『父親たちの星条旗』のエンドロール後に流れた予告編で大泣きしてしまった『硫黄島からの手紙』
絶対ロードショー当日に観たくて、社員旅行先で宴会の2次会を抜け出して観てきました。
★★★★★
今年、★の数を5つ付けた映画は数本有りますが、この映画の為にもう少し控えめに付けておけば良かった。
同じ5つ★でも、どの作品をも凌駕しており、今までに観た映画の中で最も心を打たれた内の一本となりました。
お国の為、陛下の為と硫黄島で散っていった命。
日本に住む家族を一日でも長く守る為に、この国の未来の為に捧げられた命。
「靖国で会おう」と言う言葉の重さが初めて伝わって来た。
彼らが必死で守ろうとしてくれていた国に俺は住んでいるんだ。
学校で習う日本の歴史からは、こんな気持ち生まれなかった。
「靖国参拝を問題視する人こそ国賊なのでは?」
日本人からそう考える感情を摘み取ったアメリカが、再びそういう気持ちを与えてくれるなんてなんとも皮肉ですが、外国映画だからこそ“軍国主義”と批判の対象になりかねないこんなストレートな表現をした映画が日本で公開できたのだと思う。
そして、前作『父親たちの星条旗』を先に観たからこそ、公平な視点でお互いの気持ちも考えながら観る事ができたのだと思う。
この相乗効果は計り知れない。
銃撃戦が始まると同時に双方の気持ちが伝わってきて、ずっと涙を流しながら観ていました。
内容について書きたいこと、感じたことは山ほど有りますが、何を書いても後で書き直してしまいそうなのでここまで。
とにかく『父親たちの星条旗』から順に、全ての日本に住む人々に観てもらいたい。
彼らの残した手紙が全ての日本人に届くように。
戦争はいかんですよ、戦争は
腹が減るだけです by水木しげる
絶対ロードショー当日に観たくて、社員旅行先で宴会の2次会を抜け出して観てきました。
★★★★★
今年、★の数を5つ付けた映画は数本有りますが、この映画の為にもう少し控えめに付けておけば良かった。
同じ5つ★でも、どの作品をも凌駕しており、今までに観た映画の中で最も心を打たれた内の一本となりました。
お国の為、陛下の為と硫黄島で散っていった命。
日本に住む家族を一日でも長く守る為に、この国の未来の為に捧げられた命。
「靖国で会おう」と言う言葉の重さが初めて伝わって来た。
彼らが必死で守ろうとしてくれていた国に俺は住んでいるんだ。
学校で習う日本の歴史からは、こんな気持ち生まれなかった。
「靖国参拝を問題視する人こそ国賊なのでは?」
日本人からそう考える感情を摘み取ったアメリカが、再びそういう気持ちを与えてくれるなんてなんとも皮肉ですが、外国映画だからこそ“軍国主義”と批判の対象になりかねないこんなストレートな表現をした映画が日本で公開できたのだと思う。
そして、前作『父親たちの星条旗』を先に観たからこそ、公平な視点でお互いの気持ちも考えながら観る事ができたのだと思う。
この相乗効果は計り知れない。
銃撃戦が始まると同時に双方の気持ちが伝わってきて、ずっと涙を流しながら観ていました。
内容について書きたいこと、感じたことは山ほど有りますが、何を書いても後で書き直してしまいそうなのでここまで。
とにかく『父親たちの星条旗』から順に、全ての日本に住む人々に観てもらいたい。
彼らの残した手紙が全ての日本人に届くように。
戦争はいかんですよ、戦争は
腹が減るだけです by水木しげる
栗林忠道 硫黄島からの手紙文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
これほどきちんと日本と日本人を描いてくれたイーストウッド監督には本当に感謝感謝です。
逆に日本人にはココまで抑えた演出では撮れなかったかもしれませんね。
自決シーンはかなりの衝撃でした。
靖国神社はA級戦犯だけを祭っているわけではないですからね。
戦争は一方的な勝者の論理だけで語る性質のものではない、ということをこの映画は改めて教えてくれた気がします。
「みんな戦います。あなたも戦いましょう」と言われて「否」と言えるかどうか…、正直なところ、まだ不安です。ひどく日本人っぽいなぁ。>自分
クリントの『硫黄島からの手紙』を、
もう三回も観てしまいました。
しかし、観るたびに新しい発見のある映画です。
この2つの映画は二つの国、二つの国民と、
映画に登場するモチーフも、犬の話しや国旗、手紙など、
シンメトリーな構造になっています。
そして、『硫黄島からの手紙』は、明らかに
アメリカ人へのメッセージが強い映画です。
あまりにも正確に描かれているために、
日本人の日本人による日本のための映画にも見えますが、
クリントはアメリカ人にこそ、自分達が戦ってきた
相手が何者なのかを伝えたかったのだと思います。
@_@ トラバさせていただきました。
「トンマッコルへようこそ」でも似たようなフレーズが出てきました。
本当に戦争はいかんです!
