったのか。

店頭に出ていたものであれば手にとってなんだ一部なんだと
思えば買わないでしょう。

それでも読みたいという衝動での行動ですからこれはこれで
意味があり価値があるという事です。

選考委員の評や授賞者の対談とか言葉とかあるからまあオール読物
事態の価値もあるでしょう。

ですが、選考委員の言葉などラジオで言っていたことなので
いまさらな感じもしました。

でどうしたかというと、『流』自体は面白く、結局単行本を
買うことになりました。

お盆過ぎの定番

2015年08月24日 12時37分45秒 | 日々のこと
夏の記憶の続き

先日中国の天津で大爆発があり、その被害が一兆円にも
及ぶとか、神経ガスが検知されたとか一様な事故事件では
ない様を日経新聞が報道していました。

このところの経済ニュースをその日経から拾ってみると
4月6月期のGDPがマイナス0.4%マイナスに触れたというもの。

中国の工場の減産が際立つというもの。

そして、新たな中国の山東省工場爆発。日本でも工場爆発、
相模原アメリカの基地で爆発。

これらから日経平均急落。

世界同時株安へ

これが何を意味して、これからどういうシナリオなのか
とても気になります。

やっと2万円回復したと思ったらあっという間に半年前に
逆戻りです。

経済的にマイナスの報道ばかりというのが気になります。

4-6月期こそマイナスですが、今年の猛暑を受けて消費は
持ち直し、観光地、ショッピングモール、テーマパークは
大賑わいでどこもこの暑いのに大行列ができていたのです。

そして、いつもにも増して外国人観光客は増え、その恩恵を
消費現場は受けていたのです。

それにもかかわらず、真っ先に暗い話題や経済指標のマイナス
ばかりが報道され、投資家心理を冷やした結果の株安に
思えて仕方ありません。

この先重大な経済事件としてはゆうちょ株公開があります。


夏の記憶

2015年08月23日 12時19分13秒 | 日々のこと
NHKの今現在の情報では寝屋川の中学生殺人事件は
容疑者が逮捕され今まで職業不詳が契約社員に
変わりました。

他の民放などでは福島の除染作業員とされ、一時
NHKもそれと同様の表現を使っていましたが契約社員と
改めました。

そうですね。何も除染作業員とか福島という表現は
事件に関係ないわけで、ニュースの遺体遺棄現場の
画像では車種とかナンバーなんかとても判別できない
ものでしたが、警察は車種から持ち主まで特定して
いたのです。

一部週刊誌などは凶悪グループの存在を犯人とする
記事を掲載していました。

表に出ない事件は他にもあるのでしょう。

昨年も中学生が行方不明になった事件がありましたが、
今年は最悪の事態になりましたが、昨年は無事出て来た
という結果でした。

毎年繰り返される夏の事件とニュースは決まったもの
ばかりです。

水の事故と戦争の記憶と日航飛行機墜落事故の報道が
あります。

日本にはお盆と高校野球と夏の風物詩といわれる定番と
ともに毎年ニュースも同じようなものがならぶのだと
妙な一致を感じます。

そしてまた妙な一致につながることも最近感じます。
この項続く

夏の記憶

2015年08月23日 12時19分13秒 | 日々のこと
NHKの今現在の情報では寝屋川の中学生殺人事件は
容疑者が逮捕され今まで職業不詳が契約社員に
変わりました。

他の民放などでは福島の除染作業員とされ、一時
NHKもそれと同様の表現を使っていましたが契約社員と
改めました。

そうですね。何も除染作業員とか福島という表現は
事件に関係ないわけで、ニュースの遺体遺棄現場の
画像では車種とかナンバーなんかとても判別できない
ものでしたが、警察は車種から持ち主まで特定して
いたのです。

