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ソフトバンク 911Tレビュー(遅っ)

2007-04-29 | ケータイ&モバイル
いつもやるやると言いながら、すぐ手を付けずに放置してしまう事が多い俺。
大変申し訳ないw(←w)

そろそろ夏のモデルが発表される時期にもさしかかって来たので、取り急ぎ911Tのレビュー書きます。
発売日に買ったのに今更ですけど。一応画像も添付しときます。

購入時の経緯は→こちら
最近のソフトバンク自体の仕様は→こちらに書きました。


デザイン面
一見スタンダードなスライドケータイ。
でも、使っている内にいろんなこだわりが感じられた。

角ばって見えるフォルムも実は上下に軽くRが付いていて、WEBビューアやデジカメ、ワンセグ鑑賞などクローズ状態で倒して持った際、R部分が人差し指の付け根から手のひらにかけてしっくりと収まる。
特に右手で持つと、自然と人差し指がカメラのシャッターボタンにかかり、親指は十字キーへと運ばれる。
四隅の角は手に引っかかりやすいよう角を取っていないのも好印象。
背面の面取り部分は握って持った時にもしっくりきます。

十字キー周辺のボタンには大きく波打った形状になっていて非常に押しやすい。
特にクリアキーは一見押しにくそうな末端にあるのにも関わらず、角度がついているおかげで片手でも簡単に押せるのが驚き。
さっきも書いたように、四隅の角を取っていないおかげで片手操作がかなり楽になっている。
側面の細いボタンにも縦方向で傾斜が付いていて、見なくても判別出来て押しやすい。

裏面は至ってシンプル。
カメラのレンズ部分の窓が広く取られているのは、窓の狭いSHを使い続けてきた俺にはありがたいと感じた違い。
このくらい広いと、汚れや指紋をふき取るのにとても便利、等と思いながら使っていたら、いつの間にか傷が付いてしまっていて悲しくなった。
窓のカバーををパーツとして交換できるようにしてくれると助かるんですが。

オープン時のボタン配置は絶妙で、二つ折りケータイと比べても違和感の無い並びになっている。
ただ数字キーのクリック感が浅いのと、どのキーを触っているのかわかりづらい表面形状の為、ブラインドでメール作成時の押し間違いがかなり多い。
これはSHを使い続けてきた事での慣れの問題なのかもしれないが、1ヶ月以上使った今も打ち間違いが頻繁に生じるのには、根本的に改善の余地があるんじゃないかなと思う。

V-801SA以来のスライドケータイ購入で、かなり小さくスタイリッシュになった印象。
性能の差を念頭に厚みを比べると、あの厚みには何が詰まってたのかと思いたくなる。
二つ折りを開いたときのような威圧感が無く、クローズ時のカッコ良さは目に付くけど、やっぱり液晶画面が常にむき出しなのについては気を使ってしまう。
ホールドボタンを押す煩わしさも有る。

液晶については、高精細VGA液晶の美しさと3インチの大きさに、はじめは感動を覚えた。
でも、SHの半透過型液晶に慣れ親しんできた俺には、911Tの昼間屋外での見え辛さにとてもストレスを感じてしまう。
“高精細”ではあっても、場所によって文字も読めない状況。
また、バックライトが消えた際に液晶ごと落ちてしまうので、何も表示されていない真っ暗な状態が通常の待ち受け画面になる。
スライドケータイは常時画面を確認出来るというのも利点なはずなのに、これでは意味が無い。
次回からスライドケータイを選ぶ際には、外の強烈な光でも部屋の明かりでもバックライト無しで画面が確認出来る、半透過型液晶かどうかをまず確認してから決めるようにしよう。

フォントについては、せっかくVAG液晶だというのに、シャギーの無い文字に対応していない。
これには全く納得いかない。

クレードルは、充電しながらワンセグを見るのには最適な形状。
背面のスピーカーの音も、左右に広がるように出来ている。
充電中は、デジカメモードで撮影した画像を連続再生する事も出来るので、このクレードル自体には好印象なのですが、実は一度も充電状態でワンセグやスライドショーに使った事がありませんw
複雑な形状にも関わらず、セットしやすくて外しやすいこのクレードルの形状には、かなりの苦労が感じられる。


ソフト面
メインメニューを、テーマだけでなくアイコンの位置まで自由自在に変える事が出来るのは、SHから移ってきてアイコンの位置に戸惑った俺にとって、とても便利に感じた。
文字やウィンドウカラー等も細かく自分の好きなように変更でき、ケータイ自体に愛着が沸く。

このメニュー画面では、大画面を生かしたミニツールと言う別ウィンドウが、画面上部の2割程のスペースに表示される。
中身は「当日のスケジュール」「メモ」「メディアプレイヤー」「ニュース&天気」「とっさの英会話」「スライドショー」の中から選択でき、東芝ケータイ独自のキャラクター“くーまん”をミニツールとしてアニメ表示する事も可能。
ただし、くーまんミニツールを起動して作業をすると、酷いレスポンスの遅れが発生し、表示したままだとメールの早打ちが出来なくなる。

