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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

かぐら二日目

2016年04月27日 23時55分13秒 | スキー
日帰りで毎週かぐらに通っていた頃から
比べるとあまりに少ない滑走時間ながら、
体は長い睡眠時間と温泉にゆったりと浸かったにも
かかわらず疲れは抜けていない感じでそれでも一日滑るつもりで
かぐらに向かいます。

リフトプラスワンでランチ券込みの一日券を買い、
さてどこから滑ろうかとコースマップを見ると
チャレンジ、テクニカル、は閉鎖になっています。

つまりはメインしかもう滑れないのです。

こうなるとこぶをただひたすら一日滑る人には
一日券も必須ですが、一般的には二時間も滑れば
もう十分な感じです。

こんなコース状況ながら田代はオープンしていて
なぜなのかと考えたらやはり、あのブラシの上を
滑りたくないという人のためと混雑を分散させる
狙いしか考えられません。

この日も雪入れをして雪の通路を重機などで作って
いました。

それでもこの田代連絡コースはクローズせず、チャレンジ
などはコース整備のためと称して休止中にもかかわらず
人が入って何かしている風もなく、明らかに連休中まで
雪を持たせるためのクローズな感じです。

同様にゴンドラ下のコースも午前中は滑走禁止でこれも
温存策なのでしょう。

とまあこんな状況でいつもよりひと月は早い雪解けで
剥げ剥げのゲレンデでもまだ滑れるという状況には
ただ感謝と希少性をもってスキーヤーは平日でもたくさん
通うのです。

毎週通っていた頃はあれあのひとは先週もいたなと
顔だけの知り合いが結構いたものです。

かつてはこの時期雪山に集うのは社会不適合者のような
罪悪感めいたうしろめたさを少し背負いながらさして進歩
もしないこぶ錬をしてきました。

しかし、温泉とスキーの今では人が集中しない平日に
ゆったりと泊まり、スキーを滑るのは立派な社会貢献であり、
社会参加であると堂々と休日を満喫する気分になり山の
桜やたむしばの花を眺めるのでした。

ただ、同年代の人たちはあまり出会えずかつてはあいさつを交わした
仲間もめったに出会わずにやたらお年寄りの団体ばかりが目立ちます。

これが日本の現状なのだという強い印象を感じますが、

ディズニーリゾートに行けば多くの若者が毎日詰めかけて
いるのですから、これは休日を謳歌する年寄りとそれができる
富裕層はその年代に限られるとするのは誤りです。

そんな社会分析と休日事情に思いをはせながらもこぶ錬は
新たな局面をみます。

あるスキー雑誌にこぶでの四つの制御方法という今までの
こぶ滑りの解説とは違う切り口に興味を惹かれ読んでみました。

こぶの内側を削る制動と板の前半の制動と板を押し付けて
こぶの上側を滑る制動とこぶの頭を登る制動といってる
のですが、私がスクールなどで得た制動法やコントロール法は
この他にもあり、今シーズン感じたこととしてこの制御すると
いうアプローチもこぶ怖いとかこぶでスピードが出て滑れないと
いう概念をもつひとがいるからで、それならそのこぶの脇の
平らのところで小回りしたらどうなるかというのを今年は
やり、その結果をつかみました。

雑誌に載っていた制動方法のこぶの頭に乗り上げる抵抗を利用
するというのも私のやりたい滑りのひとつであり、これはスクール
などでは教えてくれません。

雑誌の内容やら今季つかんだことなどを検証しながらこぶを
滑るとこぶを通して滑れる時もあり、滑れたら滑れたで
満足感はなく、達成感のない滑りばかりです。

やりたいのはこぶの頭に板の後半をぶつけてパタンパタン言わせて
直線的に滑る滑りです。

今ではこれで滑り降りる人はまれで、参考になる見本もありません。

わずかな達成感と目標が常に提示されるからいつまでもスキーを
続けることになるのかもしれません。

三時前に雨が降り出して、早々に下山しました。

明日は予報は雨です。

今日も同じホテルに泊まり、あしたは雨でどう過ごそうかと
考えながら寝るのでした。

春は半日券で

2016年04月26日 23時55分25秒 | スキー

スキーと温泉の旅は、今回急遽目的地変更となりました。

23日に予約した志賀のホテルから電話があり、急遽奥志賀スキー場が
営業終了を24日をもってと発表したというのです。

そもそも奥志賀が主要目的地でなく、熊の湯スキー場がやっていれば
いいので、その旨告げると他の渋と一の瀬などはまだやっているといいます。

そして、そちらにはホテルから送迎するというので予約はそのままにした
のですが、気になって改めて各スキー場の営業状況を調べると熊の湯は
リフト一本のみでこれでは一日滑るには罰ゲームのような苦痛でしかありません。

もともと二年前のこぶの意識があったので、その斜面である一番右端のリフトが
やっていないのは全く予想外でした。

そこだけはいつも最後まで動いていた思い込みがあったのです。

奥志賀の予約したホテルは温泉ではなく、大浴場やサウナプールなどが
あるじゃらんでいうところのハイクラスのホテルで、これは一昨年泊まった
ホテルがまるで合宿所のような施設と食事のひどさにこりて色々調べたら
もういっそ温泉はなくてもリゾート感のある高級ホテルで滞在の満足を
優先させました。

実は予約してからもしかしたら一昨年昼食をとったホテルかと気になり、
記憶をたどるとどうもあの外観やサービスなどが高級志向でありながら
肝心の食事に関しては町の食堂より粗末な職人の手がかかったような
様子のないもので評価を下げたホテルだったことを思い出したのです。

そんなこともあり、ここは目的地変更に踏み切ることになりました。

志賀がだめならかぐらしかありません。

一応スキー場のホームページをみると田代もやっており、ジャイアント
テクニカルもオープンとなっています。

これは例年通りです。

安心して宿はいつもの今回三回目のさくら亭です。

のんびり8時に出ても湯沢なら10時には着いてしまいます。

本来ならとにかくリフト始動とともに終了まで滑るスキー
最盛期にスキーを始めた世代としては、一日券を買って
とにかく昼以外は滑りっぱなしというのがスタイルです。

今回は二泊ということでゆったりとのんびり過ごすことを
目的ともしていますので、初日からがつがつする必要もないと
まずは駅の中のショッピングスペースなどを散策して時間を
過ごします。

そうしてスキーには11時30分よりの午後券を求めます。

駐車場にはいつもの平日にもかかわらず多くの車がいるのですが、
例年よりは少ない感じです。

これも午後なのでもう帰った車もいるのでしょう。

ところで、いつもと違うことはみつまたは連絡コースとして開いていて
滑走はかぐらでどうぞというのです。

滑って移動はしてもいいが、スノーマットなのでスピードは
歩行者もいるので抑えてくれという注意をされました。

最初ピンときませんでしたが、どうやらサマーゲレンデ用に
みつまたはスノーマットを敷いたようで、それを滑らないと
いけないようです。

三日も滑るので予備の古い板も持ってきていましたが、これは
古い板しかはけないなと思いあまり意識もせずロープウェイを
降りたらマットの上に板を降ろしました。

みつまたからリフトを一本乗ると雪の廊下があとはできており
この間を歩けばブラシの上を滑らずに済むのです。

かつてサマーゲレンデでこのブラシの上を滑った時にはレンタル
の板でソールがステンレスのものでした。

つまり、自分の板だとソールが傷だらけになるのです。

ロープウェイで降りた人達の中で迷わず板を履いたのは私と
あと一人くらいで、あとはみな歩いてリフトに向かいました。

その時には板のことよりこのスノーブラシは夏場の営業も
さることながらかつては5月6月になると行っていたバス輸送の
変わりなのだと感心していました。

しかし、このブラシが滑りもよくない上にたぶん下に整地のために
入れた土が流れだしてところどころ白いマットが泥色で板もドロドロ
となり、さらに途中スプリンクラーで散水していて水にも濡れます。