一部週刊誌などは凶悪グループの存在を犯人とする
記事を掲載していました。

表に出ない事件は他にもあるのでしょう。

昨年も中学生が行方不明になった事件がありましたが、
今年は最悪の事態になりましたが、昨年は無事出て来た
という結果でした。

毎年繰り返される夏の事件とニュースは決まったもの
ばかりです。

水の事故と戦争の記憶と日航飛行機墜落事故の報道が
あります。

日本にはお盆と高校野球と夏の風物詩といわれる定番と
ともに毎年ニュースも同じようなものがならぶのだと
妙な一致を感じます。

そしてまた妙な一致につながることも最近感じます。
この項続く

秩父の飲食店事情

2015年08月18日 11時47分12秒 | 日々のこと
昨年は身の回りの人が次々に熱中症に倒れ
色々と仕事にまつわる危険を考える年でした。

今年はというと昨年よりさらに暑く危険はさらに
増し、突然の雷雨も今までにないような降り方と
熱帯化しつつあるのではと感じることがありました。

そんなことに水を差すようなサメの報道もありました。

日本近海にサメが現れ海水浴場が遊泳禁止になった
のですが、報道では熱帯のサメが数多く目撃されて
いて遊泳禁止になったというのです。

それだけだとやはり温暖化しているのだととれますが、
専門家のコメントは意外なものでした。

もともと日本近海にもサメは出没しており、今回よく
見てみた方が良いということで各方面がよくみたら
確かにいたというだけのことで、例年のことで何も
特別なことではないというのです。

これは事実で科学的な識者のコメントなのでしょう。

私は子供の頃、よくUFOとかオーパーツとか世界の不思議
というような番組をよく見て育ったので、最近それらが
ことごとく否定される番組や昨年の朝日新聞の誤報など
今になって知らされる真実にテレビや新聞はうそばかりと
いう思いを強くしています。

旅鼠の集団自殺やクリスタルスカルの嘘が近年明かされ
高度な文明が古代からあったという嘘もすっかりだまされて
謎だ謎だと騒いだテレビも実は嘘で科学的に種明かしされる
番組が増えています。

最近新聞を読まない人が増え、活字離れが叫ばれていますが
最近接する観光客との会話でもそれは感じます。

先日見た『八墓村』など何回もリメイクされていますが、
観てふと思ったのはこれは今の人だと内容が理解できない
のではないかという事です。

ミッションインポッシブルなどは映画の中身は追っかけっこ
でこれは映画のストーリーの王道なのです。

なんでスパイものが追っかけっこなのかという疑問を持たず
何も考えずに興奮して終わりなのです。

ところが77年製の八墓村はあることを気付かせてくれました。

なぜ何度もリメイクされたのかということもそうなのですが、
この映画どこかで見たと思ったらテレビで大ヒットして映画に
なったトリックそのものなのです。

トリックでは最初からパロディ仕立てでトンデモ科学とか霊能者
とかをバカにしたつくりで謎を解いていく科学者と手品師のコンビ
なのですが、その本にしているのはどうやら八墓村もネタ元だった
のかということです。

最近の同じような行動に夜行く店の話で、かつては深夜まで
やっている店は多く、食事をするにも深夜でも困らなかったもの
です。

ところが、最近はどこでも9時には終わってしまい、チェーン店の
ファミレス系か居酒屋くらいしかやっていないのです。

秩父の夜の店はどこもたばこ臭く食事など落ち着いて食べる感じ
ではなく、入る店がなくなるとよいよすし屋に行くのですが、
最近はシャリがないと断られることも多いのです。

