下諏訪町の湖岸沿いに在る考古館前に
その昔、諏訪湖の漁法であった四手網が設置されていると
教えて頂いたので出かけてみました。
四手網漁は四角い網を湖の底に沈めて
魚が網に入った頃を見計らって、てこの原理を使って引き上げる漁です。
黄ショウブが咲く湖岸には、教えて頂いた通り
昔ながらの四手網が設置されて居ました。
諏訪湖と共に暮らしてきた人々の様子を伝える考古館が
伝統的な漁法を紹介する「修景」事業として、
2015年度から毎年夏場に設置しているそうです。
11月頃まで設置され、夏休みには
中学生の四手網漁の自習体験も予定されているとの事でした。
網に入るのは鮒や手長エビ・ナマズ等だそうです。
偶然ですがトンビがてこの頂上に留まりました。
網に魚は入って居ませんので
近くの浅瀬の魚を狙って飛来したのでしょう。
人の気配を感じ、飛び去っていきました。
上諏訪側の遊歩道にはこの四手網漁のモニュメントが設置されています。
渦型は水を表現しています。
今は殆ど見かけなくなったドロブネです。
木造ではありませんが、少し小型のドロブネが放置されたままになって居ました。
生花のオブジェの様でした。
おはようございます。
湖のある風景は憧れます。
琵琶湖一周を歩いてまわったとき強く感じました。
琵琶湖と比べたら小さいですが、海なし県信州にとったら立派な湖です。
コロナが終息したら、諏訪湖一周を歩きたいと思っています。
暑いこれからの季節は開田高原は別世界ですよネ。
早目のお帰り他人事では無く嬉しく感じました!
なんと、琵琶湖を一周されたのですか?
私は父の生まれ故郷が湖北で、数回行った事があります。
眼前に広がる海の様に広い琵琶湖を一周されるなんて・・・
只々脅威です。
四つ手網を早速見に行かれたのですね。
湖畔にこの網が設置されている様はとっても趣きがあります。
実際に使われていた時の様子は、この諏訪湖博物館に写真展示されています。
ranさんの行かれるところ、いつもいい場面に出会いますね。
この日のトンビも…飛翔写真はさすがです!
それにしても湖畔近くを歩いてみるといい発見がたくさん…
泥船のオブジェ?もとってもいい感じですね。
車の中から急いで写真を撮っている私とは大違いです…
自然の枯渇の心配はないでしょう。知恵ですよね。四手網漁の様子はテレビで見ました。
配船がそのままに、わびしいですね。
以前は中門川(?)の出口にもあって実際の漁も見た事があります。
今年は橋の架け直しをしているので設置されて居ません。
中門川の四手網は小屋付きで、どなたかが小屋で番をして居る様でした。
もしかしたら頻繁に魚が入って居たのかも知れません・・・
網を引き揚げて魚を集めている様子も橋の上から見た事があります。
鮒かハヤかな~と想像して居ました。
諏訪湖畔にはトンビが多く飛んでいますが
かなり空高く飛んでいて、実際に身近で出逢ったのは今度が初めてです。
もう少し近付ければ表情も写せたのですが・・・
網の形も違って居る様です。
かなり以前ですが、四つ手漁で漁した鮒や手長エビを頂いた事があります。
今はどんな漁業なのか・・・
諏訪湖ではあまり漁業の船を見かけません。
ひとつひとつが丁寧でいごごちのよい、
すてきな空間になっていますね。
モニュメントもドロブネもうつくしい。
その中でも、四つ手漁のモニュメントが湖岸には
一番似合って居るとこの場に立つと思えます。
ドロブネも活躍した過去が在り現在があって・・・
ちょっと心に響く情景でした
いや、展示しているだけなのかな。
松本にいた子供の頃、よく車で諏訪湖のワカサギを売りに来ました。
時々買って天ぷらにして貰って食べた記憶があります。
泥船とは泥を運ぶ船のことでしたか。
私はカチカチ山の話の泥船を思い出してしまいました。(^^;)
今は他府県から仕入れて諏訪湖名物として売り出されていると聞きました。
極端に漁獲量が減って居る様です。
私がこちらに嫁いで来た頃は天婦羅やフライが
当たり前の様に出来ましたし自家製の甘露煮も作りました。
現在は川魚店が極端に減って生のワカサギは何年も買っていません。