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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

またまた軽井沢プリンスホテルスキー場

2017年03月01日 23時55分13秒 | スキー


二週間ぶりにまた軽井沢に日帰りでスキー
してきました。

三月に入り、もはや人もいつもの平日のスキー場に
戻り、めっきりと人は減りました。

車の数は前回と同様でしたが、券を買いに行くと
並んでいる人は19才の人の列だけでした。

すんなりと券を購入して、ゲレンデに行くと
滑っているは年寄りばかりという感じでした。

若い人もいますが、コースの上ではあまり目立たず、
迂回路のようなところに人がたくさんいてスキー教師と
一緒にいるのは外国人の人たちの様でした。

外国の人たちは先月の春節の頃と違い様々な国の人が
います。

緩斜面で初めてスキーを履いたような人に英語で教えている
グループなどリフト上から眺めていると初心者からなぜ
そんな難しいことをやらせるのかというような指導でした。

特に目を引いたのが、初心者にいきなり片足だけ板を履かせて
滑らせている光景でこれでは楽しくもないし、二度とやるまいと
思う人も出てくるだろうなと思うのでした。

私はスキーを一番最初に履いたのはスキーショップでまだ
ゲレンデに出る前に何も解らず初心者セットをどういう
物かもわからないまま買い求めいきなり自分の板で滑りだした
当時をいまでも思い浮かべることができます。

一緒に行った友達がどうしろという説明もろくにないまま
とにかくリフトに乗り、いきなり滑りだしたのです。

リフトから降りて見下ろすコースはまるで崖の様であり、
これをどう降りろというのかという恐怖に包まれたもの
でした。

滑るというより転げ落ちる中で、ハの字で制動できることを知り、
その日のうちにボーゲンで滑るということはできるようになり、
次にやるべきことも見えてきました。

そして、スキーの本などから斜滑降と横滑りを知り
急斜面の滑り方も知りました。

ボーゲンからシュテームターンに移り、上級者のように
板を並行にして滑ることもでき、上級者コースも滑れる
ようになった時に、もはや自分は上級者だと思い込み
あとは自己流にゲレンデのどこでも滑れるから自分は
上級者になったと思い込んでいました。

そのまましばらくゲレンデにも行かなくなり、スキーの
世の中ではカービングなる用具の進歩があり、板を並行に
して滑るという上級者の必須のスタイルも簡単に身に付く
というこの板は苦労して横滑りと斜滑降で身に付けたターン
がいとも簡単にできるというのは禁断の板のようにも思えた
ものでした。

今からやる人は簡単でいいなと思いました。

今の板は自動的にターンが始まり、角付けしてタイミングを
作ったり外向形を意識したりすることなく板に身を任して
すんなりと降りてこれるのです。

それなのに今のスクールでは初めて板を履く人にいきなり
片足スキーを強要したり、ボーゲンでダラダラと迂回コースを
降りてこさせたりしているのです。

こんなやりかたなら一切スクールにかかわらず自由に滑った
方が早く滑れるようになるのではないかと思ったりします。

私がかつて検定合宿コースで小回りを習いそれで二級合格の
きっかけを得たように本来の上達のメソッドは本当にある
はずであり今の用具に合わせた上達法と極意も存在して
いるが、オーソドックスなスキー教室ではまずそんな正統
的な技術を伝授せずよくあるようなテーマで疑似練習を
繰り返すようなスタイルに終始しているようにみえます。

この日も検定会というビブスを付けた一団をみましたが
生徒はお年寄りばかりでやっている内容は私が散々やらされた
高い位置から沈み込んでターンして二三回ターンしてみる
というものや内足重視のターンとか一目見ればなにを求め
何を要求して何をやらせたいのか解るものの続く生徒の
滑りはどれも趣旨に沿った人がいないという成果が得られ
にくい指導なのではというものです。

こういうのをみるともう二度と検定とかスキー教室には
かかわるまいと思うのですが、その反面今の悩みについて
スキー教師に対処法を聞いてみたいという欲求もあるのです。

今シーズンは長年追い求めていたものがあと少しで手が届く
ような今の滑りをちょっと先に全てが手に入るような感じを
感じつつ、気が付けばパラレルターンという基本をかなり
逸脱した自己流にも陥って自分よがりの滑りにもなっている
という自覚もあり、今こそただすために他人の目と正統派の
指導が必要だという感じもしているのです。

昨シーズンくらいでは自分ではもう体力的にも細かいリズムの
コブなど合わせられないと諦めていましたが、意外とどんな
変化でも合わせることはでき、斜面の雪質とか今までは凍った
コブなどは恐怖心が壁となりいきなりひとコブ目で飛び出して
しまうことにつながっていましたが、要はどこでどこを踏む
かだという簡単なことに意識が行き、今シーズンはこだわら
なければ滑りは演出できると思い出したのです。

この簡単な正しく踏むというのは正しく指導してくれる教室と
いうのはさがすのも難しく、スキー教室で指導員などをやっている
人はもともと地元のスキー慣れした人が多く、私たちのような
レジャーでやるスキーと上達に向けた意識が違い、どこを
刺激すればどう変わるという教えるコツなども持たず、最近は
お年寄りをほめて帰すだけの教室なども多いように感じます。

普通にパラレルターンが身に付いた人にこうすればよりよい
ターンができるという指導と気付きを伝授するということは
凡人の悩みが達人の理解は得難いのと同様、無理な望みなのかも
しれません。

同じような凡人で苦労してパラレルターンにたどり着いた人に
私はこうしたらできるようになったんですよと体験を語れる
教師などいないものです。

昨シーズンまでは板とビンディングに対して、母指球の
あたりで接していて、板についているのはそのくらいで
かかとの辺りはいつも少し浮いていて踏まずにいるような
そんな板使いだったのではないかと思います。

ところが今年あたりからすべてのポイントで板が踏める
ようになり、板の先からかかとから後ろのどこでも板の
場所を使えるようになったようで普通に今まで滑ったら
前は板の前だけで滑っていたしそこしか意識が行かなかった
ものが踏むことにより板が加速する感覚ができ、より
筋力で重力に抗するだけの滑りから踏んで走らせる
ことに意識が進んだように感じます。

そんな変化を感じるからこそちょっと教える側の意見を
聞きたいと思う気も出てきたのです。

それなのに見かけるスクールの様子は前時代的なものばかり
でどうしたものかなという感じを受けるのです。

先々週来た時にコブに入り、前のコブのままのゲレンデに
進歩のない自分の技術を感じ、今の意識で滑るとこう
変わるという実感を得るというテーマを持ってコブに
入りましたが、コブのリズム以上のことをしなければ
コブなりの滑りしかできないという当たり前の感じでした。

今思うとコブ教室でやった滑りがそのままできる感じですが、
そこまでやってもエッジで止めるのではない滑りと踏みという
今感じているテーマではないようなもどかしさを感じるのみ
でした。

これはまたコブラインを専用に滑り込みかつてやったことと
今つかみかけているものの違いを実感するしかないという
思いを強くしてあっという間に一日終わりました。

今日も最後のリフトに乗るときリフトの掛かりの人が
これで最後ですと言ってくれて最後まで乗ってくれて
ありがとうという意味でのあいさつがうれしい感じで
終われました。




コンビニ感覚の軽井沢へ

2017年02月15日 22時20分22秒 | スキー

二日ともロープウェイが運休してなんとも
不完全燃焼で満足な草津が味わえず、すぐにでも
リベンジをと思ったものの家族の都合も付かず
それでも草津で感じた滑りを確認する為に日帰りで
近いところを考えて最初は川場を考えたけれど一日滑るには
物足りない印象で日帰りなら一番近い軽井沢かと思い
久しぶりに出かけてみます。

なにしろ軽井沢なら二時間もあれば着いてしまうし、
リフト代を調べたらサービスエリアに置いてあるクーポンで
3000円台で平日はドリンク券と食事券が付いているという
お手頃価格です。

