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そーれりぽーと

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新作映画の満足度は最高★5つで表示

バーン・アフター・リーディング

2009-04-24 | 劇場映画れびゅー
予告編を観る限り、豪華キャストがコーエン兄弟節でゴチャゴチャになって笑わせてくれそうで楽しみにしていた『バーン・アフター・リーディング』を観てきました。
★★★★

どうしよう、今年★4個以上は何本目やろ。
こんなに連発してたら、みんなうちのブログを信用してくれなくなりそう。
先週★5つを2本も出したのに、今回また4.5個です。
でも面白かったんだからしゃーないよね。
(…明日の一本目も4個以上出してしまいそうな予感)

コーエン兄弟の映画は好き嫌いははっきり分かれて、苦手な人には受付けられないかもしれませんが、俺はこういう濃いキャラクター達が勘違いやら思い込みでゴッチャゴチャに巻き込まれていくコメディーは大好き。

脳筋バカ丸出しのブラピ、最低主夫のジョージ・クルーニー、性格ブスのフランシス・マクドーマンド、傲慢知己な負け組ジョン・マルコヴィッチ、Mrs.ビッチ・ティルダ・スウィントン。
みんなどこか抜けてて滑稽で、変に傲慢でプライドが高かったり、狡猾だけどバカだったり。
そんな人たちの人生がある人物の失業を発端におかしな方向へ、どちらかと言えば必要の無い間違った方向へ転がり始める訳ですが、みんな情けない事この上なくて、真面目に構えて見れば余計に笑える作り。

ネタバレ
最後にCIAの報告の場面で、
「この事件から学んだことは?」
「何もありません」
という会話。

やっぱ良いよねぇ、複雑に入り組んだ見事な脚本でゴチャゴチャになった挙句、心には何も残らないコメディーって。
むっちゃ贅沢。



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