★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

ホオジロガモ

2022-01-28 19:09:32 | 水鳥
諏訪湖は9回も全面結氷したのですが、日中の気温の上昇や
強風の影響で何度も融氷や結氷を繰り返しています。
今日は大部分は融氷して居ますが・・・
湖岸には氷が打ち寄せられているので
すっかり渡り鳥が見られなくなってしまいました。



コハクチョウが飛来している横河川河口付近は
『白鳥を守る会』の方々の尽力で氷が砕かれており、
多少、渡り鳥が見られます。


諏訪湖から流出する天竜川・水門近くは結氷しないので
巫女アイサやカワアイサが見られます。


カワアイサ♂


氷の空けた部分にはカワアイサの♂と巫女アイサの♂がいます。
巫女アイサは如何に小型の水鳥か、並ぶと良く判りますネ。
カワアイサはマガモより一回り大きめです。



以前、水門下流でホオジロガモのエスプレスを見かけたのですが・・・
成鳥になっているかどうか確かめに行ってみました。


居ました!
ダルマの様な頭でホホが白く・ホオジロガモノ成鳥が数羽遊泳しています。


頬がハッキリと白くてホオジロガモノ特徴が確認出来ました。
ネットでは頭部は濃い緑色と案内がありますが・・・
光の加減で濃い紫色に見えます。




真正面の表情もユーモラスです。


ジ~とみていると、イナバウアーを披露してくれました!
これは♂の求愛行動だとタッジ―マッジー様に教えて頂きました。



♀は強面で、頭部は茶色く、羽の印象が♂とは全く違います。





潜水上手で直ぐに潜ってしまうので写真に写すのが難しいです。



湖岸の小鳥達

2022-01-26 12:40:32 | 思いつくまま
連日零下7℃~8℃の日が続き、諏訪湖が全面結氷しましたが
昨日から日中の温度が上がって暖かく感じます。
それでも、湖岸に打ち寄せられている氷の厚さは裕に10cm以上はあります。



例年ツグミがやって来る場所に今年初めて行ってみました。
枯草の上にツグミらしきが居ます!
そっ~と近付いたのですが・・・


たちまち木の枝に逃げられてしまいました。
今年、初めて目にするツグミです。







別の木に黄色い羽を翻したカワラヒワが飛来しました。
カメラを向けていると「どうかしたの?」と
問いかける様な仕草で覗き見られてしまいました。






ムクドリも見られます。


ハクセキレイは人影を見ると好奇心旺盛で、すぐ目の前を歩きたがります。


何と!スーパーで、蕗の薹が売られて居ました。
3個入って1パックの貴重な蕗の薹です。
1つの大きさは丈が5㎝位在る大型です。


そっ~と花を包んでいる葉を外しました。
天婦羅にするには大きすぎるので葉も花も細かく刻んで
蕗味噌にしました。


食卓に、少しばかり春がやって来ました。





モノクロの世界

2022-01-22 10:54:50 | 思いつくまま


諏訪湖は7回目の全面結氷をしています。
深夜から早朝にかけての寒冷な時間帯は全面結氷していますが
昼間は温度が上がって、融けた湖面の氷が、岸に寄せられています。
一昨日、少し雪が降りましたので、諏訪湖は雪原と化しています






岸に寄せられた氷片にも雪が積もり、真っ白な氷片が
岸辺にせり上がって居り、美しい岸辺には多くの人が見物に来ています。




氷の厚さは10㎝以上は在りそうに見えます。
しかし、未だ御神渡りの認定はされておりません。
諏訪湖周辺は何処を見てもモノクロの世界が広がって居ます。








わ!!感激です!
ハクセキレイは何度かblogアップしていますが・・・
セグロセキレイを目にするのは初めてです!
少し遠くて表情までは判りません。



大感動ではありますが、モノクロに変わりありません。



大寒の淡雪

2022-01-20 14:20:46 | 思いつくまま


大寒の朝、フワリフワリと、軽い雪が舞いました。
積もりそうもない淡雪です。
高島城は北側の石垣と結氷したお濠の氷上以外、
そうたいした積雪は見られません。
風は凪ぎて、北の空から青空が見え始めています。




庭園内は誰も居ません。           ☝ 
人の姿を見るとカルガモが近付いてきます。  


回遊式の池はかなり厚く氷結しています。


水を循環している池の周囲は融けて、カルガモが蹲って居ます。




ヒヨドリジョウゴ(ナス科)の実。




アオキ(ガリア科)の実

三寒四温、昨朝は零下10度でしたが今朝は零下6度です。
諏訪湖は全面結氷していますが
淡雪が思いがけなく周囲の風景を優しくしています。
まだまだ、春遠からじではありますが・・・