久しぶりに通る上信道は横川サービスエリアが工事中で
下り線はほぼ終わり車の並ぶ方向が変わっていました。

しかし、これは何年か前に作り直したばかりなのを前の通りに
戻したのです。

さらに上り線は工事中でかなりの不便を感じました。

最近サービスエリアのリニューアルは盛んですが、これは必要な
施設の改変なのか疑問です。

最近テレビなどでもグルメ番組としてサービスエリアで食事して
芸能人が食べ歩くなどというものを頻繁にやり、ただ高くてまずい
これといって取り上げる価値などないようなものをさもあげつらい
喧伝しているという印象で、何もうまいものなどありません。

とは言え私はこの横川のサービスエリアでよく釜飯を買い、
お土産にザーサイを買います。

その他、駒寄の飲むヨーグルトとかお気に入りのものがあります。

最近は話題にならず、逆に前より料金の割引もなく、高い
高速料金を取られていますが、サービスエリアなど直すのなら
トンネルの安全とか道路の安全と料金の値下げに努力して
もらいたいと思います。

特にひどい土曜日曜の渋滞など全くひどいものです。

それに輪をかけるかのようなプレミアムフライデーなど
全く政府は現状を見ていないのかと思います。

先進国などでは冬にスキー休暇というのがあり、それも一遍に
とるとスキー場が混むので地域ごとに割り当てがあるという
気の利きようです。

さて、実際に二時間で着いたコンビニ型スキー場の軽井沢は
昔のままでコブのありかまでそのままです。

コース以外は土が出ていてほとんど人工雪です。

リフト券は4200円とまあ他とそんなに差はありません。

最初見ていた料金は春とかオープンの時のものでトッフシーズンの
今は当然の価格です。

ただ、ここもガーラの時と同様リフト券を買うのに長い列が
ありました。

平日でしかももう十時過ぎなので当然ガラガラなはずなのに
長蛇の列で窓口は5つくらいあったのです。

まあこれが都心からも近く新幹線の駅からも歩けたり、近くに
アウトレットモールがあったりという当然の立地から来るものか
学生が休みとなる今の時期だからか今までにない混みようでした。

とは言えコースに出るとリフト待ちもなく滑っているのはいつもの
平日のゲレンデです。

草津でつかんだものを試すのですが、まず雪が滑らないのに
びっくりしてまたしてもワックスがあっていない感じです。

こんな滑りづらい雪だったかと思うとともに草津で考えたことが
まるで通じない自らの技術が今までここで練習したことと現在と
何が違うのか考えさせられました。

今まで細かいこぶが滑れないのならば細かいリズムのコースは
滑らなければいいと思いはじめていましたが、その細かいこぶの
滑り方が分かった感じがしたのが草津での一日天狗にいた成果であり、
気づきでした。

それがやはり通じないと思うとともに今までは自分はうまいと
感じていたことに愕然と下手さにあきれるのでした。

今まではこのダメなことに気が付かなかったのが今は気が付ける
という点で上達というか進歩があったのですが、それではどうするか
という新たな問題もでてきました。

というのも頭の中では今まで滑れなかった横コブも天狗のコブ
ラインもこうすれば滑れるというプランがあったのです。

それなのにそれらよりかなり難易度の低い軽井沢のコブラインが
ことごとく前ここで滑った時期より滑れないのです。

最初は雪のせいにして、次に体力のせいにして体力が満タンの時なら
と思った瞬間違うアプローチが浮かびました。

これも神立のオリオンと天狗の壁の御陰です。

お昼は12時もだいぶ過ぎたのでいいだろうとレストランに行くと
満席だといいます。

平日だというのにどうしたことかという感じです。

これは今年の特長です。

意外と平日でもスキー場は混んでいるのです。

近くのアウトレットに食事に行ってもいいのですがひとり
なので面倒なのでどこでもいいからと席を取り、空いたからと
また席を移動してやっと落ち着いて食事できましたが、その味は
またがっかりするものでした。

生姜焼き定食ということなのに生姜の味がしないばかりか
甘いたれが強く塩辛くもあり、咽喉が乾く代物でした。

こんな食事処でも平日満席になってしまうというのはこれは
もはや民度のせいかと思ってしまいます。

まあそんなことも今に始まったことでなし、いやなら防御策は
あるのです。

つまりは弁当持参ですが、それに対抗すべくスキー場が
ランチパックなる料金体系を打ち出しその攻防が続くわけですが
今では四時間券とか午後券とかあるので本来の味とサービスで
事業を拡大していく方向に戻すべきなのではと思います。

ただ、平日でこの味でこの混雑という現状を見ると改善は
望めないでしょう。

さて、コンビニ型スキー場として昔のゲレンデガイドにもその利便性と
軽井沢という言葉の持つリゾートとしての魅力とその後の施設的発展と
何もかもそろっているかのようでいてここで泊まっていこうとならないのは
二時間で帰れることといい温泉がないのです。

日帰り温泉の施設も全くないわけではないのですが、少し離れていたり
1000円以上もして少し躊躇してしまいます。

今回はコブを少し攻めきれない感じで終わりまた来週来ようかと
思い帰りました。


今年の草津は

2017年02月03日 21時46分21秒 | スキー
朝食事のためにロビーに出てくるとやはり
昨日につづきロープウェイが運休していると
いうニュースを知りました。

まあ前回の時と違い天狗の壁は開いているので
今日一日そこで小回りをすればいいとそんなに
落胆もしませんでした。

朝食会場で先週の湯沢での食事に比べたくさん種類が
あり、やはりスキーはここがいいなという思いを
またするのでした。

フロントでリフト券を買うと風で一番下のリフトしか
動いていませんので2000円と割安となりました。

現地で買うと一日券の割引があるのかは不明です。

昨日、三時くらいでも普通に午後券を買う人が多いのに
びっくりしましたが、一日券の料金位気にしない人が
スキーには来るということのなのでしょうか。

あの迷彩服の団体は帰ったらしく今日はいなくなり
修学旅行のスキー教室だけが目立ちます。

今の板ではパラレルターンの練習をボーゲンなど
やらないで教えるのかと思いきや結構昔のはの字で
右左などと声をかけているスタイルでした。

今日は本当に下のリフトだけなのでほとんど天狗の壁
を繰り返して滑りますが、上級者専用とか初心者は
ご遠慮してくださいとか表記があってもずっと尻で
滑って降りるような人がいます。

日本語が通じない人なのかこれはどこのスキー場でも
そうで上級者専用とか圧雪を行っていませんという表記は
中級者レベルの人が入るとどうなるのか解らないのか
コース上を立ち止まり危険な障害物になるケースをよく
見かけます。

一番困るのがコブのコースに入って止まり続けるボーダー
の人で、コブコースというものがどうゆうものか理解が
ないばかりか彼らがいるとスタートできないというのが
解らないのです。

春のコブシーズンにはさすがに慣れた人ばかりですが、
今年は特に初心者風のポーターとかスキーヤーとか
やたらと無謀な滑りの人が目立ちます。

ゲレンデのコースよりレストハウスや食事場所にいる人の
多さも感じます。

一日ここで小回りをしてまた気が付くこともありました。

ロープウエイが運休しているのでいつもより早く上がり
明るいうちに帰りました。

新事実に気づくいつもの草津

2017年02月03日 00時44分20秒 | スキー
私は今まで風邪などひかなかったのに今年は
どうやら風邪らしい症状に慌て体力の涵養に
務めどうやら撃退できたし、その仕上げに草津の雪
と温泉を楽しむことを考えました。

もう何十年も風邪などひかないと思っていたら
同様に何十年ぶりの突き指もして、これなどは
バスケットボールの長い経験からして、初心者の
経験するもので、体がもはやそのレベルに戻って
しまったのかと愕然とするような出来事でした。