かつては深夜まで寿司屋はやっており、いつ行ってもシャリが
ないという事はなかったのです。

これは末期的な症状ですし屋が本来の寿司で商売していない
証拠です。

今では居酒屋と同じでのみ客を主要な客として品揃えしていて
こういう店はやがて閉店してしまうというのを何店も見ています。

すし屋がどんどんなくなる秩父は回転ずしに押されてというのは
かつて言われていたことですが、それだけではないようです。

秩父の食というが選択肢もなくみんな同じような店に成り果て
チェーン店のメニューも皆同じとなり、自らの首を絞めていく
ような行く末に見えて仕方ありません。

観光地に思うこと

2015年08月06日 21時39分42秒 | 日々のこと
昨日今日と夏休みをいただいて温泉旅行を
してきました。

これは噂を小耳にはさんで伊香保のハワイアン
フェスティバルに行ったのです。

なんで伊香保にハワイという疑問と違和感が
とにかく行ってみようとさせたのです。

それに家人の行こうという意識は先月館山行きを
思いとどまらせた遠くに行きたくないという気持ちを
斟酌し、ならばこの距離ならという事で伊香保行を
提案しました。

まあ伊香保なんて言うと日帰り圏内で泊まったことなど
ないのです。

仕事で榛名山の修学旅行とか合宿のツアーコンダクター
として泊まった記憶があるくらいです。

これまで何度も行ったことはありますが、どんな温泉か
という情報まではありません。

あの石段の一番上に露天風呂があるとか様々な旅行番組での
知識はある物の実際にどんな温泉かという印象はないのです。

まあこういう観光地に行くと名物というのがあり、そこに
行ったらこれを食べないといけないというものがあります。

秩父では今、豚丼とか味噌ポテトとか蕎麦、ホルモン、
わらじかつとそれぞれ行列のできる事態になっていますが、
それを思うと名物にうまいものなしの名言が思い浮かび
ます。

かつては旅番組を見て売れない役者や芸のない芸人が
紹介する名物を同じようになぞる旅行をしましたが、
何の面白味も意味すらも感じないばかりかかなりの確率で
後悔の方が募ることになるのです。

さて今回の伊香保はそもそもラジオでよく伊香保の女将の会の
人が出ていろいろのおもてなしの話をしているのを何回か
聞いていてその話がなぜか今回ハワイの話をしており、
その意外さと日本全国からフラダンサーが集結して日本の
フラの聖地として認識されているという話を聞くやこれは
見てみたいと思うようになりました。

さて、伊香保といえば水沢観音のうどんです。

これは最初に食べたのが19歳の時でしたが何とも鮮烈な
印象で今までのうどんの概念を変えた食物でした。

もともとうどん好きの私ですが、以来この水沢うどんの
ファンとなり、何度も食べています。

今回も楽しみとして今回の旅の重要目的のひとつです。

この水沢観音界隈の様子は随分変わっていました。

そのうどん屋の数もやたらと増殖し、そしてどの店も
大変なにぎわいです。

埼玉県内のショッピングモールなんかでもこの水沢
うどんを標榜する店がありますが、やはりここで
食べないと全然ちがうものです。

これは日本全国讃岐うどんの店があるのと同じなので
しょう。

今回はこのうどんと温泉のイメージとハワイが揃って
記憶されました。

なんと素晴らしいんだろう伊香保。

ミッキーマウス柄を探して

2015年07月29日 11時12分57秒 | 日々のこと
秩父の魅力とはズバリ路地歩きである。

と断言できます。

古い町並み、自然が豊かなどなどのお決まりの
枕詞で紹介されますが、本当に秩父の街を歩いた
ことがあるのかとよく思います。

というのも、最近の秩父は主要道路を拡幅していて
当然立ち退きやらで商店街が破壊され空き地が増え
街並みなんてものがなくなりつつあるのです。

そして、古い借家ばかりがある裏通りなどもその
空き地が増えています。

趣のあった街並みも少なくなりつつありますが、
観音巡りや山登り、アニメファンなどの知らない
秩父の魅力があるのです。

とにかく秩父の路地を巡ってその不思議な世界に
浸ってみてほしいと思います。

こんなところに駄菓子屋があるとか秩父の人も知らない
アンティークショップや雑貨屋など思わぬ出会いがあります。

今現在市役所建設が始まり巨大クレーンが動いて
新たな秩父が作られていく感じですが、できればそれは
新国立競技場みたいに白紙にしてもらいたいと常々
あのクレーンののんびりした動きを眺める度思います。

