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REC/レック2

2009-11-03 | 劇場映画れびゅー
超苦手なゾンビ映画だとは知らずに観て怯え倒した『REC/レック』に続編が!
怖くて堪らんけどとりあえず今回も面白いらしいし、続編はチェックしとかなきゃと『REC/レック2』を観てきました。
★★★★

もう無理w
ゾンビは苦手過ぎる。
苦手なのわかってて何を血迷ったかWiiの『バイオハザード4』を買い、冒頭の村で後ろから襲われて怖くなって直ぐに売りに行った俺です。

さて、この映画。
前作同様見せ方にアイデアが詰まってて面白い。

今回も騒動に巻き込まれた人が持つカメラに残された“記録”を辿って見る作り。
前作に直結したストーリーは、封鎖された例のアパートに特殊部隊が乗り込むところから始まります。

前作のあのアパート、あの直後なので、襲ってくるのは前作の登場人物達w
こえーええええ!

上手いのは、特殊部隊のカメラマンの主観に加え、各隊員がヘルメットに装着したミニレンズを通した映像を交えたり、途中で故障したりバッテリーが切れて違うカメラに切り替わる、前作とは違う見せ方をして飽きない作りになっているところ。
カメラやカメラマンが変わることで見え方や見せ方が変わる、複数の“目”ってところが新しい。

今回は笑いどころもありますよ。

ネタバレ
前作のクライマックスに悪魔憑きの話がちょろっと有ったので、「これはゾンビ映画じゃない」と自分に言い聞かせて最後まで観たんですけど、ある意味それは間違っても無かったわけで、良かった良かった(何が?)。
賛否両論あるやろけど、ゾンビモノにオカルトを混ぜたのは新鮮で良いんじゃ?

それにしてもカメラの使い方が面白過ぎる。
前回はブレの少ないプロ用カメラだけだったので、観やすい反面臨場感が損なわれがちだったのかなと思うくらいに今回はアイデアがたっぷり。

プロ用カメラに加えて小画面で隊員主観、視線ベースの臨場感有り過ぎな襲われる映像が有るかと思えば、ホームカメラでのアナログチックなブレまくる映像は恐怖がそのまま伝わってくる感覚。

各カメラの照明によっても違った見え方をするから面白い。
暗視カメラを使った遊びも楽しいね。

カメラの切り替え方の演出も絶妙で、最高潮に興奮させておいて突然子供達の遊ぶ姿で緩急を付けたり、前作の主人公が登場する場面では、ちょうどバッテリーが切れてオートフォーカスが動かず、ぼやけさせて緊張を煽ったり。

最後は“残されたフィルム”を編集で繋げた“映画”という設定を生かした、驚きの結末で唸らせてくれた。
あのクライマックスで終わってくれたら、シリーズモノホラーとしてはかなり優秀な幕閉じになると思う。



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2 コメント

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TBどうもでした (くまんちゅう)
2009-11-03 20:37:58
カメラの使い方上手かったですね
暗視カメラの映像だけ違ってるのも不気味でした
かまれた隊員が豹変するのも怖い!
前作のキャストが出てきたのも嬉しかったです
返信する
>くまんちゅうさん (そーれ)
2009-11-05 22:51:30
どうもです!
カメラの使い方良かったですよねぇ。
暗視カメラで世界まで変わってしまうってのも新しかったです。
豹変の速さも超怖いw
前作の人物達がそのまま襲ってくるのは懐かしいような、知ってる人がゾンビになってる光景が無茶苦茶怖いような。
やっぱゾンビ映画は苦手ですw
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