そんな体もこの草津のスキーですべて回復する
つもりでいました。

上越のモチモチした雪から上質の草津の雪でまた
スキーができることと日本一の草津の温泉が心身ともに
癒してくれると期待しました。

スキーに対しても神立と湯沢三山巡りで色々と刺激を
受け、また滑りにもあの縦に行く滑りはどうすればいいか
コブ滑りも思い出した感じがしました。

それを早く試したくて乗り込んだ草津はまたもや
強風でロープウェイが運休していました。

それでも滑る気満々の私は青葉山まで滑れればよしと
して上越で感じたこととどうすればいいか考えていた
滑りを試みます。

風邪のせいか肺が腫れ上がるかのようないつもと違う感覚も
あったものの一日目はあっという間にリフト終了となり、ホテルに
向かいます。

今年もいつもの迷彩服の団体がいましたが、かつての
年寄りがグループで滑っていたりとにかく年寄りぐらいしか
いなかった草津も色々な団体や国の人や年齢層もスキーは
年寄り、ボーダーは若者という分断のイメージもなくみんな
楽しんでいるという感じを強くしました。

ただ、こいつら脳みそという器官が存在するのかという疑問を
抱くような経験もして特にリフトにこちらが滑りこんでノン
ストップで乗り場まで行ける勢いをキープして計算して
滑りこんでいるのに対して、ノロノロと歩いて乗り場に向かう
人が場所を塞いだり、さらに後ろに私がいるのに乗る直前に
ポケットからリフト券を出すようなのが結構いるのです。

こいつらは今までスキーというスポーツをしたことがあるのか
という疑問とまあかつてはリフトに乗るのに行列がつきもので
雑誌にリフトの攻略法などという行列の並び方が記事になる
くらいの一大問題に対して今の人は自分の行動で後ろの人を
待たせることもリフトをさっと乗る意義などもまるで忖度
しないのだ、まあこれはゆとりなどと責めることなく諦めに似た
感慨を持ちせめて気持ちを怒りに振れないように宥めるのでした。

午後には風がさらに強くなり、青葉山のリフトもとまり、下の
三本のリフトしか動かなくなりリフト待ちもできるようになり
ました。

修学旅行の団体がいてこれがホテルに行くとなんと同じホテル
だと知れ、これはせっかくのリゾート感覚がだいなしかと
思いましたが風呂時間や食事時間が別れていて別にいやな気分に
なることもなく、いつも通りの食事と前来た時より少し内容が
違っていてやはりトップシーズンで料理の種類もいつもの感じに
なり安心しました。

あとはひたすら体力を回復するために早く寝るのみです。

三山巡りを終えて

2017年02月02日 23時51分35秒 | スキー
三つのスキー場を巡るなんてかつての私なら
時間の無駄とひとつのゲレンデにとどまりコブの
ラインをひたすら滑ったりしていたものです。

これもひとえに郷愁という昔の思い出を蒸し返すと
いう悪習です。

それでもイメージを更新できたことは悪くはなく、
色々と気づかされたことや日々物事は進化するという
当たり前のことも気が付き、春節でにぎわうのは
もはや上越のゲレンデも日本人だけのものでなく、
家族で楽しむ東南アジア系の人が非常に多いことや
かつてのイメージと彼らもまた様変わりしてきたことを
認識させられました。

まあそういう変化に出会うのが旅であり、日々更新して
また新しい考え方も生まれます。

昔の思い出などに浸りたいなどと思うのはろくなことは
ないのです。

今回の上越のゲレンデはいつも滑る草津の雪とはまるで
違い滑りの進歩のなさを痛感させられるのですが、また
違うことにも気が付き、まっすぐコブを滑る人を見て
コブ滑りにもまたヒントを得たのです。

そして、上越から帰り何日かして私は30年ぶりにのどの痛みと
咳が出て風邪をひいたらしいのです。

私はランニングをするようになり風邪をひかない体力を
身に着けたとずっと思っていたのですが、それでもノロウィルス
による嘔吐と下痢は体験しており、体力があってもウィルス性
疾患であるインフルエンザやノロなどはかかるのだということに
愕然とする思いがします。

ウィルスが感染するという状況を防がない限りいくら体力を
自慢しマスクもせずに狭い空間に保菌者といれば罹患する
のです。

一人で上越に行っていつもはしないような行動をとったというのも
そもそも三十年ぶりの風邪を招いたようで縷々反省をするのでした。

それでも幻のオリオンを滑れたり、久しぶりに縦にコブを行く人を
みたり、韓国人や中国人の家族連れの見分け方を新しく見つけたり
新たなものの見方もできたのでこの風邪をひいたのも何か意味が
あったのではないかと思うのでした。

三山巡りのつづき

2017年01月27日 23時56分54秒 | スキー
ガーラスキー場も私が持っているイメージは
スクールや検定に通った頃のことで、昔は
モーグルのオリンピック代表がいるスクールとか
コブにも力が入るスキー場で検定員も日本を代表する
面々による検定とかアルペン代表の佐々木明が滑っていたり
雑誌のインタビューを受けたりと色々と思い出もあり、
親しんだ地でもあるのにコースはよく知らず、特に
南エリアや北エリアなどよく知らないのです。

とは言え滑っているうちここは初めてでなく前に滑った
記憶がよみがえり、そのコースの印象は

不整地などもあまり滑りこまれていない
感じでコブにもならず完全な不整地は新雪ながら突っ込んでも
楽しくないものでした。

思えばコブのコースになっているようなラインもなく
一通りこなすと北エリアに向かいます。

ここは初めて足を踏み入れた時、自分以外スキーヤーは
いなくてみんなボーダーでものすごい疎外感を感じたのを
覚えています。

どんどん下の方にリフトを乗り継いで石打丸山に向かいます。

とにかく速足で回ったのはその日の天気予報が三時から
雨という予報だったというのもあり、滑れるうちに全ての
コースをと先を急ぎました。

やっと着いた石打丸山はやはり昔の記憶通り一枚の大きな
バーンがただまっすぐ下に同じ方向に向かう簡単な構造の
斜面でその斜面の中に民宿やら食堂やらがある昔のスキー場
です。

これだけ多くの店がいまだにあるというのもすごいことだと
思います。

スキー人口が減っているとはいえ上越は首都圏とのアクセス
のよさとその距離によりまだ存続可能なのです。

標高は低く、雪質はいいとは言えず、ガーラなどがゴールデンウィーク
までやるのにこちらは三月くらいでおわりです。

なんともレトロ感にあふれたゲレンデとモーグルコースと
ゲレンデマップにあってもコブのないコースとかコースを
みわしても繰り返し滑りたいようなコースはなく斜面にも
魅力がないのです。

それに一方向に流れる一枚バーンのゲレンデのくせにリフトの
アクセスはよいとは言えず、繰り返し滑るのにも入口が改札口
みたいになっていて一旦停止させられてまた漕いですすむという
アクセスの悪いリフトばかりです。

斜度変化と地形変化も少なくどこをどう滑ろうかという興味も
沸きづらいゲレンデで一通り巡るうちになんとなくもういいかと
諦めにも似た感じを抱いてしまうのでした。

結局三山巡りをしてもその楽しさというよりリフトに乗る義務
感ばかりでコースを楽しんだり、魅力を探るなんてところまで
行かないのです。

そんな諦め似た厭世感の漂う中見つけたのが、今ではもうみる
ことがない横掘れのコブラインです。

これは急斜面の不整地にできるいまだにこれだけはライン通りに
降りることのできない難攻不落のテーマなのです。

このラインができるのは他では草津と志賀高原くらいで私の
希望はこのラインを昔のモーグラーのように縦に板を横にしないで
空気椅子に座ってちょこちょことストックを動かす滑り方で
降りてみたいと常に思っているのです。

モーグルの世界でもターンはカービングなどといいだし今では
この滑り方をゲレンデで見ることはなくなり、できるコブの形も
昔と今では違います。

かつて通った八海山のコブスクールで縦の滑りというのも
やりかぐらで一時できるようになったと思った時期もありましたが
シーズン最初の凍ったコブに出会うともうあの滑りは幻であった
かのように昔のズルズルドンという滑りをしているのでした。

