★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

白鳥は悲しからずや

2006-11-30 07:41:37 | 思いつくまま

 

安曇野を流れている犀川の白鳥湖と呼ばれている場所には

毎年沢山の白鳥が飛来します

すでに270羽近い白鳥が飛来しているとニュースが流れましたので

出かけてみました

ところがこの夏の大雨で川がすっかり様変わりして

白鳥が羽を休める中洲が消失してしまったため

白鳥ばかりか人間も立ち入り禁止になってしまいました

白鳥は近くの水田や別の場所に分散しているそうです・・・

今日は残念なことに白鳥の姿は殆ど見られませんでした

後日飛来している場所を訪ねてみたいと思っています

 

 

帰り道、安曇野を代表するわさび農園に立ち寄ってみますと

豊富な清流の山葵田で青々と山葵が育って花も咲いていましたヨ

ハート型の葉が葵に似ているところから

野生の葵で山葵の名がついているそうです

2月にわさびのおひたしをblogしています

ピリッと辛くてなかなか乙な味覚の山葵のおひたし参考にご覧下さい

 


公園のユリノキ

2006-11-29 09:26:57 | 木の実

 

 

諏訪湖の湖畔公園に5m近いユリノキが沢山の実をつけています

春先には沢山の花が咲いていましたが葉が多いのと

木が高すぎて花の写真を大写しする事が出来ませんでした

枝払いしたチューリップの花形の様な実を一枝頂いてアップしてみました

花びらのような一枚一枚の根元に種があって

風の強い日にはくるくる回りながら風に飛んでいく様子が見られます

 

 

 

ユリノキは別名をハンテン木と呼んでいます

落ち葉を見るとお分かりですか?

ハンテンの格好に似ていることからこの名が付いているようですヨ

高槻にお住まいのtabibitoさんが

紅葉しているハンテン木blogしておられます

参考にご覧下さい

 

 

  ★サイトで群馬大学の青木先生の図鑑で花もご覧になれますヨ


冬支度

2006-11-28 08:43:24 | 思いつくまま

 

三寒四温を繰り返し間もなく信州には寒い冬がやって来ますが

このところ雨の後気温が上がって過しやすいです

一昨日の早朝

野沢菜にうっすらと霜が降りている様子を写しました

お分かりいただけますか?

野沢菜の葉が霜に何度か当たりますと

柔らかで美味しい野沢菜になると言われています

今年は何度か霜が降りましたのでそろそろ漬け頃です

いよいよ信州独特の野沢菜の漬物・冬支度が始まりました

昔ほど大量に各家庭で漬けられなくなった様ですが

この数日間はJAでは野沢菜が大量に販売されています

 

 

お正月頃、鼈甲色に変色した野沢菜が食卓を飾りますが

漬けたばかりの柔らかな野沢葉の浅漬けもなかなか美味しいですヨ

少し塩分を控えて漬けた野沢菜に

お醤油を少々かけて頂くのが私流です

温かいご飯によくあって美味しいですヨ!

 


高 原 (Ⅱ)

2006-11-27 07:55:36 | 高原

 

今年になって 八ヶ岳に何度か冠雪が見られ

今も山頂付近は雪化粧したままで気温はかなり下がっています

春先 枝が見えないくらい咲いていたズミも

黄色い実をつけてやがて赤く熟して地面に帰ります

この季節満開のズミの写真を見ると雪が積もったようですネ

花の時期をあわせてスライドショウにしてみました

 


高原

2006-11-26 08:43:49 | 水彩画

 

お馴染みのパソコンで水彩画をお描きになるミスター靖さんが

初秋に逸早く紅葉を見せる「つたうるし」を 描いて送って下さいました

蔦ウルシは落葉木質のつる植物です

八ヶ岳の森に多く見られ

秋には森の木々がまるでカラフルなストッキングをはいた様に見えます

この蔦ウルシは気根を延ばして

3m位にまで木に巻きついているものも見られますヨ

葉がツタに似ている所から蔦ウルシと呼ばれています

 


