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サンシャイン 2057

2007-04-20 | 劇場映画れびゅー
ダニー・ボイル監督が、また今までと全く毛色の違う世界を描いた『サンシャイン 2057』。
でも、真田広之の名前しか頭に無いまま観てきました。
★★★

太陽の急激な老化とともに滅び行く地球と人類を救う為、太陽での再生ミッションに向かう宇宙船の乗組員達を描いている。

真田広之出演のハリウッド映画で宇宙ものとしか認識が無かったのですが、劇場のポスターで監督やほかの出演者の名前を見て期待は急上昇。
演技派の中にクリス・エヴァンスが混じっているのは客寄せパンダとして、キリアン・マーフィ、ミシェル・ヨーの存在は大きい。

各人、全く違う役割を負ったクルーで構成された、必要最低限の人数でのチームミッション。
ミッションをコンプリートするためには誰が最も必要なのか。
論理的に任務最優先であるべきと考える者と、多少のリスクを負ったとしても成功率を高めるべきと考える者。
無限の空間と密室のギャップで判断のおかしくなる者。
など、ストレスや個人の価値観の違いで少しずつ小さなコミュニティーが崩壊していく姿と、不慮のアクシデント、こういった話ではありがちな展開が続く。

そんな中で光っていたのはやっぱりキリアン・マーフィーで、彼の表情芸が緊迫感を盛り上げていた。

真田広之は…大昔彼が主演していた和製スペースオペラを思いながら劇場に足を運んだのですが、“武士道”的な面を兼ね備えた素晴らしいキャプテンを熱演していた。
同じ日本人として誇らしいけど、背の高さを隠す演出が上手いなぁと別の俺が横でささやいていた。

なんだかんだ言っても、ネタ切れがちなこの映画の見所は、なんと言ってもVFXとセット。
もう、ハリウッドには映像化出来ない物は何も無いと思わせる完成度の高さ。
どこかで見たと思ってしまう造形物の組み合わせも、取り巻く“環境”が、ごく自然に見えるセットとVFXでリアルに迫ってきます。
この映画で映像技術は一旦完成したと言えるんじゃないかな。
大げさだけど。

ネタバレ
後半は『28日後』の監督だったことを思い出させるモンスターホラーテイストに変わって、ちょっと面倒くさい。



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2 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2007-04-20 21:20:02
意外と楽しめました!
そういえば真田さんの背が低い事をあまり感じなかったわ。
アングルが上手かったのでしょうか?
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真田蟲 (そーれ)
2007-04-21 20:49:26
>ミチさん
多分ほとんどの場面で台に乗ってたと思いますよー
足元まで映った場面が記憶に無いし、映っても顔のわからない宇宙服着て浮いてたし、本人かどうか(笑)
返信する