★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

赤蕎麦畑

2015-09-29 07:39:12 | 季節の花

 

一茶の句と言われている「信濃では月と仏(善光寺)とおらがそば」が在りますが

昨日は月が地球に一番接近した時の満月(十六夜)でスーパームーンでしたネ

日が短くなって闇が早い空を スーパームーンが明るく照らしていました

以前にもご紹介していますが、伊那の箕輪町を一望する高台の一角では

赤蕎麦「高嶺ルビー」が満開して見頃を迎えています

日本では珍しい赤い蕎麦は 遠くヒマラヤの地・ネパールから持ち帰られ

品種改良により「高嶺(たかね)ルビー2011」と名づけられて

現在、この地で広範囲に栽培されていま

咲き始めは淡いピンクですが気温の低下と共に赤い色に変わります

蕎麦の丈は短く、収穫率は悪く、普通の白いそばの1/3程度だそうです

これだけ広範囲に栽培されていますと景観として人気が在り

例年、大勢の人々がこの蕎麦畑を訪れています

ここ数日、良いお天気に恵まれて 朝の気温が低めなので

例年より赤が濃い蕎麦畑の風景が広がっていました

 

 

 

 

中央アルプスと南アルプスが見渡せる場所にある赤蕎麦畑は

いかにも、ネパール原産の高原の蕎麦らしい印象を受けます

 

 

 

 

 

 

 

赤そば畑に至る河川道で風鈴の様なミツバウツギの実を見つけました

実には種が一つずつ入っています


 


 

 

黄ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

 

ツリフネソウ





アメリカホドイモ(アピオス)

2015-09-27 07:32:03 | 季節の花

 

 


ウォーキング途中の家庭菜園の垣根に 

藤のような・・・・・葛のような・・・・・花がいっぱい咲いています

葉や花の様子から観察すると マメ科の様に見えます 

どんな実が出来るのかナ~と通る度に興味があり観察していましたが・・・・・

花はいつの間にか枯れ落ちて 実を見る事が出来ませんでした

お尋ねすると「アメリカホドイモ・別名アピオス」という、根を食用にする野菜のようです

葉がすっかり枯れて霜が降りる頃に地面を掘ると

親指大のジャガイモに似た根っこが幾つも繋がっていて

茹でて食するとジャガイモそっくりだということでした

ポテトビーン・インディアンポテトの別名もあるそうですが

栄養価が高く特販されている事をこの年になって初めて知りました

世の中には知らない野菜がまだまだありますネ

文献によれば、北アメリカ東部の原産で 

日本には明治の中期には輸入されていたそうです

アピオス(アメリカホドイモ)のレシピ もありましたヨ



 

 



 


秋色の霧ヶ峰高原

2015-09-25 07:02:26 | 思いつくまま

 

 

八島ヶ池 


 

 鷲ヶ峰

 

霧ヶ峰高原の高層湿原・八島が原はすっかり秋色です

吹く風は涼しく あれだけ沢山咲いて居た花々はひっそり姿を消しました

今年 マツムシソウの花もあまり見られません・・・

秋が駆け足でやってきた印象です


 

          

        タムラソウ(キク科)

 

リンドウ

 

ユウガ菊


ヤマラッキョ(ユリ科)


ハバヤマボクチ(キク科)


ワレモコウとアキアカネ

 



霧ヶ峰肩へのハイキング道入口の車輪シンボル


ハハコグサ


ウスユキソウ





秋味一番(2)

2015-09-23 07:09:59 | 木の実

 

  

 

 

今日はお彼岸の中日ですネ

老人の日とお彼岸と新設の国民の休日でシルバーウイークとなりました

気候が良いので何処も観光客で賑やかです

我が家も、それぞれに予定が在るので 早めの家族でのお墓参りを済ませて

私は 畑に栗の木が在る友人からのお誘いで栗拾いに行ってきました

まだ青いイガの栗もあるのですが、爆ぜてこぼれ落ちた栗を拾います

イガの根元から落ちている栗は靴でイガの両端を踏み、こじ開けて取り出します

手袋は持参したのですがイガが痛くて・・・・役立ちません・・・

爆ぜてこぼれ落ちた栗はしっかりと皮に保護されており

固い表皮をむき、中の甘皮を包丁でさらに剥き・・・・・

折からJAで、もち米の新米が販売されていましたので 

お米ともち米を半分ずつ合わせて生栗を加えて、炊きおこわにしました

かみしめるほどに秋の深まりを感じます

キノコと共に甲乙つけがたい秋味一番の味覚です

 

 

 

 

 

 

 

栗の収穫は楽しいのですが、栗ご飯にするための栗の皮剥きが一仕事です

私は昔ながらの、栗の皮ごと熱湯に入れて鬼皮を柔らかくして置いてから

頭(?)を切り落としておいて まず鬼皮をむき、次に渋皮を包丁で剥く方法で下準備しました

栗ご飯は美味しいのですが、栗の皮むきに辟易します

mt77様が便利な栗剥き器「栗くり坊主」を教えてくださいました

市販では未だ目にしたことはありませんが、心がけて来年は簡単に栗ご飯を作りたいです!





