★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

菜種梅雨の庭

2022-04-30 09:12:16 | 我が家の庭
このところ、気温が低く、小雨の日が続き、まるで梅雨の様です。
先日ご紹介した江戸時代から咲き続ける牡丹に続き
底紅のボタンや白いボタンも開花し始めました。
ランダムに庭の花をご紹介してみます。

優雅なグレーピンクの大輪の底紅牡丹。

花芯部分に色だまりがあるのが特徴。


2株咲きますが両方とも白一色のボタンです。


紫蘭(ラン科)強い植物で、根でどんどん増えます。

丁子草(キョウチクトウ科)

     
          ヤマブキ(バラ科ヤマブキソウ属)

ムスカリの種(?)

ムスカリと雪柳(ツルボ亜科ムスカリ属 )

スズラン


ゴウダソウ・オオバンソウ(アブラナ科・ゴウダソウ属)

   
   タ ネ

         
         乾燥した種。

      
  種を外して、ドライフラワーを作った。


姫ライラック(モクセイ科ハシドイ属)は樹高が高くならない
薫り高いコンパクトなライラック 。



バラの新芽で、まるで擬態している様なスジグロシロチョウ。




花起こしの雨にボタン開花!

2022-04-28 08:52:52 | 水鳥


この処、菜種梅雨の様な日が続いています。
この花起こしの雨(菜種梅雨)につられて、
我が家の庭で牡丹第1号が開花を始めました。
雨が花芯に当たると、花の寿命が短くなるので気が気ではありません。


庭のボタンは、江戸後期から我が家の庭に植えられていると伝えられおり、
blogを始めて以来、例年この時期にはアップして居る常連の花です。
一番沢山花を付けた年は25輪でした。
大輪の牡丹なので、花が開花すると、普段の3倍もの面積に広がります。

                          2016.4.25写


牡丹は樹齢を重ねると、根元から脱皮する様にボク(木)を残して
傍らから若木が育って来ます。
脱皮して行く木(ボク)自体は、それなりに風雪に耐えた古木の印象があります。

                           2014.4.20写


新しい花芽は毎年、木(ボク)の上から成長していく植物です。
花起こしの雨の中で開花したボタンは雨が似合います。




湖岸の鬱金桜

2022-04-25 09:51:47 | 季節の花




 

湖岸の桜並木が葉ザクラに変わる頃、強剪定されている
メタセコイヤの並木が美しい発芽を見せています。
緑のトンネルになるのにはもう少し時間がかかります。             

            







湖岸にはウコンの桜も植えられています。
ウコンの桜はオオシマザクラを母に、日本原産の栽培品種・サトザクラとの
交雑種だそうです。
花にピンクが多く入らないと言う事は母似なのでしょうネ。


蕾はピンクです。
花弁の所々にさすピンクが美しい八重桜です。




カリン(バラ科カリン属)


ダイサギが遠く、桜の花が咲き終わった対岸を見て居ます。
葉ザクラも赤いガクが残っているので、遠目はピンクに見えます。


アオサギは葦の若芽が伸び出しいる湖岸に良く飛来しているのを見かけます。
もしかしたらコロニーから飛来している幼鳥かも知れません。


スッカリ夏羽に色変わりした冠カイツブリが突然眼前に現れました!
身体全体が茶色で、冬に見かけた冠カイツブリとは別人(?)の様でした。
冠毛の逆立ちがユーモラスに見えます。
留鳥ではありませんので、冠毛を逆立てたまま渡去するのでしょうか。(笑)




湖岸近くの量は小エビ漁でしょう。
声をかければ聞こえそうな程近くでの漁です。


舗道には、ボランティアの方が植えた水仙が満開です。








ヤマシャクヤクと庭の花たち

2022-04-23 08:47:14 | 季節の花
昨朝、明け方に雨音がして居ました。
我が家の小さな庭が、しっとり潤って小さな植物が生き生きして見えます。
気になって居たヤマシャクヤクを見ると、今にも開花しそうな蕾です。


観察していると、午後、気温が上がるにつれて開花を始めました。


昨年まで、4輪咲いていたのですが・・・
今年は残念な事に1輪しか咲きません。何故なのか??
山野草は手入れしすぎても悪影響ですし、放置すれば消える場合もあります。
それだけに咲いた時の嬉しさは倍化します。

ちょっと弱弱しい咲き方です。


コンロンソウ(アブラナ科)

ムラサキケマン(ケシ科)