これを避けるには田代から乗るしかありません。

田代は雪の廊下だけができていて滑走るゲレンデはなく、移動用と
して普段ならとっくにクローズしている時期でもまだやっている
のです。

ロープウェイの営業は5時までですが、第一高速は三時までとなっています。
となれば昼も取らずに滑るしかありません。

最初はその意気込みでしたが、春の雪と今の時期滑ることができるのは
こぶのみなのです。

となると体力の消耗は暑さとこぶをこなすことで一本滑るだけで汗だくで
バテバテです。

それに第一高速の降り場に終了時間が16時と提示してあり、ならばと
昼休みも取ることにします。

雪はいつも五月の終わりころの終了間際くらいしかなく、ジャイアントなど
いつもならクローズしているこぶラインひとつでかろうじてくっついている
だけなのでよく開いているなと感心しました。

さらにテクニカルもかなり剥げていて下まで行けないだろうという感じなのですが、
行ってみるとやはりこぶラインひとつでつながっているのです。

そのこぶもところどころブッシュが出ていてライン取りにには注意がいります。

田代にも行ってもっといいバーンがあるかと連絡コースを下りるとこれは狭くて
かなりテクニックがないと降りられない狭小コースとなっています。

それもところどころ土が出ています。

田代はリフトが動いていてもコースは閉鎖になっていて滑走できるのは連絡コース
のみだという確認をして戻ることになります。

かぐらメインのこぶはいつもより振り幅がない溝深いこぶラインで他のバーンは
水が浮きブレーキがかかる雪なのにこの溝だけはやたらしまってスピードが
でます。

相変わらずいくつものスクールがいて、テクニカルもこぶ錬用にロープ分け
しています。

時に待たされることもありますが、その折に聞こえてくるコーチの指示とかコメントを
聞くともなく聞くとやたらと優しく褒めています。

随分こぶ錬も変わったものだと感じます。

かつては何でそこで次のこぶに飛ばねえんだと大声で怒鳴りまくっていたスクール
も時代の変化を感じます。

こぶを元気に滑っている連中も実はほとんど白髪頭の老人なのです。

かつてはボードは若者、スキーは中年以上という明確な仕訳がありましたが、
もはやそれもなく、ボーダーもかなり中年以上が混じっており、じじいの
ボーダーも決して珍しくないのです

こぶについては前よりまともなラインになりましたが、変なふり幅の
ものやただのハーフパイプ状のものも依然あります。

滑り方についてはまた後程書きます。

レストランかぐらのメニューは大盛という選択肢が増えて人気の生姜焼き定食は
なくなったままです。ステーキ定食を食べようと思いましたが、それは楽しみに
とっておきロコモコプレートなるひき肉の塊と温泉卵が乗ったものを食べました。

再開してあっという間に第一高速は下の駅で見た通り3時に終了となり下山しました。

みつまたのブラシは降りながらこれはドロドロでキズになると思い、途中で板を
脱いだらとてもスキーブーツでは歩いて降りられないことが解り、また板を履き
ドロドロのブラシを滑走。

山頂駅の前には板洗い場がありました。

板のソールを見ると無残な傷が無数にありました。

おまけにドロドロで水を流しただけではきれいになりません。高圧洗浄とブラシで
きれいにしてもかえったらチューンナップに出さないといけないのは必須だなと
思いつつ宿に帰りました。


雨の草津

2016年04月07日 23時57分45秒 | スキー
宿を予約するときに予報は雨だったので、覚悟は
していたものの、実際にこの雨空の中スキーをする
のは大変な思い切りが必要です。

とはいえ毎年一日は必ず雨の中滑っています。

特に春は雨はよく降り、かぐらなどは名物ポンチョと
して昔から雨具を売っています。

さて冬の間よりなぜか早くなっている食事時間に合わせて
起きて、かなり激しく降る雨を確認の後、食事会場に向かいます。

昨日夜とは違う団体がいて一体何組の団体がいるんだといぶかる
シーンなどもあり平日にもかかわらず大勢の人が殺到する会場で
食事します。

食事が済んだら後は着替えてスキーに行くだけです。

一時はこのまま観光して帰るということも考えましたが、ホテルの
リフト代が1000円なのをみつけてそれならばたとえ一回でもロープウェイ
に乗れば元をとれるということで、一本でもいいから滑ろうと思いました。

かつてとにかく一日券を買えば雨でもリフト終了まで滑るのが常でしたが、
なんとも軟弱になったものです。

ホテルを出てスキー場に向かうと昨日はなかった道路に雪があります。

これは解けだして流れてきたものなのかと思っていたら駐車場はかなり
白くなっており上の方は雪だったのかと思いました。

丁度降りてきたパトロールが上は霙だといいます。

なんとなくワクワクとしてロープウエイに乗ると確かに昨日より
ところどころ白くなっています。

上に着くと滑った後はひとつくらいであとはスノーモービルの
踏み跡くらいの新雪でした。

とは言えぐすぐずな雪で楽しいというよりやはり苦行のような
滑りでした。

何よりゲレンデにいるのは私一人なので、私一人のために大勢の
人に働かせているようで、お前のせいで雨に濡れて仕事しなくちゃ
ならないんだぞ、いい加減帰れという無言の訴えを聞かされているような
早く誰か来てくれという気の小さい心の叫びをあげているのでした。

そして滑り出すと早く誰か来てこれを代わってくれと思うようになり、
一人ぼっちの滑りを続けたのですが、急斜面から緩斜面になったところで
いきなり雪に板がとられてこれは転倒すると思ったら変な転び方をして
頭を打ってしまいました。

ポンチョで視界が悪い上に雨でゴーグルも見にくく上げていたところ
急斜面のところは霧も出ていてとにかく雪面が見にくく新雪の下に
圧雪した雪がありデコボコも隠れていたのです。

この転倒でこりゃ無理だと山を下りました。

下に着くとこれから上るらしい人が一人現れました。

やっと代わりが現れたかと安心してそのままホテルに帰りました。

まだお昼にもなっていません。

ゆっくり風呂に入り、それからチェックアウトをして家路に
着きました。

雨の中なので観光もせずそのまままっすぐ帰りました。

草津回帰

2016年04月06日 23時55分52秒 | スキー

ここのところ会津やタングラムなどリフト券も付いて
一万円以下のゲレンデ巡りをしてきましたが、やはり
温泉において草津に勝るところなしで、宿の温泉に
浸かるたびに草津の湯を懐かしんでいました。

それに食事もそこここでおいしいものに出会うのですが、
総合でヴィレッジの食事と比べているのです。

ゲレンデも4時間かけてたどり着いても滑るのは一本の
リフトだけだったりしたのでそんな遠出しなくても
草津でいいのではという思いになり、草津に出かけてきました。

予約していた時にはまだ下の天狗ゲレンデもやっていましたが、
前日に見るともはや天狗は雪がなく今まで閉鎖だった青葉の
駐車場まで車が入れる様になっていました。

まだこの時期、本白根からロープウェイ下のコースが通れる
のは今年の小雪を考えると僥倖であり、この時期の雪質とか
暑くて疲れるという春の憂鬱も全く気にせず出かけました。

