★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

雪の八ヶ岳連峰

2019-11-13 08:01:19 | 高原

 

 

一昨日の雨で、八ヶ岳連峰は薄化粧しました。

奥蓼科に在る幻想の池、御射鹿池に誘って頂いて久しぶりに訪れたのですが

紅葉も終盤でした。

初冬の陽は池の半分に山影をおとし

残念ながら、写し込みの全景を収めるのは難しい状態でした。

以前にもご紹介していますが、御射鹿池と言う地名は

その昔、諏訪大社・上社に奉納する鹿の猟場であったことから命名されています。

東山魁夷がこの池の右から左へ白い馬が歩く幻想的な風景を描いて

世に発表したことで、御射鹿池は爆発的な人気の場所となり

久しぶりに行って見ると、今では、山間の小さな農業用水用の溜池は

大きな駐車場が用意された観光地となって居ました。


 湯みち街道(御射鹿池に続く街道)


御射鹿池




      




            


★以前東山魁夷がこの池を訪れ、脳裏に浮かんだモーツアルトのピアノ協奏曲と

『緑響く』の作品をご紹介しています。








夏蕎麦畑

2016-07-14 08:33:21 | 高原

 

 

 

 

 

 

八ヶ岳を背に夏蕎麦が満開して周囲を白く染めています

蕎麦には季節の名を冠した「夏そば」と「秋そば」があります

それぞれの収穫時期にちなみ、このように呼ばれているようです

夏そばの収穫時期は8月頃となっており、秋そばの収穫時期は11月頃で

特に秋に収穫された蕎麦は「新そば」とも呼ばれており

旬の味わいを楽しむことが出来人気が在ります

かたや夏そばは太陽と大自然の恵みをふんだんに受け

秋そばとは違った味わいを楽しむことができるそうです

近くには夏蕎麦を味わえるお店があって収穫が楽しみです!


 

蕎麦の花

 










霧ヶ峰高原

2016-07-06 09:02:14 | 高原

 

 

 

 

霧ヶ峰高原ではシカの食害から厳重な電気柵で守られて

ニッコウキスゲが満開しています

しかし電気柵が至る所で視界に入り 写真が写せません・・・・・

ビーナスの丘や車山肩ではなく 富士見台は比較的電気柵が目立たずに写真が写せます

本来ですと八ヶ岳の裾野に富士山が見えるはずですが・・・・・

雲に隠れて残念ながら今日は富士山を見ることは出来ませんでした

 

 

 ウツボグサ

 

 伊吹トラノオ

 

 カラマツソウ

 

 タカネイバラ

 

 ヒョウモンチョウ


 鹿よけの電気柵が比較的気にならないニッコウキスゲの群生地

(ビーナスの丘や車山肩よりすこし茅野より)

 

 

 

 


霧ヶ峰高原

2016-06-14 18:10:24 | 高原

 

 

 

霧ヶ峰高原入口付近は今年は例年ほどレンゲツツジをみかけません

梅雨の合間のお天気の日で霧ヶ峰高原からは富士山も望めます

地元紙によりますと今年は雪が少なく、株が保護されなかったので

レンゲツツジの花芽に影響が出た模様

しかし車山高原付近は例年通り見事に咲いている場所もあります


 

 

 

キャンプ場付近にはズミも満開していました

 

 

 

 

 

 

 


八ヶ岳のふもと

2015-10-07 08:10:57 | 高原

八ヶ岳連邦


テングタケ科シロツルタケ(毒)


黄シメジ(食用)・・・お吸い物など

 

白雲木の在るテラス 

 

 

 

白雲木の実がなって居る 

 

キノコの時期が来ると主人良く八ヶ岳の森にキノコ狩りに行きました

当時、私は森の入り口まで 車のアッシーの役割で良く同行しました

八ヶ岳山麓の森の中は、はぐれると危険なので

主人が森の奥に入る時は 私は足早の主人について行かれないので

車の周辺で山野草を探したり、季節の木の実を観察していました

時には 私も食用のキノコ(シメジ類)にも出会い、偶然収穫もしましたヨ

近くには 過去に何度か御紹介している白雲木の在るテラスがあります

ある時はテラスで待ち合せて、お茶したりしていました

今日 久しぶりに見た白雲木はエゴに似た実をつけていました

近くの森ではダンコウバイや釣り花・ナナカマド・ツクバネ・シオデ等もみかけましたヨ

山岳地帯の秋は大急ぎでやってくる印象で

 

 

 ダンコウバイ・・・・・(ダンコウバイの花)


 

ツリバナ・・・・・・(ツリバナの花)


 ナナカマド・・・・・(ナナカマドの花)


 ツクバネ・・・・・(ツクバネの花)


シオデ・・・・・(シオデの花)

 

 


遺跡で出会った蝶

2015-07-27 15:49:42 | 高原

アゲハチョウ科の黄アゲハ 

 

タカトウダイの花(トウダイグサ科)で吸蜜している紅シジミ

 

 ヤマトシジミ

 