神立のようにモーグルコースに基礎コブから細かいこぶまで
あり、どのようなコブにも対応しているというようなスクールも
あるようですが、結局あの昔の滑りはもはや誰も知らず、教える
人もいないのかと思われました。

しかし、この横掘れのコブを見るとなんとも沸々と挑戦する
気持ちが沸き上がるのでした。

神立のコブを滑った時に基礎コブなら終日ライン通りに降りられ
別に満足感もなく達成感もなく滑れるということと、細かいと
昼過ぎの深くなった時に急にラインから飛び出してしまうことがあり、
結局制動と板を横にしてしまう時間が長くなり、そこから立ち上がる
筋力がスタミナを奪い切り替えのタイミングを逸しているというのが
今までのコブに対する感慨と対応で滑りを変えないとどんなコブでも
滑りきることができないという悩みに突き当たるのでした。

ただ、神立のようにリズムの長いものなら滑れるということなら
別に細かいこぶには入らないということでよいのではないかという
逃げの考えも出てくるのでした。

それでもゲレンデで見かける光景としてはこぶを攻めてるという
感じの人でなくても普通にゆっくりたどってくるような感じの人
でもラインを完走するのを見るとやはり自分の滑りは間違って
いるのかという疑問もわくのです。

というわけで、この横掘れコブを攻めてみるとやはりサイズ的に
無理な感じに思え板をこんなに横にしたら次のターンに間に合わないと
思えます。

それでも降りられないことはないなあとその脇のラインなどは
降りられるのです。

そんなことを思いつつリフトからコブを観察しているとなんと
往年のモーグラーの様に板をまっすぐにしてその横掘れを
滑った人がいました。

意図してやったのかたまたまだったのか三コブくらいで
合わせられずに飛び出して止まっていたのでよく解りませんが
なんかコブをもう少し滑って見るかと思わせるものでした。

ただ、ここではあまりリフトの配置が良くなく繰り返しあの
コースを滑るリフトもなく、時間的に雨の時間が迫りつつあり
いつかコブだけこのコースを滑りに来るかと心に留め
ガーラに戻ります。

三つのスキー場を巡ってきて思ったのは、このガーラが
一番リフト係が対応よく気持ちの良い接客をすると感心しました。

マニュアル通りにありがとうございますとかお辞儀をする
所はよくありますが、私のように繰り返し同じリフトに
毎回同じ言葉を繰り返してお辞儀されると逆に馬鹿にされて
いるのかのように思えますが、ガーラの人は毎回明るく
ああだこうだと話しかけそれが決まりきったことでなく
楽しそうに接客している結果に出る言葉の様で楽しいゲレンデを
自ら演出しているという自負を感じます。

決して押し付けでない対応にこの界隈一の雰囲気をだして
いると思いました。

特に感じたのは、コーチで最後のリフトだなと乗った時でした。

折から降り出した雪は風と真っ黒の雲とともにやってきて
見る見る辺りを暗くしてリフトに乗っているとウエアに降り
積もるように猛烈な降りでした。

そんな中でのコーチの営業の終了のアナウンスの中乗った時
これが最後ですねと言われたのが妙に新鮮で最後まで乗って
くれてありがとうということだったのかと肯定的に受け取れる
声かけでとても気持ちよく最期を迎えられたのです。

下山のためロープウエイ乗り場に着くとゲレンデには人が
いなかったのに降りる人は長蛇の列でこれは簡単には降りられない
と思っていたら一人の私は一人乗り場からあっさりと列を回避して
待ちなく降りられたのです。

降りたら下は猛烈な雨でした。

上越だと二月に雨が降ることはあっても一月のトップシーズンに
こんな雨が降るとは意外でした。

まあ天気予報通りだとホテルにより温泉に浸かり帰るのでした。

この後、郷愁の三山巡りの後私にとんでもないことが起こるのでした。



郷愁の三山巡り

2017年01月27日 23時55分55秒 | スキー

猛烈な寒波が連日雪をもたらしていたのも私が
上越入りする前までで、昨日の神立といい今日といい
イメージしていた寒波のスキー場といつも滑る草津の
寒さとも違う温かさでした。

それはコブなど滑ると汗が出るような温かさなのです。

もちろん雪はぐさぐさで未圧雪でたくさんの雪がある
斜面でももはやサラサラの粉雪ではなくモチモチした
上越の特長のあるものでした。

つまり雪質はよくなくワックスがあっていないのは
初日から解っていました。

それでも滑れなかった幻のオリオンが滑れたり新コースに
魅了されたり楽しい上越のスキーは二日目になりました。

さて、昨年末以来のオータニは昨年末に感じたゆったり感は
なく、以前泊まった時の団体旅館の感じにもどりあわただしい
感じと騒々しさは同じでした。

朝に今まで気にもしませんでしたが、フレンチトーストがあり
死ぬほどうまいとか世界一うまいとわれたオークラのフレンチ
ーストを思い出し食べてみました。

前回と違いビュッフェで前回なかったおいしいと感じた納豆が
あったもののフレンチトースト同様なぜかいまいちな感じに
今回は感じました。

さて、二日はどこで滑るかというとまず考えたのは今まで滑ったことのない
スキー場ですが、どこもピンとくるものがなくそれに何処もそういった所は
神立より標高が低く、これだけ暖かくなるとどこも雪が融けてコンディション
は悪くわざわざ行くに値しないでしょう。

さらに一人でそういう初めてのところへ行くと余計疎外感と孤独感が
助長されるという経験もあり、逆に昔の思い出に浸るかのように折角
上越に泊まったのだからその立地から湯沢高原とガーラ湯沢と石打丸山
三山を巡ることにしました。

宿から上越高原は近く、宿に車を置いたまま歩いてもよし、送迎バスも
頻繁に出ており三山巡りできるのです。

ただ、この三山巡りはリフト券5100円にランチパックなどの割引は
なく、もちろんシニア券にもあてはまりません。

元々山の稜線でつながっているコースながらこの稜線のコースは
コース外で通行には厳しい目があります。

ではどんな接続かというとかつては知っていたもののもう何年も
滑っていない上に日帰りの基礎スキーヤー時代ではそんな
無駄なことは時間も金ももったいないと興味もなかったのです。

そもそも上越高原の記憶もずいぶん古いもので多分十代の頃
以来かもしれません。

それにガーラは今まで何度も来ていますが、それは平日に検定を
行っていた数少ないゲレンデでありビデオ撮影してくれるスクール
に通ったからでもあります。

そして、その時に滑ったのはスクールと検定で使うジジとコーチ
のみなのです。

南エリアなどいつも春に行くから開いていたこともないのです。

石打丸山も十代の頃日帰りで一度来ただけです。

べったりと同じ方向に延びる単調なゲレンデという印象しかありません。

そんなわけで独り身の単調と寂しさを紛らわすべく三山巡りを
決行します。

さて、それならば車置いて行くのが経済的ですが、ここで思うのが
やはり独り身の自由を最大限謳歌すべく、ゲレンデに近い駐車場に
停めることです。

ホテルだと鍵を預けていかなくてはならずスキー靴に履き替えて
荷物を車に積んだり何かと面倒なことが気にかかり、ガーラまで
車で行くことにしました。

毎年ガーラに行くたび色々と驚かされるのですがこの日もまた
びっくりなことがありました。

なんといつもどおり平日のこの日私が車で着くと一番奥の方
しか空いて無くてリフト券売り場に着くとなんとどの窓口も
人人で一杯なのです。

そして、いちいち券を印刷して渡しているのでなかなかその列が
進みません。

やっとの思いでゲレンデに上ると昨年のゲレンデと違い橇コースの
位置が変わっていてジジに行くりフトの隣のリフトも動いており
なんとも人がいっぱいです。

そういえば昨日の神立も駐車場に車が一杯だったのを思い出します。

あれだけの人がいてそれでもかつて春スキーで通った頃のゲレンデ
に比べると滑っている人はまれで不思議な感じです。

まずはガーラから湯沢高原に行きます。

私のイメージでは一番高いコーチから山の稜線でつながっている
のでそのまま滑り込めると思っていましたが、そのコースは高く雪が
積まれて通行止めで連絡コースがあるらしい南エリアに行きます。