そうして、3000円という春料金を払い、滑りだすとグズグズの
雪ながらそれはそれなりに難しさもあり、それが新ブーツで
踏むと踏むだけで加速したり今までにない感覚もあり、また
楽しい感じでした。

いつもの宿に行き、昨年まではいつもベルボーイのおじさんが
出迎えてくれたのが今年はあのいつもの顔がなくなんとなく
寂しく思い、そういえば今年はいつもの居心地の良さはそのまま
でもなんとなくほっとかれている感じがするなあと感じるのでした。

食事は今までにない混雑で席が空いたら部屋に電話すると言われ
平日なのにこの混雑はどうしたことだろうと思いました。

いくつも団体がいるらしく胸にワッペンの人が食事会場には
たくさんいました。

これだけの混雑や雑多な人たちがたむろしてもまあどうにか
快適に過ごせてここの居心地の良さがこの人たちを引き寄せている
のだろうと勝手に納得して久しぶりの草津を堪能しました。


不思議なゲレンデのたかつえ

2016年03月24日 23時48分39秒 | スキー
一日降り続いた雪でゲレンデはまた土の部分が消え
真っ白になり新雪が10センチくらい積もっています。

上の方はさらに新雪でまさかのフカフカ雪が楽しめます。

それでも雪付きが悪いところはやはりブッシュが出たままで
昨日滑れなかったコースはやはり滑れません。

奥のリフトも止まったままで、となるとチャレンジコースと
いうこぶのコースしか滑れるところはありません。

このコースを一日滑ったのですが、首をかしげるような事件も
ありました。

一番端のコースをモーグルのコースにして練習している人が
いたのですが、ひとりでジャンプ台を作ったり半日はコース
整備をしていました。

ゲレンデ使用許可という立札を立ててこぶを作っていたのですが、
その立て札やコースという見るからに明らからなこのコースに
ボーダーがやってきて作ったばかりのこぶを横滑りで削って
行ったり私が滑っていたこぶコースに入りひとこぶごとに転倒
して、なりやら叫んでいるのです。

モーグルという競技を見たことがないのか、スキー場にこぶコース
というものがあるのを知らないのか、そもそも彼らに脳みそという
器官があるのかと思うような行動をとります。

自らの技術を知ればこのこぶの急斜面は立ち入るべきでないという
判断を付けるのにしくはないはずであり、ひとこぶごとに転倒する
のならそもそもこぶを滑りたいはずでもないはずです。

ならばそのわきの平らなところを滑るとか人の邪魔にならないように
こぶコースを開けるという判断はつくはずです。

それをなぜかわざわざ一番深いところを行き転倒し続けるのです。

こちらが行きたくてもいつまでもコースを転倒しづづけているので
滑りだせません。

彼らが動かなくなったのを見計らいこちらもスタートして脇を抜け
ましたが、本当に迷惑でした。

平日のこの時期はかつては斑尾にたくさんいたあの迷惑ボーダー
や板レンタルの安いツアー客とスキー合宿の団体風の年寄です。

斑尾同様宿代はこの時期格安でリフト代とセットで一万以下です。

リフト代が4300円ですから、5000円で泊まれるのです。

さらに、施設利用券1000円も付いていたので、昼代に使用できて
宿で支出した現金はいくらもないのです。

このホテルのほかにペンション村や民宿がたくさんあり、果たして
経営はどうなのかと思ってしまいます。

宿で特筆すべきはお米のおいしさです。

これは着いた昼からすぐに感じました。

食べてすぐコシヒカリだとわかりました。

帰りにホテルで買っていこうとしましたが、売店にはなく、
帰りに道の駅で買い求めました。

ホテルからインターの間に道の駅が四つもあり地酒と米を
求めました。

夕食は栃木のステーキをと思いましたが、道路脇にレストラン
が少なく、インター周辺にもなくあきらめました。

このゲレンデにまた来ることがあるのかそれは不明ですが、
かつてのイメージとつながることもなく、滑れるコースが
ひとつとなるとこれだけの距離を高速代をかけて来る価値が
あるかと思ってしまいます。

カラマツコースという誰も滑った後のないコースがあり、
どうやって行くのかマップを見ても解らず、レストランで
一緒になったパトロールに聞くと林間を封鎖しているので
行けないといいました。

昔の尾根筋のコースも今は雪付きが悪くコースじゃなくなった
といいます。

家に帰り、どうしても納得いかず手持ちの99年版で調べると
今のコースと同じになっていて私が昔滑ったのとはもはや
リフト架け替えで違うスキーコースとなっているようです。

もはや昔にはもどれませんし、なつかしむこともかないませんが
それでもいつもと違うスキー旅行でいつもとは違う景色と道路に
楽しむことができたと思います。

帰りは贅沢に高速を使い花園まで行きました。

高速代はかかりましたが、時間は行より短く楽でした。

はるばる会津へ

2016年03月23日 23時53分02秒 | スキー
三十数年ぶりに再訪した南会津。

たかつえ高原スキー場にきました。

距離的には前回の斑尾と同距離です。

これも新車効果で下道をだらだら走ることや山の中の道を行くことも
また良しとしました。

今までは加須インターから東北道を行くのが通常ですが、新しく北関東自動車道が
できたことから太田桐生インターから行く道が検索されます。

これを採用して結果、高速に乗るのに1時間40分かかり、随分インターが遠いと
感じました。

加えて太田市内の信号や通行量が多く無駄な時間を使った感じが強くこのルートは
間違いだったというイメージを強くしました。

いつも使う関越自動車道より高速で移動する車が多く、運転しずらい神経を使う
ドライブでした。

インターを降りて塩原温泉郷を抜け豪雪地帯の雰囲気の道路を行きますが、
もはや三月で周りに雪が全くありません。

長いスノーシェードやアップダウンのまるでジェットコースターのような道を
抜けいつものスキー場に行く風景とは違う車景に刺激され、長いドライブ道も
意外と苦になりません。

それでも着いたのは昼過ぎでまずは着替えて昼飯にしました。

このたかつえはできた早々に二年続けて来たことがあり、ゲレンデのイメージも
ありました。

ただもう三十年もまえのことであり、当時と今とではスキーをめぐる状況や景気状況
も違い、果たしてどう変化したかを見るのも今回の楽しみです。

当時はゲレンデサイドに巨大リゾートホテルというバブル絶頂のスキー全盛時代で
あり、会社のバス旅行という団体旅行で訪れ私の温泉とスキーの原点のホテルでも
あります。

つまり、スキーの後に温泉に入るという行動を始めた最初の行動の定義づけを
行ったところのようなものなのです。

ゲレンデのイメージは奥に深く、高度もありホテル直前にも崖のような急斜面が
あるというものでした。

ただこの急斜面に出るには一番奥のリフトに乗らないと行けないという割とテクニックが
いるバーンが多いというものでした。

つまりただのファミリーゲレンデやリゾートゾーンというより幅広いスキーシーンを
演出できるというのが魅力のスキー場だという認識でした。

ただ、当時と今とはスキーテクニックも体力も違いどのような変化を感じるかという
興味もありました。

今年はどこも雪不足であり、ここもブッシュが出て滑れないコースがいくつもあったり
一番奥のリフトが休止中で一番景色のいいところへ出られないという十分知るには物
足りない状況ではありました。

