そーれりぽーと

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ワールド・ウォーZ

2013-08-14 | 劇場映画れびゅー
ゾンビなんて死ねばいいのにと常々思いながらゾンビ映画を避けている私ですが、何故か『ワールド・ウォーZ』を観てきました。
★★★

ゾンビになった群衆が猛ダッシュで襲ってくるのに、あまり恐怖は感じない。
タイトルだけでなく、序盤はゾンビ映画で有ることをハッキリさせない為かゾンビの顔をハッキリとは映さない。
みんなわかってて観に行ってると思うんですけれど…。

怖くない理由は、ゾンビ映画特有の隣に居る人が突然豹変して襲ってくる場面が一切無いし、愛する人や家族、友人がゾンビになる場面も無い。
あと、殺しても殺しても死なない感がゼロ、一応頭を撃たないと死なない設定では有るけど、撃ち損じて襲われる描写は無い。

なので、ゾンビ映画とは言いながらモンスターパニック風のテイスト。
つまりは、ただのゾンビ映画にしてしまいたくなかったのでしょう。
愛する家族を守るため、主人公が人類を救う方法を求めて世界を飛び回るというのが主題で、ゾンビは物語を盛り上げる為の手段となっています。

なのでゾンビ嫌いの私でも途中で立ち上がる事無く観られました。
しょっぱなで『ドーン・オブ・ザ・デッド』のオープニングよろしく寝室の扉が開いたときはゾッとしたけど、これはオマージュでやっぱり家族愛の映画としての差別化の為のシーンでした。
ちなみに『ドーン・オブ・ザ・デッド』は寝室の外に女の子が立ってるのを見た途端レンタルしたのを後悔し、DVDのスイッチを切って速攻TUTAYAに返却しました。

見どころはイスラエルでの騒乱から飛行機の場面。
ゾンビがワラワラと来た時の逃げっぷりが素晴らしい。



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