★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

美 央 柳

2011-06-29 05:32:15 | 思いつくまま

               (アニメ・庭に次々咲いている美央柳)

 

信州も毎日暑い日が続いていますが

住まいの方は何とかクーラーなしで生活出来ています

スパーやデパート・銀行等でもかなり照明を落としたり クーラーの設定温度が高くなっており

暑い外気温から建物に入った時の清涼感が少ない気がしますネ

日本全体が節電に協力している事を実感する最近です

我が家でも手軽に変えられる個所は

蛍光管や電球の消費量が少なく耐久性が良いLED電球に逐次変えています

小さな協力ですが節電の効果に繋がれば嬉しいです

 

 


小鳥の救助・第二段

2011-06-27 07:26:17 | 思いつくまま

 

 

 

先日 鉄線に巣造りしていたカワラヒワが無事巣立った様子をご紹介したばかりですが

午後4時ごろ けたたましいスズメの囀りで 何事が起きたのかと庭に出てみると 

水やり用のバケツの中でスズメの雛らしきがバタバタしています

以前にも 水やりバケツの中で数匹揃って水浴びしているのを見かけた事がありますが

今回は少し多めにバケツの中に水が入っていました

家族と水浴びに来た雛が柄杓から足を滑らしたのでしょうか 助けを求めて鳴き叫んでいます

とっさに傍らにあったカメラを片手にもち

もう片手でずぶ濡れの雛を柄杓で掬って すぐ傍のクチナシの枝に誘いました 

とりあえず羽の水が乾けば飛んで行けるであろうと・・・・

しばらくすると親鳥らしいスズメが頻繁にやって来て元気付けている様に見えます

 

 

小雀は夕方になっても飛び立つ様子はありません

猫に狙われなければ良いが・・・とそればかりが気になり

窓から小雀の存在を確認し続けていました

夕方からクチナシの花が咲き始めて 庭は甘い香りが漂い始めています

どうも小雀は飛び立つ気配はなく ここで一夜を明かす覚悟をした様でうずくまって動きません

夜半から生憎小雨が降ってきました

未だ周囲が薄暗い早朝 見回りに来た親スズメに誘われて小雀は雨に濡れない

葉が茂って屋根付きの様になっている庭の牡丹の枝に移って行きました(下の写真)

しばらく親鳥とさえずりながら交信していましたが・・・・・

雨も小ぶりになり やがて小雀は親鳥に見守られながら飛び去って行きました

メデタシ! メデタシ!

 

 

 


霧ケ峰高原のレンゲツツジ

2011-06-25 16:35:17 | フォトチャンネル

霧ケ峰高原のレンゲツツジ

 

雲の間から朝陽がさして お天気が良くなりそうな気配なので

久しぶりに霧ケ峰高原にリハビリ散歩に出かけてみました

霧ケ峰の名の由来の通り下界はお天気が良くても途中から霧が出始め

高原の草原付近は かなり深い霧で覆われてレンゲツツジがぼんやりしか見えません

しかし 霧の向こうに見えるレンゲツツジは梅雨の時期らしい風情を見せています

途中で見かけた紅ドウダンツツジや裏白ヨウラクツツジ

山道で見られたカンボクやミズキ等も交えてフォトチャンネルにしてみました

画像内の三角印をクリックして頂きますとスライドショーが始まります

画像を拡大してご覧になると臨場感がありますヨ


諏訪湖湖畔のキュウリグサ

2011-06-24 19:13:49 | 季節の花

 

 

台風の影響もあって諏訪地方は蒸し暑い梅雨独特の天候です

ワカサギやその他旧来から諏訪湖に棲息していた魚の産卵を促すよう

数年前から自然環境に出来るだけ配慮した湖岸の造成が奨められて来ました

野鳥たちの繁殖にも役立つ背の高さ程ある葦が育っている半面

淀んで居る水面にはヒシが繁殖しているのが見られます

以前も取り上げていますがこのヒシの繁殖力は猛烈で駆除に四苦八苦している現状です

湖岸には勿忘草を小型にした様なキュウリグサ(ムラサキ科)が咲いていましたヨ

葉をもむとキュウリの匂いがするのでこの花の命名に繋がっているそうです

空は曇天ですがキュウーリグサは晴天の空の色に似ていますネ

 

 

 

 

 

 


葡萄の花

2011-06-23 15:33:50 | 季節の花

 

 

 

 

葡萄棚で葡萄の花が満開しています

と言っても葡萄の花は花びらが無くおしべとめしべだけで遠目にはブラシの様に見えます

蕾の時におしべとめしべを保護していたガクは開花と同時に落ちてしまいます

葡萄の房状の花全体も葉と同じ様な色で 葉に見え隠れしていて目を凝らさないと見落としがちです

徳利形の部分が秋には立派な巨峰になります

 

 

 

 