初めての南エリアは豊富な未圧雪バーンと圧雪バーンが同じくらいの
コースがあり、滑っている人は全く見かけず快適でした。

二回づつ各コースを滑ったところでリフト係に湯沢高原に行く方法を
聞くとあのケーブルで行けということでその建物に行くと今まで
動いてなかったものの人がいると時間で動くらしく、簡単に湯沢高原に
着くことができました。

宿で日によってはバスでしか連絡していないということだったので、
どうやら滑る連絡コースは今では使われてないもののケーブルは普通に
つながっていて、ただ、利用者が少なく利用が限られていると予想
される日は運休してしまう日もあるらしいと想像されます。

湯沢高原に着くと一通り滑り、修学旅行の団体などいるもののガーラ
とは客層が違う感じで随分さびれた感じがします。

コースもコブコースやモーグルコース不整地はなく、下まで降りてまた
ゴンドラに乗るとかつての記憶のものより大きなものにびっくりしたり、かつてこの
ゴンドラが舞台になった小説を思い出したりしました。

昨日に続き今日も天気が良く見晴らしを楽しんだり、他のスキーヤーが
ほとんど中国人家族のスキーヤーだと発見したり、昔との違いを色々と
発見してここも二度づつ各コースを滑ったのでガーラに戻りました。

かつて外国人スキーヤーと日本人との違いのポイントがここ数年変わって
来ているのも気が付きました。

しばらく少なかった韓国人グループもインドネシアなど他のアジア系も
増えています。

そんな変化を感じつつ、かつてのイメージや思い出の印象もどんどんなくなり
日本人より多い外国人たちに思い出も占拠されてしまうのかと
感じるのでした。

上も下山コースも滑り一通り見尽くした感と喪失感を抱いて時計を
みてガーラに戻ることにしました。

それでもまだお昼前でした。

石打丸山編はまた続く


幻のオリオン顕実す

2017年01月26日 23時41分54秒 | スキー
いろいろとあって家族が今回旅行に出れなくなり、日程変更
を行って手続きを済ませた後、キャンセル料のやり取りをしたり
電話でそれらの手続きをしたらやはりどうしても自分は予定通り
スキーを一人でも行くかという気になり、改めてネットで予約を
することにして検索すると昨年末に泊まったオークラがひとりでも
取れたので上越のスキー場を訪れることになりました。

前回の時にはかぐらしかやってなかったわけですが、今回は
連日の豪雪でどこのスキー場でも選び放題です。

ですが、こうなると私が行くとすればそれはもう決まっています。

このトップシーズンならまだ多分滑ったことのない名物的な
コースがある神立です。

十代のころ神立に行ったころは多分滑っているのですが、この初期の
頃のスキー場の記憶というのは今とはずいぶん違っていて今の技術
レベルとも違うので全く印象が当てはまらないのです。

これは一種つまらないことで、最初のころものすごい恐怖心をもって
記憶された急斜面も今滑るとなんとも無い中斜面であり初期のころの
思い出もあまり壊さない方がいいという経験をしてからそっとして
置くということも学びました。

ただ、どこのスキー場も最近は急斜面を売りにすることはなく、
下手に場外に迷いだしてしまうようなコースはことごとくクローズ
してしまいます。

ところがマックアースだけは全てのレベルのスキーヤーの満足を
目指すという素晴らしい経営方針のため閉鎖されたスキー場を
次々に経営権を取得し甦らしています。

こういう中高地の山間地というのは昔から行政と国の方針に
翻弄された開拓地であり、かつて主力産業が農業であったころ
こういう地域は盛んに開墾開発に充てられ積極的に民間にあてがわれ
開墾村が発生しました。

それらはその高地で斜面な土地で農地には適さず、牧場やら
牧草林業などあらゆる開発をされ、定着を目指し国が
後押しして開かれたもののそれが定着するより失敗し、スキー
やゴルフなどレジャー産業が伸びだすとそれらにとって代わる
地も増えました。

それも国の後押しで国策スキー場とか国策牧場とか国策林地など
税金がばらまかれてもろもろのしがらみが絡み合う複雑な様相と
なりバブル崩壊とともにスキー場がつぶれだすと元の山にもどる
地がほとんどですが、元々地方のコミニュティとつぎ込まれても
誰もその成果に妥当性など顧みない税金とか補助金はこれらの
整理に複雑な権利関係としがらみを生み誰も手を出せないリゾート
地などというのは日本中にあふれています。

ただ、マックアースはこれらに実利的なアプローチで施設の
取得とか土地の所有に忖度せずスキー場の経営のみに特化して
数々のスキー場をよみがえらせてくれました。

これは私のようなスキーヤーには大歓迎で、国とか行政とか
道の駅のように経営権に誰でもアクセスできないところに
ただスキー場を経営するという単純な事業に実利的恩恵が
あるのです。

つまり、あの幻のあのスキー場にもう一度立ちたいという
思いは誰しもあり、その代表は今ではあの新井でしょう。

多額の負債を抱えて倒産なり整理されると施設の所有権には
複雑な権利関係が存在し、土地には国立公園とか国策で開発
となると営利企業には取得できないなどの制約もあるのです。

今回の神立もマックアースが経営する前には町議会で賃貸が
否決されスキー場が開かれない年もありました。

もし資金力を背景にしたり地元有力者の企業とか今までの
やりかたなら再生してもまた破たんという繰り返しが続いた
かもしれません。

ところが施設さえ取得することを断念し、ただ使用して
スキー場をオープンさせ雇用と市場を創造するという
彼らの行動は誰もほめたたえNHKの番組にもなりませんが
私は彼らをずっと称賛し続けます。

というのもかつての名物コースが復活するばかりか年々
未圧雪の新コースを新たに開発するという努力がなされて
いるからです。

大体いつもスキー場の料金とその経営に対しては
疑問があるのです。

冬の関越は土日は毎週渋滞でそれを経験すればもう
スキーはこりごりと思うはずです。

行政もこの資源と時間の無駄をむざむざと見過ごしては
ならないのです。

というのもこの道路は越後への生活道路であり、それが
レジャーのためにいつも渋滞というのは社会の損失であり、
エコにも反するのです。

日本の社会構造や働き方改革とか話題になるのにこの無駄が
見過ごされているというのはなぜでしょうか。

もともと大企業に勤め週休二日で田舎には年末年始とお盆に
帰るというような人たちを守るために派遣労働という働き方を
政府は容認したのです。

これはまだ世代間の格差がこれからどのようなひずみとなり
日本の豊かさを脅かしているかまともに考えられていませんが
長時間労働とかブラック企業化といった言葉でそれらは現実に
ひずみを表しています。

今一度豊かさとか幸福というものを人々が考えてみるときかも
と思います。

富の平均化とか再分配ということで税の使い道があるのですが、
民主党政権下で道路より人として公共事業をやめて子供手当が
充実されましたが、やはりそれでは景気刺激にも安心して子供
を生める社会ともならず、民主党政権は何も生まないと落胆と
人々の無関心を呼ぶだけとなりました。

しかし、マックアースのように人々を豊かにする工夫はある
のです。

その思いをまた確実に現実として体験すべくあの幻のオリオンが
今は滑れるだろうと出かけたのが神立です。

その選んだ理由のもう一つに久しぶりに神立に来た時にかつて
よりそのスキー場の雰囲気が明るかったことです。

というのは普段スキーヤーとボーダーという年寄りはスキーで
ボーダーは若者という分断があり、やたら斜面に居座るボーダー
は邪魔者であり、お互い歩み寄る気配もありませんでした。