初冬のバラ

2006-11-25 11:27:51 | ばら

 

今朝は気温が下がり街中でも霜が降りました 

けれど今年は 初冬とすれば比較的日中の気温が高いので

裏庭のフレンチレースがほぼ完璧に近い姿で開花しています

蕾の時期に少し気温が低い日が続きましたので

一番外側の花びらを痛めてはいますが・・・

初夏のフレンチレースは

オレンジの強いサーモンピンクのバラですが

優しいピンクが効いた初冬のバラも素敵です!

信州の山々には冠雪が見られるこの時期にバラの開花を見届けますと

「よくぞ咲いてくれました ありがとう!」と心から言いたくなりますヨ

 


2006-11-24 08:42:15 | 思いつくまま

 

諏訪湖の波打ち際に立ちますと黒い実らしき物が

沢山流れ着いています

このコウモリのような黒い物体は何だかお分かりですか?

ひし科の植物・菱の実です

ひしの実は消化促進・滋養強壮があり

胃がんなどの特効薬としてひしの実を煎じてお茶にしたり

薬禅料理にも使われるそうですが

諏訪地方では食用にしていると聞いたことはありません

 

 

諏訪湖に流入している川筋に

秋頃 ひしの繁茂している様子を見かけましたが

今は残念ながら見ることが出来ません

サイトに紹介されていますひしなる植物を参考にご覧下さい

九州の筑後地方では

ひしの実は秋の味覚として収穫されて栗の実に似た味覚が

親しまれている様子がひしの実情報として報じられていますヨ

またデパチカで売られていたとblogされている方もいました

菱の実についてはサイトに興味ある色々な情報が載せられています

参考になさってください

  ★  菱の実

 


朝もやに包まれて

2006-11-23 08:57:30 | 思いつくまま

 

今日は勤労感謝の日ですネ

諏訪地方はあいにく曇りがちです

諏訪湖の対岸に見える街はかつては生糸で栄えた岡谷市です

明治初期から製糸業が盛んで

長野県の近代工業発展の先駆となりました

このオブジェは繭から糸を取る機器がモチーフになっています

諏訪地方は勤労といえば切っても切れない生糸産業です

今は生糸に変わって精密工業が世界にシェアーを誇っています

 

 

 

 


初冬の花

2006-11-22 09:10:01 | 季節の花

ヒイラギ(モクセイ科)

 

葉に触れるとひいらぐ(痛い)事から柊の名がついているそうですが

ヒイラギは寒くなってから開花する貴重な花です

銀モクセイと花は良く似ています

銀木犀の香りは金木犀そっくりな甘い香りですが

柊の花の香りは柑橘系に近いさわやかな香りです

地方によってはいわしを枝にさして玄関にかざり

魔よけにしているのを見かけますネ

確かに葉の棘は鋭く痛そうです

 

 

 

ツバキ科のお茶の花も霜が降りる頃咲きます

蕾がまんまるでいきなり咲く様子が愛らしいです

 

 

お馴染みのサザンかもツバキ科です

あちらこちらで咲いているのが見られるようになりました

漢名で椿のことを山茶花と呼ぶそうですヨ

 

 


お馴染みの実

2006-11-21 09:39:41 | 木の実

へくそかずら・灸バナ(アカネ科)

 

この植物を知らない人はいませんネ

手折ると悪臭がすることからこの名がついているそうですネ

愛らしい花や実の様子には似合わない命名だと

この花を目にする度思っています

確かにお灸の印象は受けますネ

真ん中の赤い部分は火のついた部分と思うと実感が湧きますネ

日当たりの良い垣根に見事な実が沢山なっていました

霜が降りて葉がすっかり落ちてしまいしたが実はしっかり残っていますヨ

来年も沢山の子孫を増やして花も実もつけることでしょう