寒 波

2022-01-18 19:42:38 | 水鳥





十数年に1度の大寒波で、何度か諏訪湖は全面結氷しています。
昼間は気温の上昇や、強風に煽られて湖面が見えて居る場所もあります。
寒気で湖面が氷ったり融けたりを繰り返して
強靭な厚い氷が諏訪湖全体に結氷した時、御神渡り現象が起きます。
これからさらに寒気が続けば、今年は大いに期待が持てます。


夜間・早朝は結氷していても昼間は氷が波打ち際に打ち寄せられています。


湖岸に打ち付けられている氷の厚さは2cm位でしょうか・・・
砕けて凶器の様な氷も見られます。




諏訪湖に流入している小さな河川の河口にヒドリガモが群れています。
強風なので、皆、川上に頭を向けて氷上でジーとしています。




ヒドリガモの♂


ハクセキレイは、好奇心旺盛で何処にでもやって来ます。


オットト! 強風が吹きつけて滑ってしまいました。


更に強い湖面からの風に煽られて後ろすざりしています。


風速は台風並みです。人間でも吹き飛ばされそうな強風です。
やっとの思いで飛び立って行きました。





白鳥の湖

2022-01-16 13:46:34 | 水鳥

数日、明け方に粉雪が舞いました。
八ヶ岳が急に雪化粧を濃くしています。
山岳からの強風に煽られて氷結していた諏訪湖の氷が
岸辺に打ち寄せられています。



























キンクロハジロ♂

コハクチョウの周囲を回る様にキンクロハジロ・ホシハジロが
遊泳しているのを見かけます。


ホシハジロ♂



沖に滞在しているホシハジロとキンクロハジロの集団。


直ぐ近くでアオサギも見られました。



諏訪湖の全面結氷

2022-01-13 19:32:12 | 水鳥


諏訪湖はこの寒波で何度か凍って居ますが
今日が一番広範囲に氷が張りました。
太陽が射さないのでお昼過ぎまで結氷状態でした。


午後には風花舞い、遠くが霞んで見えます。





氷が明けて居る場所にカワアイサが遊泳しています。


湖岸近くは融けている場所も在り、マガモの群れが見られます。
岸に近付くと、マガモの群れが一目散に近付いてきます。


「御免! 私はパンを持って居ないの!」


な~んだ!


皆、とてもがっかりした様で集団で鳴き騒いでいます。
おや~! 左手前に、白いカモが居ます。
カルガモを極端に白くした様な印象です。
何と言うカモでしょう??
名前が判りません。ご存知の方は教えて下さい。
この白いカモの真向いのカモは面取りの在る「マルガモ」です。
太陽の陽が射さないので玉虫色が黒く写っていますが
肉眼では後頭部は玉虫色です。


マルガモの正面の顔。


胸元の模様も微妙に違って見えます。




何種類かの模様の違ったマルガモが集結しています。
共通して、後頭部は玉虫色です。


頭部を拡大するとちょっと不気味!


氷が開いている場所では、オカヨシガモのツガイがエサ探しをしています。
オカヨシガモは頭を水面に出している時間が殆ど無く
終始、水中で餌探しをしています。
ハクセキレイがオカヨシガモとこんなに近くで見られるのも
湖が結氷しているからなのです。






逆立ちが得意なオカヨシガモ。


オカヨシガモ♂


カワウは潜水の名手ですから、氷下をわけなく移動して捕食します。





この樹何の樹?気になる樹?

2022-01-12 18:13:56 | 水鳥


諏訪湖に流入する河川の堤防近くにちょっと不気味な樹が目を引きます。
大型の鳥らしきが集団で留まっています。
カラスより大型に見えます。



近付いてみると何と言う事はありません。
予想した通り、漁師さんに諏訪湖を追われたカワウの集団です。
湖岸や、防波堤で群れている様子は日常的に見ますが
樹に集団で留まっているのは、初めて目にしました。





頭の白い婚姻色のカワウも見られます。
諏訪湖では日常的に見られます。




この時期は観光のワカサギ釣りのドーム船も出動して居て
カワウは招からざる客なのです。




白鳥の飛来している中州も占拠しています。
人間と共存の難しいカワウです。