『ラスト・サムライ』の時は、「アメリカ人が作ったんだからしょうがない」と思い込んで違和感と感じないように努力しながら観ていたんですが、こちらは完璧でしたね。
ここまで完璧に当時の日本を描いてくれているというだけでも感動物なのに、日本人の目線で物を考えてメッセージとして発信してくれているというのは本当にうれしいです。
民族を超えて共感出来る作りの二部作なので、世界中の人が共感してくれれば日本人嫌いな外国人も減るかな?(笑)
>moviepadさん
そうですね。
外国の文化を否定するという事はどれだけその国の事を理解しているのか、靖国を問題視している外国の方にもこの二部作を観てもう一度考え直してほしい。
自国の文化を軽んじて否定的な事を言うのはどれだけ愚かな事なのか。
靖国を問題視している国内のメディアや政治家にもこの映画を観てもらって目を覚まして欲しいと感じました。
>あかん隊さん
私もこの国を守ろる為に命を削ってくれた先人達の事を“歴史の中の出来事”のように軽んじて考えていた事が恥ずかしくなって、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
こんな風にハッキリと気づかせてくれる映画やテレビドラマ、学校の授業は、ずっと日本に住んでいるのに今まで無かった…それって大問題なんじゃないでしょうか。
国旗、国歌もあいまいな、先の大戦の記憶もあいまいな、そんな国にする為に先人達は命を削ったわけでは無いのに、私たちのしている事と言ったら…。
す、すごいですね!
私も時間が有ったら両方観直さなきゃと思っていますが、なかなか難しいというか、また劇場で大泣きして出てくるのも恥ずかしいのでDVDで出てからと考えています(笑)
シンメトリーになっている部分もあるように感じてましたが、そんなにたくさん合致するところが有るんですね。見比べるのが楽しみになりました。
私は、きっとアメリカ人と日本人だけではなく、世界中の人に戦争が生んだ偏見をなくしてもらいたくて作ったんじゃないかなぁと思いました。
私も価値観が変わる程の衝撃を受けましたし。
>ミチさん
『妖怪大戦争』はおちゃらけた映画でしたが、最後の水木しげるの言葉が妙に重くて、この映画のレビューを書きながらふと浮かんできたんですよねぇ。
『トンマッコルへようこそ』にもありましたね。
本当にいかんですよ、腹が減るだけです!
またTBさせてください。
戦争映画というよりヒューマン映画です。
いつもどこでも弱者たちが犠牲になるのですね。
そんな強いメッセージが聞こえました。
ただ二宮クンのため口は、現代流で最初は場違い感がありましたが、後半良くなりましたね。
では良いお年をお迎えください(^^♪
ですね。
全体的に前半の台詞回しはみんな下手だったように感じました(笑)
コミュニケーション難しいですよ、監督が日本語わからないんですし…と思って観ていたんですが、気づくと違和感も何も感じず、ただただ泣きながら観ていました。