午後から雪が降りだし、一時は吹雪的に降ったりしてところどころ土が出ているゲレンデ
もうっすらと白く変わるくらい降っていました。

一応すべて行けるコースは滑って昔の記憶につなげようとしましたが、まるで違うところに
いる感じは最後まで抜けませんでした。

誰も滑った後のないようなコースがいくつかあり、それもネットが張られてないところは
すべて行ってみましたが、ホテル前の崖のようなコースというのは今はないようです。

ほとんどが緩斜面であり、下の方はグズグズの春の雪でもはや板が滑りません。

ホテル前は土が出ているところも多く、ホテルの温泉は昔の巨大な地下の大浴場の
イメージはなく古ぼけてちっぽけでした。

それとは別に温泉施設がホテルの横にあり、そこに行ってみると平日にもかかわらず
大勢の人がおり洗い場などはいくつもなく渋滞するほどでした。

建物は古ぼけて上越あたりにある三角屋根の低コストの建物の感じでリゾート感や
高級感には程遠いもののいつもと違うという雰囲気にあふれていて新鮮な滞在感
でした。

斑尾にしろ草津にしろいつも行くところは宿もほぼ決まっているので得られるものも
受けられるサービスも決まっている感じでやはり時に違うところで違うサービスも
時には新鮮で旅の醍醐味をまた感じるのです。

ホテル内は売店と大浴場以外なく食事が終わるとただ寝るのみです。

ホテルの周辺には集落も商店街も何もないのです。

廃墟のようなホテルや民宿とペンションがあるだけです。

いつも行くタングラムで得たもの

2016年03月17日 11時05分52秒 | スキー

新しいブーツで臨んだいつも毎年この時期に行くタングラム。

色々思うことがあるのですが、今年はあまり滑れなかったという印象です。

小雪で休みのリフトが多く、閉じられているコースなどから繰り返し
効率よく練習できるバーンがないことなど原因がありますが、体力
温存で楽をしているという面もあります。

ブーツを新調したのももっと楽に一日ゲレンデで過ごしたいという思いも
あり、足入れが楽でずっと履いても足が痛くならないブーツをという
希望をもってオーツキで希望を述べて色々履いた結果かつて二級受験時
に履いたラングのような短くて足を動かすとぎゅぎゅと音のするテクニカの
ブーツになりました。

ネットで検索するとテクニカルに五回挑戦してとった人のブログに新調した
ブーツとして記事が出ていました。

私より一万くらい高くなっています。しかも、私のが130とハイエンドなのに対し
彼のは110と下のランクとなっています。

ちなみに一番下のクラスだと一万円台で、形や外見は変わりありません。

ということはその何倍の値段を払っている意味はとどうしても問いたいところ。

見た目や感じが二級の時のあのエンジのラングにそっくりであり、ネットでは
100ぐらいのブーツで十分でこぶに一日いられるのはそんな硬さだという話題が
よくあります。

とはいえ、このブーツにしてから板の走りがけた違いになり、違う滑りになった
のはびっくりするくらいの効果であり、外見のダサさからは想像のできない
履き心地なのです。

インソールは以前草津のスクールでインソールを履いている人の宿命ですねと
足の痛さを訴えた時に痛さの元凶のように言われこれは履いていてはいけないのかと
ふと考えるのでした。

そのインソールも今回は前のカチッとタイプに変えより密着性とアキレス腱の
あたりのホールド感がいい感じがかつてのあの感じだとよみがえる感覚になり、
感覚としては申し分ないのです。

はたして、このランク別にしている値段とそれから得られる効果は実際いかばかりか
というのはネットでの議論からすると高いブーツは不要という結論になっているものの
こういうアンカー効果みたいなことがあるからで必然ではないのかという消費行動
なのです。

さて、同様のアンカー効果的なタングラムにきてなぜこぶが滑れないのかという
答えが解ってきたのがこの頃のスキー行です。

これから春になるとこぶラインもブレーキがかかり上から下まで通せるが
また来シーズン初めになると固くカリカリのこぶラインに弾き飛ばされるという
繰り返しをしていますが、そもそもその元凶なるものが解ってきました。

よくこぶのエントリークラスの滑り方としてずるずるドンという滑り方を
やりますが、これが間違いです。

これをやっている方はいつまでたっても滑れません。

最近腹筋を使った滑りを意識して足の筋力に頼った滑りでなく体幹でこなす
滑りに変わってきました。

これでこぶも滑れることが最近分かりました。

かつてかぐらこぶキャンプで伝授されたこぶ滑りはできるようになったと思って
新シーズンになるとやはりできなかったという繰り返しがにわかにここ数回の
スキーでそこに阻むものを見つけたのです。

それでも急斜面の細かいこぶ斜面は恐怖心がありすぐずるずるドンに逃げようと
してしまいまだまだ課題にぶつかります。

この長かったずるずるドン時代が上達を阻止しているようにも感じる間違った
こぶ滑りというのはいまでもスクールや雑誌などでも見かけます。

かぐらのハープパイプのようになったこぶコースなどかつてとは違うことが
色々とまかり通っている現在にそれでもかつてのような滑りを見ることができた神立など
今までとは違った見方ができた今シーズンでした。

とはいえこれでまだ今シーズンを終わりにするわけではなく、まだやり残したことを
やろうと思います。

前回のタングラムでは温泉がやはりつまらなく、さらに団体と食事を差別れたりと
気に入らないことをもう一度やり直したいと思えばやはり草津ビレッジに泊まろうかと
も思うのですが、もはやあのふかふかの雪は味わえないだろうと思うと他にいいところはと
考えるのでした。

こういったときによく間違いを犯すのが値段とネットの情報だけでよいと思ったところが
実際に行ってみると多くの団体客や子連れのグループなどで安らぎどころではない環境に
陥ったり、多くの初心者ボーダーの群れに滑る気にもなれなくなったりという目に見えない
脅威はあるのです。

例えばタングラムですが、このいつも行く時の値段で斑尾で宿をとればいくらでも
タングラム以上に安くてリフト付きの宿泊プランはあるのです。

しかし、安いだけでとるとそれを目当てのツアー客や団体と一緒に押し込められて
ひどい目に合うという経験をするとやはりタングラムからの変更は考えづらいの
です。

数値に現れない居心地の良さというのはあり、それを見抜くことも必須の項目であり、
スキーと温泉の楽園を味わう極意でもあります。


アドベンチャーアイルをしらぬのか

2016年03月10日 23時56分36秒 | スキー

二日目は迷わずリフト券を三千円足してマウンテンパスとします。

アドベンチャーアイルをわざわざ使わなくてもタングラムの一番端の
リフトでパウダーボウルに行けるのです。

しかし、今日は霧が出ていて見通しが良くなく、これではアドベンチャーアイルを
行き、野尻湖を見下ろすこともできません。

毎年クリスタルはこの時期ガリガリで昨日の雪も今日の雪もそれを覆い尽くすほどの
量もなく、今年は小雪でブッシュもところどころ出ています。

まだ、パウダーボウルの方が滑りやすく滑っていくと下のクリスタルとの合流のところで
一人のスキーヤーに話しかけられました。

あなたが滑ってきたコースにはどう行くのですかと聞かれたのです。

もしやアドベンチャーアイルを知らずにこの斑尾に来ているのかとその時には
思いましたが、行き方を教えました。

ただ、その人のスキー技術がそれに見合うものがあるのか、バックカントリー経験などが
あるのかその辺を知らないとそこを行けとも言えません。

見たところ昔スキーを始めた私とほぼ同じぐらいの年代の人で一人で滑っているらしく
いわゆる基礎スキーヤーのようです。

こういう人は場外には積極的に出ようとすることもなく、でもコースであるなら
すべてを滑っておかないと気が済まないタイプです。

一応アドベンチャーアイルの性格とそのコースの魅力は話したもののくれぐれも間違って
右には下りないようにという話をしませんでしたので、心配になり後から追いかけました。