ところが最近はその年寄りはスキーヤーで若者はボーダーと
いうのは当てはまらなくなりつつあり、若者でもスキーヤーは
沢山いるし、じじいのボーダーも珍しくないのです。

基礎スキーヤーというのは平日日帰りでスキー場に通いその
技術向上のためにひたすらリフトに乗りまくるというストイックな
雰囲気に包まれていました。

だからスクールで一緒になっても誰でも彼でも仲間となり
顔を合わせるとあいさつするかというとそうでもなかったのです。

そんなこともあり、すっかりリフト上では無言ということが
すっかりなじんでいた私に神立のリフトだけは久しぶりに
訪れた時にすばらしい晴れの日でみんなが明るく話しかけて
きて一人のおっさんのスキーヤーでもいつも感じる疎外感とか
孤独感がないゲレンデでした。

連日大雪のニュースが続く中、狙い通りオリオンはしっかりと
空いており思う存分滑れました。

そして今年から開いたコースもありそちらもとてもおもしろく
これから他のマックアースのゲレンデと同じくホームページ
などであらかじめ知っていないとどこがそのコースで入口か
すらわからないのです。

神立のモーグルコースはアクセスが良くないものの
私でも滑れる基礎コブから細かいこぶまであらゆるリズム
のものがそろいボーダーは入れないようになっています。

スクールもコブと不整地と色々なものがあるのですが、
私がやりたいコブ滑りはそういうスクールでは教えて
もらえないのです。

かつてかぐらで参加した八海山のスクールでのコブキャンプでは
私の望むすべてがあり望む滑りが出来たのです。

ただ、その後それを忘れたかスクールの中だけ有効だったのか
出来なくなってしまいました。

ずっとそれを追い求めているのですが、ならばまたコブ
キャンプに行けばよさそうなものですが、最近のかぐらの
コブのでき方を見ればこれはもはや私が望むものではなく
昔のように滑る人もいなくなり、当然教える人もいないと
思えます。

そんなことを神立のコブで思うのでした。

何を求めてスキーへ

2017年01月13日 23時45分40秒 | スキー
昨日吹雪のような状況で、山頂駅の寒暖計では-11度という
表示も見える中、全くそんな寒さも気にすることなく、リフト
の掛かり人の苦労に申し開けなく縮こまることなく最後まで
滑ったのは、やはり草津の醍醐味があったからでしょう。

宿で温泉に浸かり、こんな秩父より寒い山の中にそれも寒波が
襲来しているという大変なときに来るのかというとこの充実感と
得難い非日常感があるということです。

この寒さにさらされた雪は群馬県では珍しさらさらの雪であり、
冷たい風に研がれ踏むときゅきゅと音がするそんな雪が無圧雪で
たっぷりあるのが本白根の壁です。

昨日からの雪で昨日散々踏み荒らしたところも見事に自然パック
と新たに雪でコーティングされ、誰も踏んでいないファーストトラック
を何度も味わえます。

さすがに金曜ということもあり、私同様同じところを何度も滑る
人がいて独占という感じではありませんが、これは逆に同志がいる
ようで心強い感じもし、一番旬のものをいただいた満足感もあり
ました。

お昼に一旦天狗センターまで降りたら、朝は開いてなかった天狗の壁
が開いていました。

既に何本かのシュプールがありやられたという感じでした。

しかも、スキーヤーが付けたきれいなリズムカルなシュプールは
なく、ならばとばかりに入ってみたら、雪が全く滑らないぐさっ
ぐさの雪で深くターンしたら止まってしまうような普通の板では
難しい斜面でした。

どうにか転倒しないように滑るのがやっとです。

いつもつるつるかコブコブの難コースですがまだ踏まれていないと
上のフカフカのパウダーとは違う雪に苦戦しました。

寒い草津ですが、山頂付近はいつも雲が流れ雲の切れ間に晴れ間が
除きその時だけ時間が止まったかのような不思議な暖かい空気が
流れたり不思議感覚に包まれる瞬間があるのです。

この時季だからこそ感じることのできるものがある。だからこの
一番厳しい時期に来てしまうんだなあと思うのでした。

再びの草津

2017年01月12日 23時35分53秒 | スキー

暮れにあれだけ嫌な思いをした草津なのに、
さらに寒波が来て、三年前に24時間かけて帰った
記憶も新しいのに、敢えて寒波の極寒の草津に
来ました。

それはやはり滑れなかった本白根の壁や天狗の壁が
これだけ寒波が来て雪が降れば滑れるだろうという
期待もあり、それらの斜面を滑るのを夢見たのと
いつもの宿で年末の残念なスキー泊を払拭したいと
いう気分も働いたのです。

さてこの宿の予約にはいつもネットでやるわけですが、
最近じゃらんではヴィレッジはとりづらくそんなに
人気なのかと思うほどです。

昨年はよく利用したヴィレッジのHPでのオンライン予約も
かつてのように直前でも予約できたものが最近は空室の
表示がなかなか出ないのです。

これはすっかり宿の人気のせいだと思い込んでやっと
最近利用するJTBのHPでの予約で宿をとりました。

昨年ネット上で一番安いとここから予約したらいつもの
部屋より狭い部屋でちょっとがっかりだったのでそれ以後
使っていませんでしたが、その狭い部屋はでなくなり、いつもの
広さの部屋で値段もいつもの値段となりました。

値段については比較サイトなどでみればまたまだ安い宿も
あり、かつてかんぽの宿の伊東園ホテルなど値段で勝負の宿
もでき安く済ませることもできます。

ただ、ここまで色々な経験をしてくると求めるものは安くても
それなりのサービスとリラクゼーションと満足度を感じられる
休日であり、それにはそれなりの覚悟と徹底させるべきもの
もあるのです。

そんなわけでいつもの宿をとり、もはや風さえ強く吹かなければ
満足のスキーリゾートは完成するばかりとなりました。

正午ごろスキー場に着くとどうやらどうにかロープウェイも
動いており目当ての本白根のリフトも動いています。

午後券を買いまずは腹ごしらえをします。いつもの天狗の
センターで見慣れたメニューから何にしようかとみるものの
あまり魅力的なメニューはないのですが、今まで食べたことのない
ものということでラーメンなどのメニューを見て食券売り場から
調理場を見て愕然としたのは麺コーナーのすべてが冷凍麺を
解凍して作っているんだとそれだけで食欲も萎える光景でしたが
そんなことに気にすることなくお客たちはすごい行列を作って
います。

冷凍解凍料理なのにこの値段かという感じですが
それもスキー場相場としては当たり前なのかどうにか
しようという気があればどうにかできるのか、私にはどうにか
できるような気がしてなりません。

さて、山に登ると当たり前ですが、青葉山ゲレンデも開いていて
ろくに滑る人もいない随分年末からすると人が少ないのでびっくりです。

年末に草津の人気ぶりを感じましたが、それは所詮年末年始の
人込みであり、平日となればこんなものかという感じです。

予約の時の人気ゆえのとりずらさと感じたものも実際に宿に
着くと駐車場の空きやレストランのメニューでいつもの込み具合より
うんと少ないのでした。

それでも雪や宿の快適さは人がいない方がゆったりとでき
まあ満足度は変わらないのです。

本白根では第一ロマンスリフトから左に行く人はほとんど
おらず、いや第一ロマンスリフトに乗る人もまれという
感じで本白根の壁のパウダーは貸し切り状態です。

まあ平日ならこういう貸し切り状態のゲレンデはよく体験する
のですが、逆に申し開けない気分になり早々に退却したり、
引け目を感じたりするのです。

しかし、今日はそんなことはもう眼中になく、もう夢中になって
ここを繰り返してあっという間にリフト終了となりました。

不思議なのはこの人出でも本白根第二ロマンスリフトを
年末同様観光用として運航していたことです。

上に行っても見晴らしがいいわけでもなく、スキーで降りることが
できないにもかかわらず、なぜ乗る人もいないものを動かし
続けるのか全く疑問です。

吹雪の中のスキーを終えて宿に行くと今まで当たり前と
思っていたことの数々が実はこの宿の癒しにつながって
いたのだなあとつくづく感じるのでした。


草津国際スキー場は

2016年12月29日 23時55分54秒 | スキー

散々な思いでスキー場に向かうのですが、宿について
まず聞くことが浴衣のサイズとチェックアウト後にスキー
帰りに入浴したいのだがという問いに対していままでどの
宿でも拒否されたことはないのです。