ショートカットメニューについて。
他のケータイと同じく、自分が良く使う項目を選んでショートカット登録する事が出来る。
S!アプリ起動時に毎回「壁紙登録しますか?」と選択枝の出てくる“jigブラウザ”等も、このショートカットに登録しておけば選択枝が出てこないので便利。

但し、最初からショートカットに登録されているものは、自分に必要なくてもどういう訳か消去出来ない。
最初から登録されているものには“時間割”のように使用者が限られるものから、「メール作成」「メールフォルダ」「メディアプレイヤー」といった、専用ボタンがあるにもかかわらず、何故か登録されているものもあり、特に「メインメニュー」までもがショートカット内に存在するというのは理解できない。

また、ショートカットから開始したコンテンツは、終了させるとショートカット画面に戻るのですが、終了ボタンを連打してもしばらくショートカット画面が表示されたまま固まってしまう。
電車を降りる際などに素早く終了させてポケットに入れたい場合は、このレスポンスの遅さにイライラしてしまう。

専用キーは十字キーのみがカスタマイズ出来るようになっているのですが、カスタマイズと言っても四方向に元々割り当てられている四つの項目を入れ替える事が出来るだけ。
丁寧にも使用目的に応じたアイコンがプリントされた十字キーの内容を入れ替えても、わけがわからなくなるだけなんですが。
どうせならデフォルトでライブモニターに割り当てられている十字上キーを、スケジュールに割り当てたり出来るような仕様にして欲しかった。
ライブモニターは常時表示して、詳細はY!とリンクすれば良いのだし。

ブラウザについては、他の機種と同じような使い方が出来るんだけど、クリアボタンで“戻る”が出来ないのには慣れが必要。

ボイスレコーダーの性能はあまり良くない。
集音にもムラがあるが、再生時の音割れの酷さは元の音がわからない程。


待ち受け画面
デフォルトでは壁紙に時計&カレンダー+アイコン類が表示されるのみ。
“S!キャスト”を有料契約するとこれに「お天気アイコン」が追加される。

十字キー上を押すと、ライブモニターウィンドウが現れ、選択する事でライブモニター記事の詳細や、お天気アイコンの詳細を見ることが出来る。
この表示時にキャンセルボタン(PWR)を押すと、壁紙状態に戻る。

「待ちうけくーまん」を設定すると、壁紙上に常駐し、色々な台詞で一方的に話しかけてくる。
何らかの回数(メールやアプリ起動回数等)を自動カウントしていて、ある程度の回数を達成すると専用メールが届いたり、“「くーまんの部屋」アプリ”で使えるアイテムが増えたりする。

「待ちうけくーまん」の常駐自体には負荷があるように体感しなかったが、カレンダーなどの上を横切るのが鬱陶しい。
また、くーまんを出したままフラッシュ壁紙を設定すると、フラッシュがアニメーションしなくなる。
くーまんを出したままアニメーションさせるのには、キャンセルボタン(PWR)を押してくーまんを一時的に消す必要が有って、両立はできない。
もう一度くーまんを表示させる為には、十字上キーを押して呼び出す必要が有る。
この時ライブモニターは、もう一度十字上キーを押さなければ表示されない。


ブルートゥースヘッドフォン
ソニー製の通話&音楽&ワンセグの三つに対応したタイプをAmazon.jpで購入してみました。
ワイヤレスステレオヘッドセット ホワイト DR-BT21G W

ソニー

このアイテムの詳細を見る
色々調べたけど、これしか全部に対応したヘッドフォン出てなかったみたい。
使ってみた感じ、ヒッジョーに便利なんだけど、ボイスレコーダーには対応してないのが残念。

東芝純正のブルートゥースヘッドセットも先に買ったんですが、こちらは音楽の再生にしか使えませんでした。
今はソフトバンクオンラインショップでのオプション品の種類が増えているようなので、ひょっとしたらその中には全部に対応したものが有るかもしれません。


不具合
ブルートゥース起動時、勝手に電源が切れました。

また、アプリ起動時に「メモリー不足」と表示されて起動出来なかった事が有ります。
これは再起動で治りました。

電話をかけた後に全てのボタンが効かなくなる。
終話できないので、PWRボタン長押しで電源を落とすか、それも出来ない場合はバッテリーを外して強制終了するしかない。

データ通信時に何らかのトラブルが発生すると、しばらくその時に使っていた機種でのデータ通信が出来なくなる不具合は、従前通りで改善されていません。
USIMカードを別のケータイに差し替えると、差し替えた側のケータイではデータ通信が出来ますが、トラブルの有ったケータイに戻すとやはり通信できないままの状態だったりします。


オマケ
SH53以降に使ってきたケータイたち。
905SHは、まだ現役でオカンが使ってくれています。

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