私は植物にはとても興味があるのですが 昆虫は今一自信が在りません

特に幼虫の細かい観察が苦手で 未だに逃げていますので

生態や特徴も全く分かりません・・・・

身近な蝶から学習しようと 数年前から努力を始めています

先日ご紹介している古代ハスの蓮田が在る井戸尻遺跡周辺は 

自然環境の豊かな場所なので、幼いころから見慣れた蝶が乱舞していました

 

 

 

 コンフリーの葉で吸蜜しているモンシロチョウ

      

コンフリーの花で吸蜜しているモンシロチョウ

 

紋黄蝶

 

 

 

 


霧ヶ峰高原のニッコウキスゲ

2015-07-13 08:41:54 | 高原

 

 

 


ここ連日お天気の日が続いて居ます

梅雨明けでは無く 中休みの様ですが、急に気温が上がっ蒸し暑くなり

霧ヶ峰高原のニッコウキスゲが一斉に開花し始めています

シカの食害予防の電気柵にしっかり守られて ビーナスの丘には大群生が見られます

遠く 南アルプスや八ヶ岳・富士山・北アルプスも オレンジ色の稜線越しに望め

素晴らしい光景が広がって居ます

今年のニッコウキスゲの開花は 例年より少し早目の様です


 

 


ニッコウキスゲの咲く、ビーナスの丘を進むと

コバイケイソウとニッコウキスゲが入り混じって群生している場所に出ます

 

コバイケイソウ (ユリ科)

 

 

 小さな花が集まって花穂になって居るコバイケイソウ


 花弁に切れ込みのある伊吹風露を見つけました


霧ヶ峰高原で普通に見かける白山風露






 


奥蓼科の紅葉

2014-10-18 07:32:51 | 高原

 

 

紅葉は標高の高い処から里に下りてきます

奥蓼科の御射鹿池付近は現在紅葉真っ只中です

東山魁夷の名画「緑響く」で一躍有名になった神秘の池には

紅葉の時期には大型観光バスがひっきりなしに停車して

多くのカメラマンが岸辺に降り立ち シャッターチャンスを狙って居ます

午後は日光が山側に射して 池の周囲は日陰になり

いっそう静寂が深く感じられます

光線の加減で池の水の色がコバルトブルーに見えています

 

 

 

 

 

奥蓼科に通ずる湯道街道では美しい紅葉が随所で見られます

一際鮮やかな紅葉をしているのはモミジと葉に特徴のあるダンコウバイです

 

 

 

 

ダンコウバイ





 

 


いちめんの赤そば畑

2014-09-28 07:05:06 | 高原

 

 

 

 

 

伊那箕輪町の赤蕎麦畑が一面にピンクの絨毯を敷き詰めたようになりました

この場所は少し以前までは赤蕎麦の栽培実験場でしたが

現在は全国から多くの方々が大型バスで訪れる名所になりました

久しぶりの好天で大勢の方々がそば畑を訪れて賑わって居ました

駐車場では地元農家の農作物なども販売されています

その中に玄蕎麦が売られていました

収穫されたままの実を玄蕎麦と言い 外側の黒い皮の部分を取り除いた実をぬき実と呼びます

このぬき実(そばの実)を茹でこぼして 鰹出汁でコトコト煮て蕎麦雑炊を作りました

その昔 お米の収穫できない山間の地等では代用食として食べられていましたが

今では普段食することのない貴重なメニューになりました

サラサラしたお茶漬けのような食感で おなかにもたれることは無く

蕎麦とは一味違った美味しさがあります

秋茄子の浅漬けと良く合いますヨ

 

 

                       

 

 

 

 

 ★ 余談になりますが昨日噴火した木曽・御嶽山の裾野(ロープウエー乗り場付近)でも

   数年前に赤蕎麦が一面に植えられているのを見ました

    おそらく 現在は噴煙で覆われてしまったと思われますが

    大きな災害にならない事を心から願って居ます

 

 

 

 


蝶のようなヒョウモンエダシャク

2014-09-10 06:24:07 | 高原

 

 

 


霧ヶ峰高原の蓮華ショウマが咲く森の近くにオカトラノオが群生している場所がありますが

ひらひらとモンシロチョウのような飛び方をする小型の蝶を見つけました

しばらく追ってみますと触角が糸状で蝶に見えます

蝶の図鑑には出ていないので 専門家にお尋ねしましたら

「ヒョウモンエダシャク」と言うシャクガ科の 蛾の仲間でした

触角が糸状なのは♂の触角は櫛歯状だそうです

幼虫は蓮華ツツジや馬酔木などを食草としているので体内に毒が在り

鳥に捕食されにくいそうですヨ

 


 お腹の部分に斑点模様が見られます

 

 羽根は蝶の様に閉じたり 開いたりしており 触角は糸状


 

同じオカトラノオの花にヒョウモンチョウが吸蜜しています

 

右側の羽根が擦り切れていますネ

 

 

 

丘虎の尾が群生している場所で ヒョウモンチョウも数匹集まって吸蜜しています

鱗粉も剥げ落ち すっかり羽根が擦り切れています

夏の間 高原で大活躍したのでしょうネ・・・・




先日 八ヶ岳の森で沢山見かけた茶ヒョウモンエダシャク(蛾の仲間)