ムスカリ


ムスカリの花にスジグロシロ蝶が飛来しました。


スズランは繁殖力が強く、いつの間にか、我が家の庭はムスカリとスズラン
が競争してグランドカバー状態になっています。
以前、庭のスズランを集めてブーケを作った事がありますヨ。
微かな佳い香りのするブーケでした。


                    2011.5.21写

  
  編み笠ユリ

下向きに咲くので、少し横を向いてもらいました。


洋スミレは大きく美しい色をして居るのでどんどん増えても放置して居ます。
アメリカスミレサイシン・パピリオケアナもプリケアナも
それぞれが好きな場所で増えて、こちらもグランドカバー状態です。

              アメリカスミレサイシン・パピリオケアナ

こちらはアメリカサイシン・プリケアナです。

         アメリカスミレサイシン・プリケアナ

ツルニチニチ(キョウチクトウ科)



遅めの水芭蕉

2022-04-22 10:17:33 | 季節の花


カタクリの花が咲いている出早神社の境内の池を経て
流れている小川沿いには、水芭蕉の花も見られました。
日陰なので、少し生育が遅く感じられますが、
目覚めたばかりの、清楚な水芭蕉群です。




水芭蕉が咲く境内の池に、幼稚園の子供達が自然観察に来て居ました。
可愛いらしい子供の様子にカメラを向けると
責任者らしき人から注意されてしまいました。
子供達を守る先生の責任感に敬意を表しながら
遠くから、子供達の様子を写す許可を頂きました。



この小さな池には、ビックリする位、沢山のオタマジャクシが誕生します。
子供達は、花よりもオタマジャクシに興味を持って居る様でした。
下の写真は、以前、小学生が捕獲して居たカエルの卵とオタマジャクシです。

                        2020.4.16写
池の周囲にもアズマイチゲやキクザキイチゲなど
スプリングエフェメラルが見られます。

アズマイチゲ

キクザキイチゲ



キクザキイチゲ

小さなニョイスミレ

10月ザクラ・桜の花が咲く頃の花も花数は少なく寂し気な印象です。

近隣のお宅に咲いていたシロヤマブキの花

シロヤマブキは花と種が同時に見られます。


神社の境内に咲くカタクリの花

2022-04-20 19:59:42 | 季節の花


今年は桜の花が咲く時期に雨と強風で
桜の花を充分鑑賞しないまま葉桜になってしまいました。
先日、blog友さんに教えて頂いて
岡谷市内の出早神社境内のカタクリの花を見て来ました。
境内には標準的な葉にワイン色の斑が入って居る種類と
白い斑が入って居る種類があります。

標準的なカタクリの葉



この白い斑が入って居るカタクリの花は標準的なカタクリの花の
2倍くらいの大きさです。


色が濃い目の花を咲かせているカタクリの葉は白い斑入りです。



良く見ると色が濃い種類とピンクに近い花も見られます。
白いカタクリを見つけました!
判り易い様に棒が建てられていますが、見つけるには注意が必要です。

    


アズマイチゲ(キンポウゲ科・イチリンソウ属)

ニリンソウ(キンポウゲ科・イチリンソウ属)

ニリンソウの群生

スミレ

スミレは名の判断が難しいです。
お判りの方はおしえてください。

ヤマエンゴサク(ケシ科・キケマン属)

キバナノアマナ(ユリ科)

キバナノイカリソウ(メギ科・イカリソウ属)

ウスバサイシンの花(ウスバサイシン科・カンアオイ属)

ヒメギフチョウの食草

どの葉の根元にも花が咲いています。

カンスゲ(カヤツリグサ科)

ヒトリシズカ(センリョウ科・チャラン属)

ヤマブキ(バラ科・ヤマブキ属)

蕗の花(キク科・フキ属)






諏訪湖岸の桜並木

2022-04-11 08:39:08 | 水鳥

高島城の桜は未だ3~5分咲きです。


湖岸の桜並木も未だ、3分咲と言ったところでしょうか。


今日は諏訪とすれば気温が上がって、日中は真夏日になりました。
湖岸には未だ北に帰らないカモ類が見られます。
渡り鳥のヒドリガモ・マガモ類は例年長居して居ます。



                              ヒドリガモ群
今年は、あまり見られなかった、冠カイツブリが
すっかり夏羽に変身して潜水している姿も見られました。
ミッキーマウスの様な冠毛や顎鬚(?)が、逞しい姿に変わって見えます。