★You-Tubeで見つけた栗の皮のむき方-「栗くり坊主」の使い方_01

画面の△をクリックしてご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋味一番

2015-09-21 06:41:51 | 思いつくまま

キノコ一番・虚無僧茸 


 

 

サラダ街道の道の駅でキノコの一番に出会いました!

このキノコは虚無僧(コムソウ)と言う名のキノコで マツタケと似た環境で育つキノコです

(編み笠を被った僧の姿にキノコの姿が似ているので この命名になって居るそうです)

虚無僧茸が市販される時には松茸も必ず収穫されていると思いますが・・・

虚無僧茸は庶民にはまず手の届く親しみのあるキノコです

歯触りが良く癖も無いので、すき焼きの様な肉料理やお吸い物・バター焼き等に利用されています

私は 秋一番 初めは湯がいて大根おろしで味わうのが最も美味しい気がします

数日後、長雨の後 JAの道の駅にマツタケが出ました

今年はかなり格安で出ましたので、店頭に並べる傍から見る見る売れて行きました

松茸はまずマツタケご飯にして家族で 秋味一番を楽しみました











金木犀の小さな花

2015-09-19 07:09:34 | 季節の花

 

 

庭に降りると佳い香りがします

葉の裏側で小さな花を付ける金木犀が満開している香りです

毎年気温が下がる10月頃に咲くのですが 今年は少し早目です

我が家の金木犀は垣根に植えてから15年目ですが

少し日陰で生育状態が良くありません・・・

それでも 花数が多いので佳い香りが遠くからでもわかります

金木犀の香りがすると 秋の深まりを感じます

花は4裂していますが散っても花型は4裂のままです

一番小さな孫が小学生の頃、花を摘んで金木犀のお茶を作ったことが在りました

温かい紅茶やウーロン茶に浮かせて色や香りを楽しむお茶ですが

熱燗に浮かせて金木犀酒も風流でした



    



金木犀の花を乾燥させて作った金木犀の花茶



庭のシュウカイドウ

2015-09-17 08:19:08 | 季節の花

     

 

 

 

シュウカイドウは雌雄同株ですが

我が家の日当たりの悪い場所に咲くシュウカイドウは雄花しか咲きません・・・

長い事シュウカイドウは雌雄異株かと思って居ました

今年、日当たりのよい場所で咲いたシュウカイドウは両方の花が咲きました!

雌花は大きい花弁2枚(実は苞)と小さな花弁1枚で構成されています

花弁は三角形の子房の下についていますのですぐ判断が出来ます

花が枯れると子房の中に種が出来ます

雄花は大きい花弁2枚(実は苞)と小さな花弁2枚です

花芯の違いは写真を見れば一目瞭然ですネ

 

 

 雌花の様子

 

 雄花の様子




     種もですが、茎の間に出来るムカゴでふえるのだそうです

               


 




エゾリンドウの咲く入笠湿原

2015-09-15 07:17:26 | フォトチャンネル

 

 

入笠湿原は初夏にはスズランが群生することで知られていますが

涼風立ち始めたこの時期、エゾリンドウが一面に咲いています

今迄、エゾリンドウがこんなに見事に群生している頃に出かけて来た事が在りませんでした

周辺には梅鉢草やマツムシソウ・ワレモコウや秋のキリンソウが群れて咲き

高原の秋の訪れは早い印象です

信州では珍しいフジバカマにはアサギマダラも吸蜜に訪れていました

入笠湿原の花々や集う蝶をフォトチャンネルにしてみました 

アサギマダラばかりでは無く今回クジャクチョウにも初めて出逢えました!

是非拡大画面でご覧ください

 

 

 

初秋の入笠湿原

        

 

 

 


庭のクチナシ

2015-09-13 07:05:39 | 季節の花

 

 

 

長雨の後 八重咲きのクチナシの花が返り咲いているのを見つけました

クチナシの花は梅雨時開花を始めて 晩夏に数輪花を付けて夏を終わります

気が付けば 傍に鉢植えしている一重のクチナシには小さな実が出来ています!

ここ数年、実はならなかったのですが、今年はかなり沢山の実がなるようです

クチナシは一重の花にしか実がなりません

花が沢山咲いた年も必ずしも実はなりません・・・

今年は豊作のようです! 色付くまで大切に見守って行きたいです


 

 

                

 

気が付けば青い実が沢山出来ています








庭の茗荷

2015-09-10 06:58:07 | 思いつくまま

 

         茗荷の花

 


秋雨前線や台風の影響で長雨が続き 地面がしっかりと潤って居ます

草むしりをしながらボタンの根っこを覗いて見ると、13株ほどミョウガが顔を出しています

中には花が咲いている茗荷もあります

茗荷は庭の土を入れ替えた際、土と共にやって来て 何時からか大きな葉を茂らせていました

以前、mt77様より 茗荷が根付くのは「家の繁栄の証し」と教えて頂いて以来

縁起が良いのでそのまま数年放置して置きましたら、予想外に立派に育っています

先に茗荷寿司をご紹介していますが、庭の茗荷は立派なものは市販のものと見劣りがしません

酢漬けにして保存し、再び茗荷寿司に挑戦してみます