見るところ踏み跡も定かでなかったのでこれではコース外には出たがらない昔ながらの
スキーヤーなら間違いないと思い私は右のコースに行きました。

すると斑尾も雪不足からメインのコースさえクローズになっており、これは効率よく滑る
コースがないことになります。

かといってクリスタルを何回も滑るのもばからしいし、昨年滑れなかった忍びを見てみたい
ということもあり、タングラムに至るリフトを何回か乗ることになりました。

気温が上がりだし、リフトの上からさび色しずくがぼたぼた落ちてきてウエアを汚します。

今年オープンした自然のハーフパイプSAWAは注意していかないと入り口が見つからない
コースです。

それの発見に続いて忍びも発見。

どちらも手作りのような入口の表記だけだったり、忍びに至ってはコース名はなく、
ただ立ち木にそのまま板が打ち付けられているというひどい塩梅です。

一応滑ったけれど林間で枝や落ちた木とか障害物も多く、板を痛めるだけで特別
楽しいかというとそのコースの後のぼりがあったりして一度通ったらもういいやという
ものでした。

多くの林間がこの感じで、もともとのコースのパウダーボウルはタングラムから行くのが
便利という昨年感じた広大なゲレンデに変わったという斑尾も実はただ不便なだけということも
いえるのです。

あの今年のスキーバス事故の影響か、例年なら初心者ボーダーの群れも今年は少なく、
そうかと思えば若い人でもスキーを履いている人も多くいます。

その足元を見ると鉛筆のようなまっすぐな板を履いている人もいます。

果たしてエッジが付いているのかと思うような昔日の私がスキーを始めた大昔にも既に
売っていなかった様なしろものです。

そういえば私がスキーを再開したころのウエアを着ている人はいまだに見かけますが、
それよりも前のウエアを引っ張り出してきたクラッシックスキーヤーというのがついに
最近は絶滅したようです。

年寄りでもヘルメットをかぶった今どきの格好の人が増えています。

かつてはボーダーに占拠され板を履いていると恥ずかしいくらいの感じだったゲレンデも
人が少なく、あの事件の大きさを感じます。

斑尾に繰り返して滑れるコースがなく、午後はタングラムに戻りクイーンのこぶを
しばし滑ります。

何人かがこのこぶを繰り返していたようですが、私のヒントになるような人もいず
前回の神立で感じたことを実践するまで行きませんでした。

整地で高速の小回りを少し訓練すべくメインのリフトに乗ります。

かつてリフト脇にもこぶができていたことやポールのコースがあったことなどを思い
だしながら繰り返して滑っているとあっというまにリフト終了時間になってしまい
ました。

思ったほど本数がこなせない不満を感じながら今回足りなかったものを思い浮かべると
なぜか草津のことを考えているのでした。


やっぱり今年も来たタングラム

2016年03月09日 23時55分36秒 | スキー
なぜか毎年来ているタングラムです。

今年もDMの特別プランが提示されましたが、やはりネットで見ると
じゃらんから予約すると特典で1500円引きになり、今回はこちらから
予約しました。

DMの特典は今回全く感じられなく、毎年この葉書で予約してくれる
奇特な顧客をどのようにとらえているのか実に疑問です。

どのくらいの数を出しているのかはわかりませんが、一通50円以上の
郵便料金と印刷代やら電話で予約を受けるシステム代やら考えると
やるべき宣伝方法なのか疑問です。

それに個人宛に来る親書での宣伝なのにネットの誰でも見れる料金より
高いというのは問題があるのではないでしょうか。

まあ、そんな文句を垂れるなら行かなければいいのですが、なぜか
今年も予約してしまいました。

そして、いつも通る信濃から野尻湖を通りホテルに行くアクセスでなく、
新潟湯沢から野沢温泉方面に行くルートにしました。

こんなコースを選んだのも新車のラゾンド2号のせいでしょう。

リゾート感を感じられるいつものコースより、この峠を越えていき
斑尾高原を通る道のほうが早く高速に乗れる関越効果で早く着ける
のではと考えたのです。

つまり、自宅から湯沢インターまで2時間で後下道でも1時間もあれば
着くだろうとナビの画面から判断したのです。

このコースは今まで走ったこともなく、津南などの豪雪地帯を通ることから
敬遠していたのですが、今年の小雪と新車効果で下道をだらだら走るのも
よしとしたのです。

予測時間は3時間強でしたが実際には4時間以上かかり、お昼過ぎて着きました。

途中斑尾を抜けるときに道がなくなり、スキー場の駐車場で立ち往生し
ナビ画面でも道がない状況になってしまいましたが、そこにある立て看板に
道というところへ行き未舗装道と駐車場を抜けナビルートに戻りました。

この斑尾からタングラムへの道は過去通ったことがありましたが、もう何年も
リゾート感優先の信濃インターからのコースばかりを利用して来たから
とても新鮮に感じました。

インターから近いというのもスキー場選びでは重要なポイントになります。

しかし、今回の湯沢からコースは思った効果も初めての新鮮さも効果を得難く
帰りはまた斑尾高原沿いの道から豊田飯山インターへ抜け、長野周りで帰り
ました。

高速代はかかりますが、こちらの方が早く着けます。

さらに思っていたほど斑尾から豊田飯山までの道が狷介でなく距離も信濃から
道と然程の違いもありません。

野沢温泉に行く道に一度降りてインターに向かうと思っていたら、山を下りたら
すぐインターでした。

宿にチェックインして、リフト券を受け取りタングラムを滑るとここも雪不足で
がりがりと硬い雪質でした。

雪がずっと降っていましたが、ホテル周辺の様子もいつもより少ない雪を実感します。

今年のスキー客はどこも平日でも多い感じでしたが、ここは昨年よりずいぶん少なく
リフトなどほとんど人がいません。

動いているリフトはいつもと同じでした。

昨年は山頂からキングダウンヒルコースとレイクビューコースも開いてましたが、
今年は開いていません。

斑尾に触発されたのかタングラムもツリーランコースというのができていて林間を
開放しているらしかったのですが、この日はクローズになっていました。

このタングラムに通う理由のひとつになったアドベンチャーアイルですが、今年も
ひとつ新コースができているというのはホームページで確認していますが、この
新コースは林の中だったり谷底だったりでどこにあるのかよく解らないケースが
あり、コース図には載っているものの見つけるのに苦労するのです。

神立のオリオンで開放政策に疑問を持ち、昔のコース図をみてみるとこのアドベンチャー
アイルも結局パウダーボウルに至るリフトが廃止になったから徒歩で行くことにしただけで
林の中や谷底をコースと称して滑らしているだけなんだと改めて思いました。

