★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

イケマ(神の足)

2009-11-29 19:00:10 | 木の実
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<1. 生馬(イケマ)の種の旅立ち>








昨日ガガイモの旅立ちをご紹介しましたが

ガガイモ科に属する植物でイケマ(生馬)はガガイモとそっくりな旅立ちをします

実はガガイモより細長く表皮に突起が少ないので見分けやすいです

イケマはアイヌ語で神の足という意味があり

伝説ではイケマには偉大な霊力があり 魔よけや病よけになっていた様です

乾燥させたイケマの根をハチマキにしたり

肌着に縫い付けたり 首から下げたりすることで

害敵から身を守った生活の知恵から生まれた伝説の様です

7月中旬に開花していたくす玉のような花を興味を持ってながめました

うっかり実がなり始めている様子を写しそびれましたが

実の出来始めは太めのインゲン豆・見方によっては細長いオクラが

房状にぶら下がっている様な印象でした

サイトからボタニカルアートのイケマの実がなっている図をお借りして

スライドショーを作ってみました

風に飛ばされて何れかの地でやがて芽を出し

子孫を増やしていくであろう種の未来を想像する度

果てしない希望を託してしまいます










ガガイモ旅立ち

2009-11-28 16:23:39 | 木の実
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(マウスオンクリック・9枚画像)



周囲の山並みが冠雪し始めた頃に

毎年とても興味深く観察しているガガイモの旅立ちの様子を

今年も何箇所かで見る事が出来ました

種髪が風に飛ばされて旅立つ様子は何度見ても興味深く

ながめていると時の経つのを忘れます

実によって種の飛び方に差異があり 

まるで意思がある様な動きをしている様子が一層興味深いです

何例か種の旅立ちをスライドショーでご紹介して見ます

花は7月中旬に同じ場所で写したものです





彗星蘭即売展

2009-11-25 16:19:25 | 季節の花











久しぶりに仰ぎ見る八ヶ岳はすっかり冠雪しました

毎年この時期になりますと日本冷蔵・ニチレイの開発した彗星蘭の即売展が開催されます

年を重ねる毎に愛好者が増えて今年は見事な鉢植えが並びました

昨年もご紹介していますが蘭は暑さに弱く適度の乾燥を好むことから

八ヶ岳高原の夏の気象条件が最適なので大規模な蘭栽培が展開されています

今年は希望者は蘭栽培の温室も見学する企画があり

日常開発に携わっておられる方の苦労話も含めて温室を一回りする事が出来ました

一棟が150坪の温室が10棟あり

余すところなく蘭が栽培されている様子には圧倒されました




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1500坪の温室全体に彗星蘭が栽培されている




               







☆ non_nonさん のソースをお借りしています



黄カラスウリ

2009-11-18 11:17:56 | 木の実
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梅雨のころ繊細なレースの様な花を咲かせていた黄カラスウリが実になっています

黄カラスウリは蔓性で繁殖力が強く葉が茂ると 他の植物に悪影響を及ぼすので

大部分が駆除されて実がなるまで残っているのは少ないのですが

かなり大木の胡桃の木に這いあがって

レモン位の実を付けているのを今年も見る事が出来ました

その昔は天花粉の材料として役立っていた事もあるそうですが

サイトを検索しますと黄カラスウリの果肉を練りこんだ石けんの紹介がありました

ダメージ肌をすばやく修復し 肌荒れや乾燥肌を改善する作用が在り 

美しくなめらかな肌を保ってくれるそうですヨ

実の画像にマウスを置いてただきますと花の時期の様子が見られます

駆除される植物の中には役立つ植物もありますネ



アスパラの赤い実

2009-11-16 16:18:47 | 木の実
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<1.  アスパラの赤い実>





