懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

迷惑なペロシ訪問

2022-08-05 01:31:57 | Weblog
米国の高齢政治家、ペロシ下院議長。

このタイミングで台湾訪問し、東アジアに迷惑をまき散らしている。
バイデン大統領は止めたのに。

TVの評論家は、80代ペロシの「レガシー作り」とか、はたまた、今度のアメリカの中間選挙向けの行動、とかって言ってる。
白人種の女政治家、お気楽だな~と思うけど、東アジアの私らには現実的な迷惑や懸念材料が。
火の無い所に煙を出した。

なんでわざわざ、係争の元を作るのか。

早速、日本の経済にも悪い影響が出てるとか、排他的経済水域にも…、とか、日本も困る話はあるし、何より台湾なんて、中国の海軍に囲まれちゃって、とばっちりでいい迷惑。
林外相の外遊、外相対談が、潰れてしまった!ペロシは暇つぶしだとしても、林外相は大事な用事があったんだろうに。今、外交は非常に重要なのに。

韓国の大統領がペロシに逢わなかった、って。そりゃそうだよね。
日本の横田基地に来て迷惑。

遠いアメリカ、白人種の傲慢さをひしひしと感じた。
年なので、時間が止まっちゃってるんじゃないか、彼女の中で。

急速に、「民主主義」という言葉が安っぽく劣化し続けていると感じている。

問題を解決することが、政治的には重要で、無責任に要らぬ火種を,エゴな理由で他所エリアにまき散らすアメリカ人政治家に、東アジアの人間としていらだちを禁じ得ない。

天安門事件で彼女が反体制派と関わったのは良かったとしても、それはもう昔の話で、そして、どんなに頑張っても、ありがちな展開として反体制派の学生が弾圧されて天安門事件は終わってしまい、彼女が彼らに会いに行ったことは、結局、結果は出せなかった。

声高にポリシーを叫ぶだけでは、彼女クラスの政治家としては、ただの自己満足であって、結果を出すのが政治だと思う。
逆に、昔のアメリカ人女性の政治的主張が功を奏したのって、その昔、自分が子供の頃、「反戦女優ジェーン・フォンダ、涙のハノイ報告」ってのを見たけど、その女優の訴えは、結局、役に立った。ベトナム戦争の残虐性を世界に知らしめ、そして、色んな人の力で、ベトナム戦争は北ベトナムが勝利し、アメリカによる力による現状変更は、かなわなかった。

主張が正しいか正しくないか、だけでなく、結果として政治的主張が実を結ぶか否かは、小さな違いではないと思ってる。
声高に主張し、それだけで終わる自己満足の愚。
色々な立場の人たちがあり、一方的に主張するだけでなく、異なる立場の人々とも、ディスカッションする、出来るようにする努力が大事なのに。

無分別に行動した迷惑なペロシ。
結果としてマイナスだけが目立っている。
東アジアの人間として、彼らの上から目線の傲慢さには憤懣やるかたない。

アメリカにも、日本にも、「民主主義」とかって大上段振りかぶると、お世辞にも褒められたものでない、民主主義的とは言い難い現実が色々ある、
最近、言葉だけ、うわべだけの、えせ民主主義が横行している。

人権侵害っていうなら、例えば、ウィシュマ・サンダマリさんの入管での死は、…自分的には人権侵害っぽくみえるんだけど・・・。
そういうこと言いだすと、色々あると思う。アメリカだって・・・。

あ~、ペロシが不愉快。皆で無視して、帰って貰えばいいと思う。

でも、ペロシの行動のツケを負うのも、私ら東アジアの人間。
(こんな女性活躍なんか、いらない)



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