それでも年々できる新コースはスキー場のやる気を感じます。

さて、そんな新コースは明日滑ることにしてこの日は新しくしたブーツの威力に
びっくりさせられます。

R9.8という味もそっけもないテクニカのブーツは最初は足入れの簡単な1日履いていても
痛くならない外側のシェルの柔らかくてそれでいていざ急斜面での踏ん張りに耐える
ハードなグリップ力があるものでしたが、どんなブーツなのかネットで見てもいまいち
性格と位置づけがつかめず、付属の説明書ではこのブーツにはついてないエアーを入れる
口の説明があったり山を登るときのソールの説明とか意味がない読み物です。

まあ要は今まで通りの使用と保管方法でいいのは間違いなく、何も特別な機能やら
効用はなさそうです。

しかし、初めて履いてみて滑りだすと板の走りが今までと違いとにかく滑ると
いう感じです。

逆に板のチューンナップ後に感じたエッジの感覚がなく、すると抜けるようなエッジに
なったようです。

そんな板とブーツの感覚を確かめているだけでノロノロのリフトに乗ってあっという間に
初日の滑りは終わりました。

温泉に入りたいした浴感もなく、やはり温泉は草津だなとまた感じて食事の時間になり
ました。

毎年この時期に来るようになり、最近はよく団体と一緒になります。

この団体は大手ツアー会社の旅行なのですが、いつもスキーとは関係のない人たちで
温泉旅行でもなくミステリーツアーという行く先不明のツアーであるらしく、その
目的地が毎年このスキーリゾートの地というだまし討ちのようなツアーで、それでも
乗ってしまう人たちが少なからずいる不思議を感じます。

今年、その人たちと食事会場で一緒になり料理に差がつけられていてちょっとあれっと
いう思いもしました。

それでもなぜか毎年来てしまうホテルでした。

がっかりな苗場

2016年02月25日 23時24分48秒 | スキー

二日目は苗場です。

かつてあこがれのスキー場といわれた
芸能人がいてディスコがあってユーミンの歌の世界が
あり、とにかくバブル絶頂の思い出の詰まったところ
が苗場です。

この二月の下旬はユーミンのコンサートが恒例でしたが、
もはや今ではやっていないようです。

ここも平日にもかかわらずすごい人出です。

そしてここもリフトが何本も動いていなくていつもの
雪量がなく、ガリガリと固いバーンでした。

そして、何よりがっかりだったのは筍山のコースがダウンヒル
コースの下山コースしか滑れないことです。

リフトも筍山に至るのは一本しかなく、滑り応えのある斜面は
全て閉鎖されていました。

男子リーゼンのみ開いてましたが、ここを繰り返すリフトが
動いてなくて効率が悪く、ゴンドラも一ヶ所で待ちがいつもある
感じです。

それに加えてリフトの乗り方も知らないような知的レベルを
疑うような人々もいていたずらにリフト待ちやゴンドラ待ちを
長くしています。

外国ならそんなことは起こらず合理主義の彼らは日本のように
八人乗りのゴンドラに一人しか乗らない状況を理解できないで
しょう。

昔ならどんな空いている日でもゴンドラ係りが相乗りで乗せて
それが当たり前でした。

今では行列ができていてもカップルは二人で乗り、ひとりは
一人で乗せられてしまいます。

外国人だらけのスキー場では、四人乗りに三人の外人がいて
私が次に並んでいたらちょっと躊躇していても外人は逆に
カモンジョイナスと手招きしてくれます。

しかし、最近のリフトはひとりは一人で、たとえ空きが
あっても次に回されてしまいます。

あえてその一人分に乗り込もうとすると逆に三人は後に回ったり
します。

いちいちポケットからリフト券を出して見せていたり、最近の
人は乗り場位置と明示してある掲示も解らないらしくぼけっと
変な位置に立ち止まったり、邪魔な人が多いのです。

昔ならどつかれたりリフト係りから叱責されたりということに
なったのですが、今は顧客満足の時代ですから、下手に注意も
できないのです。

四人掛けにカップルだけで乗りたいという意思はたとえそれが
リフト待ちを生もうとも尊重されます。

そんなわけで平日でも苗場は混んでおり、滑れるコースは限られ
一日居られるコースはなく、多彩さも感じられないのです。

コブラインなども育ってなくて、申し明け程度のラインコブが
あるのみです。

その割にリフト代は結構な値段がします。

よくあるランチパック券のようなものがありますが、ここの
ものはお得感があまりありません。

というのも6000円ものパック券で一日券を買い、昼に1200円の
館内利用券を使用しても最低のランチがパスタなどで1200円で
カツライスやハンバーグなどが1500円程度で結局いくらか足して
高い昼を食べることになります。

同様に飲み物券もまともな飲み物を飲もうとすると券が300円で
コーヒーを飲むのに200円またたさなくてはなりません。

お昼付きで一日券の料金というのがランチパックの概念だった
のが、ここではとにかくお金を落とさせる誘導になっていると
感じる設定なのです。

まあそんな細かいことを気にする人は苗場には来ないのだろうという事で、
このようになっていて十分混んでいるので世間評価も苗場標準として認知
されているのでしょう。

金を使いたくない人はコンビニもあるし、無料休憩所もある
のでそちらを利用すればいいのでまあ対処法もあるのです。

そもそも私よりどう見ても年上えと見える方でもシニア券を買わずに
普通の券で滑っているのを昨日の神立でも見ており、より少し
でも安くとかリフト券の元を取るとばかり滑るようなのは
もはや絶滅危惧種なのです。

だいたいリフト代の一回券が500円で一日券、午後券、二時間券
などがあるのですが、一日券が5000円で11回も乗ればよいのですが
スクールに入ると午前二本午後二本程度しか滑らないことも
あり、500円と5000円の設定に色々考えることがあります。

一日券とはいえやはり目いっぱい一日滑る人は稀で、休憩などを
とるのでやはり時間でみれば3時間ぐらいしか滑っていないのです。

その半分リフトに乗るかというとそんなに乗る人も稀です。

回数でみれば20回くらいは乗っている感じでもよーく考えてみると
20回未満の事がほとんどなのです。

そんなことから時間従量制にした方がいいのではとよく思います。
 
リフト券は天候によってはまるで価値も変わるので、その辺を
考慮して従量課金制にシーズンを通して清算するような方式にし、使えば
使うほど安くなる感じにすれば券を売るコストやら改札の手間とか
色々良いことがあると思います。

まあそんなことは余計なことと、平日でも混雑するスキー場は
思っていることでしょう。


幻のオリオン

2016年02月24日 23時23分50秒 | スキー
昨年のスキーと温泉の旅行で訪れた神立高原ですが、
マックアース後その変化を見たように感じ、春で
既にリフトが動いてなかったもののオリオンの復活の
形跡を見てまた訪れてみようという気持ちを抱いて
今度はこの二月に訪れてみました。

圧雪と非圧雪を分けよりチャレンジングなバーンを
増やした感を与え良い変化と感じていたわけですが、
この日訪れたら平日にもかかわらず駐車場がほぼ満車
状態でこれが経営破たんしたスキー場を引き継いだ
姿かと思う盛況ぶりでした。

目に映るのはほとんどが若いポーターで、スキーを履いて
いるのが恥ずかしいかのような疎外感もある感じですが、
そんなのは全く気にしないでリフトに乗り込み、ゲレンデの
状況を俯瞰します。

するとリフトはこの盛況期なのに三本しか動いてなくて
それでもオリオンに至るリフトは稼働しており、まずは
そこを目指します。

昨年、リフト上でモーグルコース造りに誘われ、久しぶりに
コブコースを繰り返し滑った思い出とオリオンの復活を見たい
という目的もあったものの今年はどうもどこも雪不足
らしく、神立も土やブッシュが出ているところが何ヶ所か
あり、コブも育っていないようです。