春にいきなり台地からニョキニョキ芽を出すアスパラは雄株と雌株があって

畑では収穫率の良い雄株が主に栽培されているそうですが

まれに雌株が混入していて

晩秋のスモークツリーの葉が群生している様な中で赤い実を付けています

夏のアスパラは若草色の繊細な葉を茂らせています

花屋さんで花束のグリーンや生け花に使われたりしますが

サラダ街道のアスパラは広大な畑一面葉を茂らせて見事な景観を見せてくれました

一位も今年は例年になく赤い実をいっぱい付けています

中には固まって実を付けているものもあります

紅葉が終わりを告げる頃 赤い実が目立って秋の名残りを感じますネ









九州物産展

2009-11-15 09:52:46 | 思いつくまま











郊外にあるデパートで九州物産展を開催しています

水産物や加工食品等さまざまな物産が展示販売されて人気を呼んでいます

お昼時に着いた私はふと目にとまった「焼きサバ寿司」なるものを買ってみました

脂がのった新鮮なサバをじっくりとあぶり焼きして仕上げて

香ばしい風味をそのまま棒寿司にしていると言うしろものです

また八女茶の産地では九州茶の抹茶わらび餅が色鮮やかで一段と美味しそうで・・・

食いしん坊には魅力ある物産展です





ヒイラギの花

2009-11-13 22:50:55 | 季節の花

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(クリックオン・4枚画像スライドショー)




表鬼門(北東)にヒイラギを植えると魔除けになるそうですが

ある信仰の道場で まさに表鬼門の方向の垣根に植えられている

ヒイラギの木に 良く見ると花がいっぱい咲いています

近付くとかすかな金木犀に似た懐かしい香りを放っています

以前にもご紹介していますがヒイラギは老木になると葉のとげがなくなり

艶やかな丸い葉に成長(?)している様子がここでも見られました

花も丸い老木の葉の幹に密集しています

老木になると角(棘)が取れ 花も見事に咲くという縁起も

信仰の対象になって用いられているのかもしれませんネ

画像をクリックして頂きますとその様子がご覧いただけます


無残な氷害

2009-11-12 22:21:29 | 思いつくまま
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(クリックオン4枚画像スライドショー)



サラダ街道のリンゴ園では いたるところでリンゴの収穫が始まっています

見事に色付いたサンフジは日持ちも良く贈答用にも大いに人気があります

今年は残念なことに初夏のリンゴが結果を始めた頃に 

時ならぬ氷害があった為 遠目には赤くきれいに見えるリンゴの表皮に

沢山の傷が出来てしまっています

正常価格で販売出来ない傷リンゴがJAの一角に山積みされています

味はとても美味なのですが・・・

今年は大きな台風の被害もなくリンゴ園は大豊作の印象ですのに

自然の予期できない猛威には作物は無防備で

人間はいかに無力であるか傷の付いたリンゴを手にすると認識させられます

スライドショーに結果し始めたばかりのリンゴを収めてみました

この小さな実に氷害の痛手がいかに多大であるかご想像して頂けると思います


10月桜

2009-11-11 17:34:44 | 季節の花
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(6枚画像スライドショー)




今朝は久しぶりに一日中雨音がしていました

この雨で里の紅葉も大分 葉を落としてしまう事でしょう

里に紅葉が降りてくる頃に 毎年十月桜が咲き始めます

真っ赤に紅葉しているモミジやケヤキ・クヌギに混じって

枯れ枝にパラパラと咲いている十月桜の風情は寂しげで初冬の憂いを感じます

今年、夏に大幅に剪定され スケールが小さくなった桜の木ですが

立ち寄ってみますと公園の片隅でひっそりと咲いていました

桜には春のみ咲く種類と初冬にかけて再び咲く二期咲きの種類があります

一般的に八重に咲く桜の事を十月桜と呼んでいるようですネ

以前一重咲きの冬ザクラをご紹介しています

対比してご覧になりますと違いがわかりますヨ


水彩画・紅葉

2009-11-10 09:26:30 | 水彩画












諸用が重なり長いお休みをしてしまいました

留守中にも関わりませず多くの方々のお立ち寄りを頂き深く感謝しております

これからまたぼちぼち時間の許す限り続けたいと思っております

一時期冬型の気圧配置になって冷え込ましたが

このところ信州は穏やかな秋晴れの日が続いています

里にも紅葉前線が降りて ごく身近でも紅葉が楽しめるようになりました

お馴染みのミスター靖さんから紅葉の水彩画を送っていただきました

燃えるような木々の紅葉の様子を絵画で拝見すると趣ひとしおですネ