冠カイツブリの夏羽の様子

                             2022.3.9写
以前ご紹介して居る、あの真っ白で美しいマルガモも
湖岸近くで遊泳して居ます。
一際色白なので、他のカモ達より目立ちます。



マルガモはマガモとカルガモの交雑種です。
諏訪湖では、それぞれに色んなDNAを受け継いだ
何種類かのマルガモを見る事が出来ます。



もしかしたらこの2匹はツガイなのかもしれません。
次の世代はどんなマルガモが誕生するのか・・・
興味津々で眺めてしまいました。





こちらは正真正銘のマガモです。
未だ、お相手が見つからないのでしょうか?
盛んに自己アピールをして居る様に見えます。









高島城公園のゴイサギのコロニー

2022-04-07 15:58:44 | 野鳥



先日ご紹介した高島城の桜は、2日後には枝先に花色が出て来て
一番咲きのオカメザクラは5分咲き程度に進んでます。




寒緋桜も開花し始めました。
早速、花の根元から蜜を吸ったのは誰でしょう?




以前、銀杏の木の天辺に営巣して居るアオサギをご紹介して居ますが
別の木ではゴイサギも営巣して居ます。
ゴイサギは夜行性で昼間の飛行はしないので普段は見た事がありません。
1本の木に沢山のゴイサギが集合して居ます。


時々向きを変えていますが、アオサギの様に飛翔している様子は見られません。
夜になるのを待って採餌に行くのでしょう。







ゴイサギはアオサギと同じペリカン目サギ科ですが
アオサギの様に首が長くなく、嘴が黒く、一見ペンギンの様にみえます。
此処でアオサギと比べてみます。


こちらはアオサギです。  


アオサギは首がなが~いし、脚も長い。


アオサギは昼間、時々、採餌に行って居ます。


一方、ゴイサギは、巣の中や木の枝上に留まって向きを変えていますが
飛び立ちません。


ゴイサギの命名は、平安時代に醍醐天皇の命に従い捕まった事から
官位の「五位」を授かったそうですが・・・
捕まっただけで官位を頂けるのも不思議な言い伝えですネ。


成長しきって居ないゴイサギをホシゴイと呼んでいますが
同じ樹にホシゴイも留まって居ます。




ゴイサギモ、ホシゴイも近くの枝に飛び移ったり
羽を広げてはいますが、飛翔はしません。


こちらは、羽に斑点があるのでホシゴイの様です。
昨年、この樹の上のコロニーで育った幼鳥かもしれません。
ゴイサギの幼鳥は羽化すると、公園内の柵を危なっかしい足取りで
ヨチヨチ歩いていました。
夜行性なのに大丈夫なのかしら??と・・・
素朴な疑問を持ちながら観察して居ました。


  ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)            2021.7.09写
 


高島城の桜

2022-04-06 08:24:26 | 高島城址公園


あちらこちらのblog友さんの処で、何度かお花見の写真を拝見して居ます。
昨日の午後は、こちらも汗ばむ位の陽気でした。
高島城公園の桜は如何に?? 花の様子を見に行ってみました。


古木のサンシュユは超満開です。
花期が長~いので、桜とのコラボが見られます。

                   


公園内に、一番多く植えられているソメイヨシノ
蕾は大豆の大きさ位です。

                                 




お濠のエドヒガンザクラ。(ソメイヨシノより少しピンクが濃い)

                            


寒緋ザクラは早めの開花ですが、今年は遅れています。 2021.4.8 写


八重桜は一番最後の開花ですから、まだ固い蕾です。


英国で誕生して逆輸入された、寒緋桜とマメザクラの交雑種
「オカメザクラ」が木の天辺の方から開花が始まっていました。
公園では一番咲きです。




お花見には少し早目でしたが、微笑ましい家族が見られました。


花壇の水仙が咲くには時間がかかりそう。

         










カワラヒワの水浴

2022-04-04 08:50:40 | 小鳥


サクラの小枝にカワラヒワが飛来しました。




水辺でカワラヒワを目にするのは珍しいです。


あらっ?? 辺りを見回して・・・水の中に・・・
尾羽だけが黄色いので♀でしょうか??


いきなり水浴びを始めました!


クロールもして居ます。(笑)




                 
おや~ 仲間がいる様です。
岩の上で見守って居るのは、♂??


大丈夫?? 
此処は雀の縄張りの水浴び場ヨ。



あっ! 案の定、見張りの雀に見つかりました!
でも、カワラヒワは水浴びを続けています。


やっぱり、雀はホバリングしながらカワラヒワを威嚇し始めました。





動じないカワラヒワを雀も執拗 に追い払おうとしています。




これにはさすがにカワラヒワも退散!


雀に追われたカワラヒワは、安全な木の上に戻って羽繕いをしています。


雀の縄張り争いは度々目撃して居ますが
何時も雀は決して負ける事なく最後迄相手を威嚇して勝利して居ます。