そーれりぽーと

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神様のパズル

2008-06-08 | 劇場映画れびゅー
何の前知識も無く、ポスターだけを見て『神様のパズル』を観てきました。
★★★★

おっと、見逃すところだった。
こんなに毎週映画館に足を運んでるのに、劇場予告編を見た記憶が無いダークホース中のダークホース。

大学で物理学を学ぶ双子の弟に代わって、ロッカーで勉強嫌いな兄貴が代返する為にゼミに出席する事に。
天体物理学の天才少女と知り合って話す内、彼は素朴な疑問を口にする「宇宙を作ることはできないのか?」。
ここから、天才の憂鬱と単純青年の化学反応の末に大事件が起こる。

小難しい天体物理学を、市原隼人の単純青年目線で噛み砕いて説明してくれるので、なんだか俺も頭が良くなった気になってじっくり観ていましたw
前半はPOPなお勉強タイム、後半は学んだ事を生かしてシュールなSFという構成も面白い。
前半は台詞の一つ一つが面白く、意表を付くコミカルな演出なので飽きません。
SFパートは、最近の邦画の中ではかなりの水準かも。
巨大な粒子加速装置の映像も見事。

今回は特に市原隼人がいつもに増して市原隼人らしいキャラクターで、やりたいように演じていたのが、いかにも等身大の主人公で好印象。
ほとんどプロモーション映画かと思えるような演出も満載なので、ファンは必見?
谷村美月の「僕」キャラもそれを打ち消す位に強い存在感で、無駄にセクシーにも見えるw
若者のパワーが炸裂な映画なのかと言えば、支えるベテラン俳優達もオイシイ人ばかり。

やっぱ三池崇監督、やる時はやるなー。時々暴走するけどw

角川春樹は映画を観る前に印象悪くするので、名前出さなくて良いと思います(毒)



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