西武秩父駅に温泉施設をつくるというニュースがありました。

それならば、市役所の高度権を全て西武秩父駅に与えて、
ホテルとマンションを併設してそれに市役所も市民会館も
テナントで入ればいいのです。

24時間天然温泉に入浴できるマンションとホテルで
雇用と建設需要と人口増も確保でき駅直結で投資層も
呼び込めます。

合併債など使った豪華省舎など必要ないのです。

これは全く二世代ぐらい前の発想で、豊島区などは
マンションと併用の役所を作りました。

それを見習うべきです。

そんなことをつらつらと思いながら昨日は路地裏を
ミッキーマウスの柄の付いた猫を探して歩きました。

つい先日その猫が目の前を通過して、丁度仕事中で
追跡できませんでしたし、夜で写真もとれない状況
でした。

その猫にまた会いたいと思い夕方歩いてみると発見しま
した。

余所の敷地に寝たままであまり近づけませんでした。

その胴体にあるミッキー柄は確認できませんでしたが
間違いなくこの猫です。

確認して写真がとれたら載せたいと思います。

こんな猫を求めて路地を歩いていると道行く人とたあいのない
会話とか挨拶とか情報交換とか様々な発見と出会いと
次々に起こるミッションが降りかかり、何とも楽しい
路地歩きとなるのです。

如何ですか、こんな路地歩きができる秩父にいらして
みませんか。

猫が現れるスポットなど情報は当店でご案内しますよ。

当店も路地裏にある店です。

午後三時までにご来店ください。試飲の珈琲は無料です。

大森君への処方箋

2015年07月20日 17時42分51秒 | 日々のこと
普段は弟子入りとか開店指南とか人を指導することは
お断りしています。

そもそも人に頼る時点でその人の新たな試みは失敗
しているのです。

ですが、自分の視点をしっかりと持ち、人生観も人生設計も
しっかりしていて、何かもっと特別な視点を得たいという
ような人にはどうしても手を貸してあげたくなるものです。

そもそもがむしゃらに頂点を目指して人の味なり、人の技なりを
盗もうと努力している人たちも結局、自分という土台がない
人がいくらトップの味を極め自分のものにしたところで、それが
生かせるものかはなはだ疑問です。

トップを競いトップとは何かという自問を繰り返し、それに
何らかの答えを出す人というのは何かを極めるという経験と
鍛錬がもたらすものと自分が研鑽することによって何を得て何を
すてているかを知るそんな経験をいくらしたところで人の味を
自分のものにすることはできず、まして人を感動させたり
人の味を評価することもできないのです。

人と自分を比べて競いトップを目指している人は沢山いますが、
こと芸術的な観点が絡んでくるとその審美眼とか自分の持って
いる芸術的世界の構築もそのトップを見続けてその技をまねても
結局何もなせないというジレンマに苦しむだけなのです。

だるまに仏教の悟りを教えてもらおうと自らひじから先を
切り落として弟子入りを請う古事がありますが、そんな
話はいくらでもあるのに、実際に定められた苦行を自ら
に課し、1000日回峰行などの荒行を今でもやっています。

やれば悟れるという結果を求めてやるのでしょうか。

こういったことについてまず知っておいてほしいことが
あり、私はうちに来る入門志願者や教えを請いに来る若い人に
いつもは門前払いをするのですが、ここ数年通う大森君と
いう人に面白い資質を見て珈琲や茶道、芸術、宗教など
語って意識の諸相に触れることについて何を知り、何が
他人に伝わるかを話し合います。

がむしゃらに芸の道を究めたいと思う気持ちと修行と称し
下働きを延々とさせられる現実など理不尽なことも跳ね飛ばす
情熱を試されるような修行時代というのはなんの世界にもあり、
どんな世界に行っても下積みというのはついて回ります。