蕾の状態

 

 

 


夕顔の花

2011-06-22 17:18:20 | 季節の花

 

 

 

今日は夏至なんですネ

信州は昼間の一時 真夏の太陽が顔を見せ梅雨明けした様な暑い日でした

サラダ街道で一見涼しげな夕顔の花が咲いているのを見かけました

源氏物語に登場する「夕顔の花」は

宵闇にほのかに白く咲いて朝露とともに消えていく儚い花として扱われ 

垣根にひっそり咲いてロマンチックなイメージを受けますネ

 畑で目にした咲き始めたばかりの夕顔の花は しぼの粗いチリメンの様な花びらで

花べりは花脈を残してレースの様に透けています

夕顔が光源氏に香を焚きしめた扇子に

『心あてにそれかとぞ見る白露の光添えたる夕顔の花』と歌を添えて差しあげた花だそうですが

サラダ街道では畑にかぼちゃと一緒に植えられており そんな風雅なイメージとは程遠く・・・・

一見かぼちゃの花を小ぶりにした様な印象を受ける花です

お盆頃には写真の様な大根を太くしたような・・・・・ かなり大きな実が成長します

実の厚さは1cm~1.5cm位あり 癖が無いので色んな夏料理に活用されます

私は冬瓜の様にだし汁で煮て冷蔵庫で冷やして頂くのが好きです

信州に嫁いで夕顔なる夏野菜を知りましてから

源氏物語に登場する夕顔のロマンチックで儚い風情がいまいち実感できない私です

 

 


やまぼうし

2011-06-21 15:38:02 | 季節の花

 

 

 

 

 

 

 

信州ではヤマボウシ(ミズキ科)が街路樹として植えられている舗道が多く見られます 

今年は豊年であちらこちらでヤマボウシの木々が花で真っ白に見えます

白く大きな4枚の花弁に見えているのは実は苞で 花は中心部分の突起した部分に咲いています

あまり小さな花なので 肉眼では殆ど見えませんが

マクロレンズで中心部に近付いてみますと 小さな花が集まって咲いているのが良く判ります

秋には赤い実がなって果実酒やジャムに利用されるそうですが・・・・・

鈴なりの街路樹の実は殆どが放置されたままです

数年前にJAで果実がパックで売られており 試食してみた事がありますが

ヤマボウシの果実のお味は???

 

  

 

 

 


ヒョウタンボク(金銀木)

2011-06-20 16:10:23 | 季節の花

 

 

スイカズラ科の金銀木は花は咲き始めは白いのですが日が経つと黄色に変わり

白い花と黄色い花が混同して咲いているので金銀木と呼ばれています

別名ヒョウタンボクと呼ばれていますが 赤い実が花と同じように並んで出来ている様子が

瓢箪型に見える事から付いた名だと言われています

実がなっている様子

この季節 身近な植物では二色ウツギ(スイカズラ科)等も花は咲き始めが白く

日が経つとピンク(赤)にかわり白とピンクが混同して咲いているのが見られますネ

 

 

 

 

 

 


父の日

2011-06-19 14:52:58 | 思いつくまま

 

今日は父の日ですネ

父の日には何年も 花キューピットで子供たちから主人へお花を届けてくれています

主人は このところサマータイムで少し早目に リハビリ散歩にでかけるので

きっと出かけないうちに届けて欲しいと花屋さんに注文しておいてくれたのでしょう

花屋さんが開店前に花籠を届けてくれました

元気な頃は大好きな老舗の生菓子等も用意したのですが

最近は嚥下不良が進み生菓子類も殆ど食べられなくなって・・・さびしい限りです

しかし それなりに無事で父の日が迎えられます事に感謝しつつ

子供たちから送られてきた綺麗な花籠を お部屋に飾って眺めています

 

 


米粒ツメクサ

2011-06-18 19:25:17 | 季節の花

 

 

田植えがすっかり終わり 水田で稲が順調に育っている風景は心が豊かになります

私はお米に感謝して育った年代ですから・・・

田のあぜ道一面に黄色い小さな花が咲いているのを見つけました

近付いてみますと米粒ツメクサ・小米ツメクサ(マメ科)です

名前の通り5mm程度の大きさで花の形態はツメクサそのままです

拡大してみると愛らしい表情をしていますネ

ヨーロッパ,西アジア原産の一年草で 日本には明治後期に渡来した帰化植物だそうです

近くには苗代イチゴ(別名 早乙女イチゴ)の花も見られましたヨ

夏の終わりに真っ赤で愛らしい実を付け 子供の頃に食べてみた記憶があります

酸味が強烈で・・・・・多くは食べられませんが

現在でも沢山採集出来ればジャムに加工されたりします

実が小さく採集が大変ですから貴重品ですネ

 梅雨のこの時期は気を付けて観察すると身近で色んな小さな植物に出会えます