今回も拒否はされないものの有料だと言われました。

その時点でこの宿にこれ以上お金を落とそうとは思いませんでした。

すぐに荷をまとめ出ていきました。

さて、スキー場に着くと意外なことが待っていました。

昨年同様ロープウェイの駐車場に行くつもりでしたが、何人もの
係員に誘導され一番手前の駐車場に入れられて、駐車場料金1000円
を要求されたのです。

これは初めての経験であり、かつてスキーを始めた若いころは当たり前の
この駐車場料金というのを何年ぶりで払うのでした。

それもいつもただで停めているところに停めたのにとられるというのは
なんともぼったくられた気分になりました。

ロープウェイが動いているといっても青葉山や天狗の壁、本白根の壁も
滑れないシーズンはじめの一部営業なのにこんなので本当にいいのかと
他のスキー場の対応を含め色々と考えないといけないのではと思うの
ですが、なにしろ昨日も滑っていないのですから滑って帰らないわけには
いきません。

一時は草津で滑らず軽井沢まで行ってそちらで滑ることも考えたのですが、
これからの移動とさらに混雑を考えるともろもろの物を胸に収めて滑り
出しました。

結局本白根ロマンスを繰り返しぐるぐると滑って山頂駅のレストランで
食事をし三時にリフト終了とともに下山するというまだまだ余裕のある
状態で温泉に向かいます。

するといつもはガラガラの温泉街が人でごった返していて、大滝の湯も
駐車場がほぼ満車でやっと停めるられもうこのままここで温泉に入って
帰ろとなりました。

900円なりの温泉料金も前より上がった感があり、それなのに中は混んでいて
駐車場を他のスキー場より早くとったりするのもこの人気ぶりから来て
いるのかという感じです。

教訓としては12月中はスキーは草津に行かないということです。


教訓的草津

2016年12月28日 23時55分54秒 | スキー
昨年のシーズン最初の滑りが草津でした。

それは長い間待ち続けた温泉とスキーの再開という
喜びの時間で楽しい思い出でした。

今回も早くその温泉とスキーの楽しさを感じたく
同じ時期に予約しました。

ただ、家族の予定が付かず私一人で行かなくてはならない
ことになり、色々と検索して満足のできる予約をしたと
思っていました。

というのは今まで温泉とスキーという人生最大の楽しみを
演出する宿にはどういう要素が必要でというのはよーく解って
いるつもりだったからです。

そして、重要なのは一人ではなくグループで泊まるというのも
重要なファクターであり、よい思いをしたいのなら一人は避ける
べきなのです。

一人でも楽しい思いをするのであれば同様の趣旨の人が集う宿に
予約して寂しくないようにしないといけないのです。

そんな旅もしてきましたが、そういう宿は新参者でも温かく迎えてくれる
雰囲気のある人気宿というのが各スキー場にはあり、みんな仲間意識も
強く、宿ごとに個性的な人が集うようになっています。

ただ、温泉とスキーということだとそれも限られていて設備的には
ホテル以外にはこの寒冷時期に泊まりたくないのが現実です。

一人でも受け入れてくれる宿というのは大きなかつては団体を受け入れていた
リゾートホテルやペンションで、どこもいつもの宿泊料金の1.6倍でひとりで
泊まると割高なうえに満足度は低いのです。

というわけで一人での肝心な点は一人の寂しさを紛らわすほどの食事で
あり、温泉です。

気にしたのは小さなペンションで寒さに震えてわびしい思いをしないこと
であり、検索でホテルを探し、三ツ星レストランで修業したステーキの
コースのあるホテルにしました。

これで一人での予約も一安心と思って出かけましたが、いざナビで行先を
入れたらペンションという表示が出て途端に不安に駆られました。

さて、いざスキー場に着くとロープウェイの駅に至る道が封鎖となっており
天狗センターに行くと満車状態でこんなにこの時期混んでいるのは初めて
見る風景でした。

そしてその原因がロープウェイが風で運転中止とのことで動いている
リフトは下の二本のみでした。

まあ、草津ではよくあることです。

ただ、果たして二本しか動いていないリフトに乗るべきか考えたら
これはどうしても無理がある気がして、しばらく駐車場で待機して
風がやむか様子を見ました。

二本しか動いていないにもかかわらずかなりの客が次々にリフト券を買い求め
なんとシーズンと同じ一日券の額をとっているのにびっくりです。

それにその日ケットしたサービスエリアの割引券など一月四日以降となっていて
完全なぽったくり状態なのです。

それでも誰も文句を言わず普通に券を買い求める人を見て日本は豊かな
国だと改めて思いました。かつて活気のある時代を経験した身からすれば
こんなほったくり状態は怒って暴れる人がでてそれを収めるために次回の
割引券や食事券などを配るのが常でした。

そんなこともなく、混雑した券売り場と行列のリフトと緩斜面のみの
営業に誰も文句も言わないのです。

なんとも悲しくなり、草津の街の散策とドライブに出て私は時間を
つぶすことにしました。

それも何度も来ているので別に特に行きたいところもなく、三時には
と宿に行くことにしました。

もっと早くチェックインできるか電話しましたが、誰も出ませんでした。

さらに着いてみると駐車場は斜めの狭いところで見るからにペンション
でした。

おどろいたことにエレベーターもなく最上階の五階の部屋のカギを渡され
温泉は一階なので何回も上ったり下ったりしなくてはなりませんでした。

スキーをしてないので体力は余っていますからいいのですが、部屋は
屋根裏部屋のようなベットに屋根が迫る息苦しいもので、さらに
ペンションの常として寒いのです。

リゾートホテルもそうですが、季節営業のホテルなども全館どこも暖房が
行き届いているというのはまれで寒い思いをするのです。

散々そんな経験をしているので宿の検索には気を使ったつもりですが
まさかの地雷を踏んだ気分でした。

さらに三ツ星レストランの味も怪しい食事で私以外は皆カップルで
食事会場は隣のテーブルもよく見える空間でまるで罰ゲームのような状況
だったのです。

コースもペンションで出るスープにニジマスにステーキというありきたりの
ものでした。

がっかりの旅行はこのままがっかりのまま終わるのでした。

ひさしぶりのかぐら

2016年12月16日 23時54分55秒 | スキー
朝、ニューオータニを出るときに駐車場には他の車は
なく、雪下ろしをしていたらスタッフがやかんをもって
フロントガラスにかけてくれました。

小さなペンションに泊まっていてもここまで気の利く
サービスはありません。

帰りに温泉に入りに来てもいいとのことで、せっかくなので
ナスパの大浴場に入っていくことにしました。

家族は宿の車で送迎してくれるとのことでそういった細かい
サーヒスが繰り返して利用する人を生むということを宿も
理解したようです。

こういったサービスはコスト的にたいしたことはなく、それでも
繰り返して閑散期の平日に利用してもらえばそれなりに効果は
あり、さらに良いサービスを受けたということはそれを忘れず
他の同様なものを求める客にも伝えて帰ってくるのです。

ただ、悪い面も同様な効果をもたらしやな思いをしたら2度と
そこには泊まらないとなるのです。

ナスパの大浴場は何度も利用しており、別に特に入りたいわけでも
なかったのですが、昨日と同じことを繰り返すのも芸がないと
帰りに入ったのですが、今まで気にならないことが逆に気に入り
ました。