現代ではその修行をすっ飛ばして奥義だけいただきたいという
マニュアル世代が増え後継者不足という簡単な言葉に集約されて
いるようです。

大森君に最初に示した処方箋もそんなことでした。

簡単に身に着く技術はないということ。

簡単に見えるものほど奥が深く、基本通りずっと長くそれを
曲げずにできることが才能であり、真の技術であり、名人の
技です。

それは言葉で表すのは簡単なものの、ずっとやり続ける力は
そう簡単に身につかないのです。

私の場合禅とランニングの相似感みたいなものを強く感じ
意識のイメージを語ることでした。

大森君の変化とその諸相についてはまたおいおい書いていきます。

台風11号接近

2015年07月16日 23時23分57秒 | 日々のこと
大型の台風が上陸したようです。

7月にこういう大型の台風が直接上陸するのは
珍しいと思います。

二年ほど前、川瀬祭りの時に台風が接近して
大変迷惑だという話がでましたが、これが何年ぶりの
ことと話題になりました。

しかし、実際今年は一遍に三この台風が発生して
次々に日本列島に接近しました。

まだ梅雨入り中ですが、雨が降らない日は34度とか
体温に近い温度になる地域が多くなり、熱中症で
すでに8人死亡したとか病院搬送された人が80人になった
とかまるで梅雨入り中の事とは思えない日差しです。

秩父でも台風接近で大雨となりどこかのトンネルが
通行止めになったとラジオで言っていました。

土砂崩れも静岡や山梨で起きたと昼のニュースで
映像をみました。

当店では玄関わきの植木に鉢が巣をつくっていて
今年は台風が多いのかと話題になりました。

避難勧告の映像を今見ていますが、このまま大事にならず
台風が消滅するように願いつつ寝ます。

伐採計画

2015年07月02日 17時15分24秒 | 日々のこと
昨年当家の庭は全く伐採を行わないため、
庭木が伸び放題になっており、ジャングル状の
中生活するという何とも鬱蒼とした気分の
家でした。

これではせっかくの焙煎もすっきり感が
足りないのではと思い、突如今日ぱっさばっさと
庭木を切り出しました。

庭を埋める切り出した枝と葉っぱで覆い尽くされ
人も行き来できないほどの山となりました。

さて、これを処理するのが例年の課題です。

切るよりもこの切った枝と葉っぱの処理が
作業量と経費的にも掛かるのです。

山に土地を持っていればこんなものまとめてそのまま
積んどけばいいのですが、そんな土地もないことからやはり
市の処分場に持ち込むしかありません。

段ボール箱に切り分けて突っ込みいつもは4個もあれば
詰め終わるのに今年はなんとその倍でも足りない位です。

昨日ジムに入って汗をかいたよりも大汗をかき
顔を蚊に刺され、途中に豆を買いに来た方もあり、
試飲に来た方もあり、メールでいつもの豆を注文した方も
と作業は何回も中断と再開を繰り返し、駐車場の除草も
追加したりとまあなんとも壮大な行事となりました。

植木の形が悪いと家人に文句をいわれ、それでも
すっきりとした感じにただ何とも静かな満足感と
大汗をかいた爽快感を味わいつつ今後の庭木のことを
考えるのでした。

梅雨空とアジサイとホタルと田植

2015年06月17日 16時58分24秒 | 日々のこと
雨の降り方がここ数日極端です。

北から雲が厚くなって雷もなり、降る前に
涼しい風が吹いてから息を付けない位の
雨の層がおりてくる感じです。

しとしとと降る梅雨の雨のイメージはなく、
よくラジオからこの時期雨だれやマスなど
のクラッシックの曲が流れますが、そんな
静かな雨とはまるで違うこのごろの雨です。

それでも降らない時のじめっとした暑さが
降ればなくなり、それはそれで気持ちがいい
感じで、しばらく雨がなかっただけにここの
所の降りはありがたいと言えばありがたいと
とる向きもいます。