モーグルコースは四ライン作られていて、最初は目立たな
かったスキーヤーが沢山見られました。

前回の草津スキーで二日目は青葉山までのリフトしか動いて
いなくて、青葉山のリフト脇に一人でコブをつくっている人の
作る細かいピッチのコブラインはこなせないので自分の
ラインを作ったのですが、それをしていたら昨年のコブ
作りの手助けをしたのが思い出されそういえばオリオンは
どうしたろうかときにかかり、今回の神立に立つことに
なったのです。

草津より断然早く滑り出せ道中も高速道路がほとんどなので
運転も楽です。

そして、リフト料金も草津より安く、スキーを滑りこむと
いうことだと断然こちらなのかもしれません。

ただ、リフト三本でコースも限られていて、モーグルコースの
コブラインをただ一日滑ることになってしまいます。

これはかなりタフな行為という事になります。

一番上のリフトは動いていたものの幻のオリオンはやはり
幻で閉鎖されていました。

リフト左側のオリオンとスバルは滑れますが、昨年感じた
コースの多彩さはなく、草津同様固い雪です。

草津のように一日居て飽きないコースもありません。

ちょっと一休みして美味しい飲み物を飲むというしゃれた
建物やスペースもなく、食事もまあひどいものです。

これはどこのスキー場でも似たようなものです。

日本というのは都心のど真ん中に一年中スキー用品を買える
大きなショップがあり、都心から日帰りで豪雪地帯にアクセス
できるという世界にもない条件を持っているのに、その国民は
スキーを段々しなくなっているという不思議な国です。

そんな状況とこの粗末な食事、休憩環境と経営意識がミスマッチ
を起こしているように感じます。

少ないスキー人口とはいえ、平日にこれだけの人がいることと、
週末など関越高速は毎回50Kに及ぶ渋滞を起こしていることを
考えると何かが間違っていてもっと人々が幸福に豊かになれる
チャンスが潜んでいるように思えてなりません。

そんなことを感じながらコブコースを繰り返し滑って長年
課題になっていたことが少し解ったように感じました。

今までもコブのラインが良く見えてコブラインをこなすこと
ができることがありましたが、これはこれでジェットコースターの
レールに乗って滑るだけのような感じでコブをこなすという
感覚と違う感じがしたものです。

この神立には短いピッチのコブがあり、かつてみられたエアー
椅子に腰掛けちょこちょこストックを突き板をほとんど横に
しないで真っ直ぐに滑る昔のモーグル滑りをみることができ
ます。

今回ずっと謎だったその滑りが自分でも真似できることが
解り、解れば別にむずかしいことではなく、構造は簡単な
ものです。

ただ、斜面が急になってくるとかかとで踏みつけてブレーキする
バタンバタン言わせる滑りは足の筋力も必要でまねできません。

しかし、レール滑りのようなコブラインの中でもこのブレーキ
操作は必要になり、板の前だけでなくヒールでの瞬時のブレーキ
技術は必要になります。

そんなことが解ったものの、やはり体力的に細かいコブラインには
なかなか入りがたく、大きな基礎コブラインばかりを滑ることに
なります。

体力を奪われ四時早々には上がり、温泉に行きます。

今回も前回と同様新幹線の線路脇のさくら亭です。

ここは鉄道ファンにはたまらない新幹線が見える宿です。

てっちゃんでない私にはただうるさいだけですが、スキー
で疲れているのであまり関係ありません。

源泉掛け流し、洋室、一万以下という当方の条件に合う
良宿です。

でも、やはり温泉は草津かなという感じを否めません。

似たような感じとよりスケール感のあるスキー場となると
もはや北海道、東北まで足を延ばさないといけません。


草津のゲレンデ模様

2016年02月10日 23時54分54秒 | スキー

春節で賑わう中華街のニュースに続いて
日本よりオーストラリアの方が爆買いで賑わって
いるという報を聞き複雑な思いをしました。

二日目の草津で、この春節で私たちにも色々影響が
ありました。

まず、いつもの宿がいつも泊まるタワー館での予約
が団体客が入ったのでジャグジー付の部屋にランクアップ
しました。

平日なのにホテルもゲレンデも昨日も今日も賑わっています。

これも春節効果でしょうか。

前回まで居た迷彩服の団体はいなくなっていました。

ゲレンデで聞く会話も韓国語や中国語が増えたようです。

数年前までこういった外国人グループには迷惑行為が目立ち
ましたが、ここ数年はめっきり減りました。

でも、ゲレンデにいるのは外国人と若者グループと年寄りと
はっきりと区分けできる状況は健全なのでしょうか。

もっと幅広い年代の人がなぜいないのか。

スキー人口はかつての10分の1になり、スキー場が毎年閉鎖に
なるところが後を絶たないという現状ですが、毎週土日は
関越道は50Kを超す大渋滞になっています。

私はこの渋滞を避け平日にスキーをしていますが、なぜ
他の人はそれができないのか、日本の景気回復にもこの辺に
答えがあると思います。

高速道路はETC割引は通勤割引が使うのが面倒になり、休日の
通行には割引があったりと渋滞を助長しているような制度にも
問題がありそうです。

非正規労働者が四割を超えているのになぜみんな土日ばかり
休みたがるのかホテルやゲレンデは平日料金で十分平日利用を
促す方策はしているのでしょうが、まだまだ足りない点もあります。

国も平日ホリデーポイントなどをつくるとか方法はあまりす。

無駄な公共事業や補助金よりそっちの方が効果が高いでしょう。


マイナス13度の愉楽

2016年02月09日 23時56分23秒 | スキー
今シーズン三度目の草津に来ました。

正直な告白をすると前回の二回の草津では
それほど楽しめず、なんで草津に来ているのかとか、
そろそろ飽きたのかなどと自問していることがあった
のです。

スキー全盛期に始めた我々世代は誰もが冬にはスキー
に行き、いつでもリフトとはリフト待ちが当たり前で
一日券を買ってはその元をとるとばかりに朝からリフト
終了まで休みもなく、昼もそこそこに滑るのが当たり前
でした。

その習いがあり、今でもできればリフト営業前スキー場に
着き、リフト終了まで滑り、温泉に入って帰るという
スタイルでした。

ところが、スキー場によってはシニアに分類され割引
料金まで設定されている年代になり、休みもとらずに
滑るというのが段々できなくなりました。

そしてなぜそんなに繰り返し滑らなくてはならないか。

前後誰も乗っていないリフトに一人で乗り早く帰れと
いうようなリフト係りの無言の抗議を意識して終了前に
そそくさと温泉に向かったりしました。

因みに草津はまだシニア料金の齢になっていなくて摘要は
ありません。

それではなぜ草津に来るのか。その答えをこの日草津は
くれたように思います。

というのは、この日雪の降りしきるゲレンデは風が吹いて
マイナス13度を超える寒さになったのですが、なぜかこの
天候に沸々と静かな闘志がわき今までの何となく満足できない
スキーだったのとは違い、滑り出したらずっとろくに休まず
リフトが止まるまでゲレンデに居たのです。