まず、他の利用者がほとんどいなかったので設備の印象が前と
まるで違い、とにかく贅沢な感じとゆったり感があり、さらに
浴感もお湯の香りが依然と違い温泉の香りが強くそれだけで満足な
気分に浸れたのです。

いつもは走り回るうるさい子供にあふれているのですが、まだ
ここのスキー場はオープンしていないので人はいないのです。

ですから、ロビーの巨大なクリスマスのツリーや静かなラウンジでの
コーヒーとケーキなど実にリゾート感覚豊かに楽しめたのでした。

肝心のスキーの方は朝かぐらに向かう途中に2か所での事故を目撃して
豪雪地帯でも雪の朝は事故があるのだと気を引き締めるのでした。

そのようにしてたどり着いたかぐらは昨日に増して猛吹雪であり、
かぐら第一高速などは毎回とまり、スロー運転でかなりいつロープウェイ
が止まってしまうのではとひやひやしながら滑るのでした。

といってもここのスキー場は午後の終わりは早いので、お昼もろくに
食べずに滑るべきなのです。

昨日は実際、お昼休みなくジュースを一杯飲むのみの休憩でした。

今日は朝からなのでそこまで持ちませんでしたが、春先のように
ゆったりお昼をとるほどのんびりはできません。

これは天候がこれ以上悪化すれば下山もかなわなくなるという不安が
募るからです。

それでも午前中はひざ上まである雪のチャレンジバーンやジャイアント
とテクニカルコースを楽しみ、整地脇に作られたこぶコースなどにも
入ってみました。

午後には一通り滑った満足感といつ帰れなくなるかという不安もあり、
第一高速が止まると同時に下山します。

田代のロープウェイ最終が5時なので随分早い終わりに感じますが、
実際にはまともに滑るより午後は下山という意味合いが強く、新雪を
滑った疲労もあり、3時で上りは決して早いとは言えません。

駐車場は普段かぐらには送迎がない宿も来ており、他のスキー場が
オープンするまではそうして集客しているのだなあとその努力と
サービスに当然のような気もするものの頭の下がる思いもするの
でした。

それでもいつ上がるか予定の付かない悪天候と自由度の上から私は
あえてマイカー移動を選択してそれはそれで正解であり、かぐらから
上るのもこの時期正解だという記憶をとどめるのでした。

スキー場オープン時に心すること

2016年12月15日 23時56分54秒 | スキー
かぐらはこの時期新雪が楽しめるのです。

もともとかぐらというのはゴールデンウィークが過ぎて
毎週こぶ斜面を楽しむところというイメージでした。

毎週のように日帰りで通ったのですが、この時季だと
ベタ雪で一応こぶのコースも下まで通して降りられますが、
またシーズン初めの固いカリカリのこぶ斜面では滑れないと
いう繰り返しを続けています。

ただ、昨シーズン自らその圧雪整地されたカリカリの斜面を
一人で繰り返していくうちにコブとなったコースは滑ることが
できた経験からこぶ斜面として意識してはいるから滑れないので
最初から小回りで降りられる斜面はこぶだろうが整地だろうが
降りられるという感覚もできてきました。

とは言え年齢と体力はかつての様にはいかず、こぶ斜面を下りる
とハアハアと息切れはするは足のあちこちの筋肉痛も蓄積して
かつてリフトが始まりと終了までろくに休憩もとらずに滑って
いたのが今では昼も1時間はとるし、珈琲休憩も頻繁です。

そして、リフトが動いていてもバーンが荒れたとか足が痛いとか
何かしら理由をつけて早く上がってしまうのでした。

今回は1日目は田代から上がることになるのですが、それは昨季の
かぐらでのサマーゲレンデ用のブラシマットのせいで板が傷ついた
記憶からどうしてもかぐらを敬遠して田代から上がらせるという行動
を取らせました。

さて、天気は雪でそれも激しく降り積もるという感じで風もあり
時々リフトが止まるという悪天候です。

こうなると田代はいつも通っていた時と違いこぶはなく新雪の
ふかふか未圧雪バーンを楽しめます。

初日はチャレンジコースジャイアントなどは閉まっていましたが、
春先のコース幅が狭まる頃より各バーンは広く楽しめました。

ただ、田代連絡コースは2時半には閉まり、かぐら第一高速も
3時半に閉まるのでこれは田代から上ると滑るコースが少なくなる
ということで、午後2時になるとどこが止まるというアナウンスが
ひっきりなしで追い立てられている気分になるのはいつものことです。

そんなわけで田代ロープウェイを利用する人は少なかったのですが、
それでも駐車場はかなり埋まっており、周りのスキー場がやってない分
日本中のスキーヤーが集まったという感じの車のナンバープレートの
名前が読み取れました。

次の日はかぐらから上がることにしました。

リニューアルホテルの続出のわけ

2016年12月15日 23時55分45秒 | スキー
今シーズン最初のスキーは上越となりました。

まあこの時期オープンしているのは諏訪湖周辺と
かぐらくらいしかないので、オープンしている
といっても一部のゲレンデだけのことが多く、フルに
オープンしているのはかぐらだけなのです。

そんなわけで上越の宿を検索していつものさくら亭に
予約しようとしたのですが、ひとつこの間の熱海に
泊まって以来気になることがあり、色々ともう一度
調べてみました。

まず、最近多い伊東園ホテルとか星野リゾートのような
廃業したホテルの再生です。

色々な理由で廃業となったのでしょうが、各地でそれらは
また違う業者により、またホテルという同事業を継続する
のです。

つまり、他の資本による再生とは何を意味するのか興味が
ありました。

というのは伊東園ホテルのようにコストを切り詰め同じような
スタイルで各地に展開するチェーン店のようなやり方もあれば
星野リゾートのように独自のおもてなしを売りに展開するところ
もあるので、つまりはいくらでもやりようによりまだ事業展開が
可能なのにつぶれるホテルは後を絶たず、どんどんどこもどこかで見た
ようなホテルばかりになっていくのです。

これは安売りと高級志向の二極化などという簡単な図式では
ないようです。

そんなこともあり、いつものホテルに泊まるより真のリゾート感と
満足感とを感じてこの問題の裏にあるものを体感したいと思いました。

同じようにつぶれたホテルを次々に買収または権利譲渡を受けて
再生させている大江戸温泉村のテレビ番組でのインタビューを
みて資本力というより顧客のニーズをつかんだことが再生のポイントで
あり、成功の秘訣というのが見えてきました。

いつものホテルも結婚式場を改装したようなつくりでまあ機動性と
利便性とお手軽なところが気に入っていますが、温泉の浴感はあまり
満足とまではいかないのです。

熱海が高級リゾートホテルなのにその高級感という点で満足なイメージ
とゆったりと高級感に浸れしかも満足なリゾート感につつまれるような
熱海の敵を上越でというような意識が働くのでした。

かつてよく通うバーのマスターがスキーは上越で泊まりは必ずニューオータニ
という人がいました。

私の尊敬するマスターだったので、満足できる宿なのだろうとかつて
何度か泊まったことがありました。

あと有名なのは東映ホテルとかタカハンとかあるのですが、ネットで
みるとホームページの情報からいまだシーズン前といった臨場感の
得られない情報ばかりで一向によさそうなところはないのでした。

ただ、かつて団体向けの温泉宿のような印象のニューオータニですが、
家族はまだ泊まったことがなくヒスイ風呂というバブル絶頂のような風呂にも
未経験ということでここを予約しました。

久しぶりの湯沢ニューオータニは以前泊まった時と違い閑散としていて
実にゆったりとリゾート感に満ちていました。

というのも以前は食事処も団体客向け旅館の安っぽい食堂という感じの
ところが改装されていてあふれていた若者の団体もなく、実にしずかに
食事できてその食に凝らされた味や素材の良さも楽しめました。

ホテル限定のワインも接客の掛かりのサービスがよく最初はたのむ気も
なかったのですが勧められるままにワインと追加のチーズの盛り合わせ
を頼んでしまうほど心地よく過ごせました。