先日来市内ではホタルPの看板やホタル祭りなる
幟なども見ます。

私は夜のジョギングを続けてきた結果、世の
関心の低さからくるこのホタルに対する偏見と
現実を感じていますが、今喧伝されているその
ホタルも飛ぶ季節になったとかその姿をみたがる
ひとより、実際は生活として田植えや農だ作業のため
の自然への関心が強く、ホタルなどもとより気にしてない
という人が多いことに思い至ります。

かつてはホタルが身近でそれが損なわれて自然環境や
バカげた公共事業に怒りを感じていましたが、もっと
深刻な意味がこれにはあるのではと思うこのごろです。

農作業をする人々にとって水は大切な要素です。

自然環境も一緒に大切に考えて自然農法とか環境保全にも
地域活性化にも尽力しているというが地方の農家だと
感じていましたが、寺際にはより利権的な思考が働き
もっと低い意識しか持ち合わせない人が実に多いのかと
いうことです。

ホタルは善でハエや蚊は悪であり、棚田やふるさとなど
善のイメージで、肥溜めや田んぼというと田舎などは
悪いイメージです。

そこには経済を基底に価値判断が進んで本来の持つべき
豊かさをゆがめてしまった物があるのではないでしょうか。


残生命の計算

2015年05月30日 23時34分26秒 | 日々のこと
予想通りNBAのファイナルはウエストも
スィーブでウォーリアーズが制しました。

この試合で注目されるのはセンターの活躍です。

ウエストの頂点を決める試合ではまさにその
センターの頂上決戦のようなゴール下の戦いが
注目され異様に入るスリーとカリーの活躍ばかり
が目立ちましたが、逆にポジションだけみたら
ハワードの方がセンターとしての力は上だろうし、
鳥獣戯画の蛙のような恰好の姿ばかりが目立った
ハーデンもカリー並みにドライブからスリーまで
あらゆる手段で得点できる選手で今季はチームプレー
にも徹していたのにやはりチームとしてはウォーリ
アーズが上手という印象はぬぐえません。

このようにして決まった頂上決戦はやるまえから
西高東低といわれるように予測は決まっていますが、
これは何があるかわからないのが試合ですから、
どうせこうなるだろうなという予想はつくものの、
依然楽しみには変わりありません。

江戸時代に既に数学屋という職種が洋の東西を問わず
存在したという話を紹介しましたが、この昔は手計算
をしなくてはないらない事項が一般の人には解らない
ようです。

たとえば公共工事などでどれだけの強度があるこの規模
の工事をするのにどの程度の予算が必要かというのは
昔から専門に計算してきたものです。

現在生命保険や年金の計算などに使われている余命計算
などはフランスのモアブルの余命表を基に算出されて
います。

彼は江戸時代の人です。

同時期日本には関孝和という算学家がいて世界のトップ
水準の計算をしていたのです。

それが伊能忠敬の測量にもつながったり、海外の黒船
とか大砲とかがすぐ国産されたのもこの計算技術が
あったればこそです。

日本人は器用であると評されているその裏にはその
たかい数学能力だという認識が欠落しています。

戦後教育が公式を覚えて計算し、それを点数付けする
画一的教育と知識伝達だけに着眼された結果が、今の
日本の凋落になっていると思えます。

それでも人工知能などの分野でこれから日本の活躍
する部分があるかもしれません。

将棋のプログラムにプロ棋士が対戦する大会で人間が
勝利するというニューズがありました。

それまでコンピューターが圧倒してきたという歴史が
あったのです。それにやっと人間が一矢報いたという事で
大きなニュースになりました。

プロの棋士が囲碁でも将棋でもチェスでもいるという
事実が街の数学コンサルタントが商売になるのと同じに
思考という人間の営みの重要な要素だという事だと思います。

日本の至る所に算額が奉納されそれが秩父のような田舎や
東北の小さな社にもあるという事実も日本の強さの源泉だと
感じるのです。