三度目にしてやっと全コースが滑れる状態で、本白根第二
ロマンスのリフト脇も解放されていました。

草津は火山地帯で入山規制もされているので他のスキー場より
場外に出るのは厳しく、ロープをくぐると直ぐに場内放送され
パトロールが出動します。

しかし、場内にパウダーを味わえるところがあり、滑れる
ところはギリギリリフト下でも滑らしてくれるのです。

さて、今回闘志と繰り返す滑るという行動にさせたのも
本白根の壁と呼ばれる非圧雪地帯でした。

ここを滑る人はほとんどなく、いつまでもパウダーが味わえる
のです。

そして、これはどこにでもある深雪滑走でなく、特別な感覚が
あるのです。

それは無重力感です。

草津の温泉に何度も来る意味も白く濁ったわたの湯です。

これも特別な無重力感です。

思えばランニングを続けたのも地球の引力から自由になる
地力で飛び続ける行為だからです。

無重力感とは、地球の常に引きつけられている引力からの
開放であり、究極の自由なのです。

それが一番手っ取り早く体験できるのが草津なのです。

草津で観光リフトに乗る

2016年01月28日 23時23分35秒 | スキー
今シーズン二回目の泊りがけ草津の二日目。

前回の雪がない時と違い、朝一のレストランで食事を
済ますと、フロントでリフト券を買い、あっという間に
着替えてゲレンデに向かいます。

駐車場は昨日と違いガラガラです。

しかし、みるみる到着する車でどんどん埋まって行きます。

九時だとまだ上のリフトは止まっており、しばらく天狗の壁を
滑ることになります。

一月だとここはアイスバーンになっていたりしてかなりの
難コースです。

まだ滑る人も少なく、カリカリながらつるつるのアイスバーン
でもなく、コブコースも深くえぐれてない練習にはよい感じ
の斜面でした。

しかし、あえて細かいコブコースは避けてしばらくターンの
状況をいろいろ試してみました。

あまり熱中できない感じと疲れを感じて段々休みをとるように
なって上に行こうとゴンドラに乗るといつもと違う内装の
ゴンドラに当たりました。

黄色に塗られて福とか書いてあります。

どうやら当たりを引いたようです。

上に着くとラッキー賞ですと飴をくれました。

何本か本白根の壁を滑った後、やはり一番上のリフトに乗って
みようと本日も観光用として動いていた本白根のリフトに乗りました。

本日は今までにない快晴でした。

普段は万座温泉のゲレンデが見えればいい方ですが、今日は黒姫や
妙義山辺りまで見えました。

上の山の写真と名前を見ると武甲山も見えることになっています。

スカイツリーや富士山の写真などもあるのですが、どの辺に
見えるのかいつも謎です。

天気がいいとお釜や万座なんてすごい近くて簡単に滑って
行けそうです。

今まで何度も登っていますが、一番眺めが良かったと思いました。

スキーというより移動と観光のような一日になり、いまいち
滑りに集中できない一日でした。

もう草津のゲレンデも飽きたという事なのでしょうか。

そんな思いの中帰りにまたクルーズコントロールを使用しようと
セットしますが今度は追尾モードに入りません。

プリクラッシュとレーンコントロールも勝手に切れてしまい、
どうしたのだろうかと思い色々の疑問も湧き帰って説明書を
精読しました。

こんなに車の説明書を読んだのは初めてです。


寒波襲来の草津は

2016年01月27日 23時23分53秒 | スキー
ラゾンド号二代目の納車以来初めてのロングドライブとなった
草津行です。

前回の草津行では全く雪がなく滑れるコースも少なかったので
楽しめませんでしたが、本格寒波の到来で各地で雪の被害が報道
される事態になり、今度は草津に行けるのかが心配される事態と
なりました。

しかし、ひと山越えた軽井沢や長野では大雪で孤立した集落が
出たりというニュースが頻々と入り、てっきり草津も大雪に
埋もれていると思ったもののこの間の秩父地方と同じで秩父も
降る降るといわれてまったく降らない状況と同じで18日に一度
降ったきりのようです。

それでも天狗山は滑れるようになっていていつもの迷彩服の団体も
いて一見いつもの草津のようでした。

草津への道は雪もなく渋滞もなく初めて使うクルーズコントロール
もよくセットの条件が解らないながら作動してその機能にびっくり
です。

今までどれだけアクセルを踏みつけて必死に前の車を追っかけて
いたのかと思えるほどドライブが簡単になり、余裕も生まれます。

ただ、初代ラゾンド号の方がパワフルで高速での余裕があった
ようで、ゆったり感とかどこからでも加速できる安心感もあった
のが、何となく一杯一杯のような切迫感もあり、走りを堪能する
間もなく、高速運転は終わってしまいました。

別に不足も不満もないが思った以上の驚きもこれといってないと
いうのが正直な感想で、車の静かさやハンドルのキレとかしっかりと
した変化も感じるものの、まるきり一ランク上の物に変わったとも
いえないのではというひっかかりも残したのです。

その原因の多くはナビに起因します。

そして、感じた疑問が帰ってからまた説明書を読み返すという
行動になりました。

さて、前回は笹に覆われていた山肌が今回はすっかり雪に
隠されているものと思われた草津は意外にもしゃくなげとか
笹とかまだしっかりと出ていて雪が少ないという感じが
ありありで、それでもすべてのリフトが稼働しており一番
上のリフトに行ってみようかとしたら、一番上は観光用として
運用でスキーを着用しての乗車はできないとでていました。

前回出ていた火口湖付近への立ち入り禁止の表示はなくなって
いました。しかし、アクセス道を示す表示などもなく、コース
外には出るなという表示はかなりしつこくあり、ローブも全て
のコース外を塞いでくぐるなと表示されています。

駐車場は平日なのにほとんど一杯でこれはゲレンデもかなりの
混雑かと思って滑り出したところまったく滑っている人は
少なく、一番上の本白根に行くともうリフトに乗っている人も
自分一人という感じになりました。

草津の本白根の壁を滑ると草津にスキーに来たという実感が
湧きます。

おおむね固いゲレンデですが、この本白根の壁はオフピステで
コース内ながら誰も踏んでいない所もあり、雪もふかふか
なのです。

とはいえここも雪不足を感じるのは否めず、コースに至るエントランス
のところにブッシュが出ていてこれをまたいで行かないと
滑れません。

振子沢のコースはゆき不足で途中から草津志賀道路を通るように
なっています。つまりかなり斜度がなくなってしまうことになり
本当に下山コースか迂回コースの状況です。

北朝鮮のミサイル破壊処置命令が出てあわただしくパックスリー
の設置などが報じられていますが、そんなことを全く感じさせない
迷彩服の団体は今年も展開しており、この人達はあの災害時には
果敢に危険も顧みず救助活動したりする同じ団体の人なんだろうか
と思ってしまう人達はばらばらとあちこちにいてただゲレンデスキー
をしているだけに見えます。

いつもゲレンデにいるだけでは何の訓練にもならんだろうと眺め
ますが、聞くとそれも一ヶ月間はいるというのでうらやましいんだか
無駄な公共事業を眺めているような複雑な気分にさせられます。

いつもの宿に泊まりましたが、いつも玄関に車を停めて荷物を降ろして
いると出迎えてくれるベルボーイのおじさんが今回もいなくて、
寂しい感じがしました。気が付けばいつも見かける顔がいくつか見えない
そんな感じもしました。

そしてまた残念な思いをしたのは温泉が今回は白く濁ってなかった
ことです。

わたの湯もいつもより透明度が高く感じました。

わたの湯、万代源泉、湯畑源泉を楽しみました。