マジック・マイク

チャニング・テイタムの実話に基づいたサクセスストーリー？『マジック・マイク』を観てきました。
★★★

何が言いたいのかさっぱりわからない映画でした。

予告編曰く、「チャニング・テイタムの実話に基づいたサクセスストーリー、彼はいかにしてハリウッドで夢を掴んだのか」え？そんな映画じゃないですけど？？
実話だとしたら酷いやつ過ぎるけど、幸いな事にチャニング・テイタムが男性ストリッパー出身ってところだけが実話に基づいてるだけ。

チャニング・テイタムがセクシーでかっこいいところをガンガン見せびらかすところは凄い。
ここまで踊れる人やったんやね。
「“映画”を観る」を口実に男性ストリップを観る事が出来るから、異常に女性客が集まって北米でスマッシュヒットしたんでしょう。

みんな男性ストリッパーに成りきりな中、痛々しい程に体張りまくったマシュー・マコノヒーに拍手。

ネタバレ
30歳の主人公が19歳の若者を男性ストリッパー界に引き込んで、傍から見てると「なんてことをすんねん」的な始まり方。
「俺が面倒見るから大丈夫」宣言は一応守りつつ、面倒は見てるけど面倒な事は見て見ぬふり。
元々素質の有った若者が簡単にお金を手に入れられ、セックスやドラッグにも不自由しない世界で快楽に溺れて行くという最悪の展開を反面教師に、不動のトップダンサーながら元々他に夢が有った主人公は出番の直前に別れも告げず抜けだして新たな道へ…。

おいおい、これってハッピーエンドなんか？ｗ
どこら辺がサクセスストーリー？

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