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舞妓はレディ

2014-09-26 | 劇場映画れびゅー
周防正行監督最新作は、なんと舞子さんを夢見る少女を描いたミュージカル?『舞妓はレディ』を観てきました。
★★★★

ミュージカルかな?と思わせる予告編でしたが、がっつりミュージカルでした。
しかも、タイトルで『マイ・フェア・レディ』へのリスペクト感じさせておいて、実はプロットも近く、言語学者の賭けが始まる辺りから心が躍はじめる。

主役の女の子はちょっと下膨れのパッとしない感じで、なんでこんな子をヒロインに?と感じさせるのだけど、終盤になるとそれが見違えるような可愛らしい舞子さんに仕上がっていくところもイイ。

ヒロインが舞子さんになる修行の中心として、京ことばをマスターしていく様子にフィーチャーした映画ですが、大勢の関西弁ネイティブじゃないはずの役者さん達が、完璧に近い京ことばで演技している辺りに感心しきりでした。
特に、今回も長谷川博己が竹中直人以上にキレッキレで面白すぎる。


曲がもっと華やかでキャッチーだったら、もっとずっとハマる映画になったのに。

ネタバレ
京ことばのレッスンをする場面で、「京都の雨はたいがい盆地に降る~♪」と言う歌詞。
『マイ・フェア・レディ』の劇中で歌われる歌詞「スペインの雨は主に平野に降る~♪」のパロディーですよね。
こう言うのをもうちょっと散りばめてくれてたらもっとグッと来てたかも。

クライマックスのコスプレで歌って踊る大団円のシーンで、竹中直人と渡辺えりが『shall we ダンス?』のコンテストシーンのままの恰好で登場してくれたのが嬉しかった。



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