懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

路線の違い

2017-05-26 14:14:02 | Weblog
意味のあることにしか、興味ないし、「路線の対立」ってタイトルにしちゃうと、大げさになっちゃうから、一応。

なんか、分かってきた。加計学園問題を巡る、告発者と内閣府(⇒総理?らしいとかの)の件。

ごくファクトベースで見ると。

安倍首相側に立って考えると。

(この際、良いか悪いかの判断は置くとして。)

おそらくはたぶん、もう、加計学園、国家戦略特区だか何だかの、獣医学部新設の件って。

我々庶民の側からすると、「ぶっちゃけ、安倍ちゃんがお友達に、便宜を図りたかった、わけでしょう?」
って当座の結論があって。(この真偽のほどは置くとして、この仮定で考えると分りやすい。)

で、記者会見した人:前川氏。

この方。有能で人望もあり、長いキャリアを誇るだけに、考え方が昔堅気。

私が安倍晋三の立場だったら、この人、目障りだと思う。この人の、優秀さ真面目さが、返って邪魔なんだよね、たぶん。

それは、それだけは、何となく私にも、分かった。

もう過去はともかく、今はこうなんだ!安倍ちゃんのお友達に国費投じて便宜はかってほしいんだ!わからん奴やな!

みたいなね。

安倍官邸が下品なリークをして軽蔑を買ったのは、ずれた話であって。

そうじゃなくって、これって本質は、言ってみれば「路線の対立」ってことなのでしょうから。

・ちょっと思い出したのは、多少違うかもしれないけど、日銀の黒田総裁へ、前総裁から代った件。

あの時、時の日銀総裁の考え方では、アベノミクスは実現できなかった。安倍首相は(いいか悪いかはともかくとして)そういう方向性には、いらいらしてた。

で、スパッと前総裁を、安倍氏の考えに乗ってくれる黒田現総裁に、変えた。

そういうことに、物凄く雑に言うと、今回のことは似てるように、私には見えるんだけど。

安倍氏の思い(或は安倍官邸?)は、何となくわかる。いかに、前川氏が邪魔で目障りだったか。

(企業社会でも、今までの仕事のやり方からドラスティックに変更がある場合、こういうことって、あったりする。)

自分がしてるのは、誰が悪い、とか、そういう話では、ないんだけど。

ただ、黒田総裁に変えた時みたいには、スムーズにいかなかったのね。

ちょっと、安倍官邸側が乱れ過ぎ。見苦しいものを、国民に露呈してしまった。

政権担当者として、現時点で難があるとはっきり言えるのは、その点かな。

安倍官邸側が正しいのか、内閣府側が正しいのか、前川氏側が正しいのか、は置くとして。

今回の本題の加計学園の事でなく、もしかして前川氏の文科省天下り問題での引責辞任まで、前々から目障りだった前川氏に一人に責任負わせて、都合がいいからやめてもらった、なんて、ないでしょうね???なんて、自分は勘ぐってしまった。

権力者が横暴なのも、強権的なのも、利己的なのも、ある意味、あることなのかもしれないけど。

安倍政権の一番問題なのは、むしろ、それを貫けない、グダグダした話が多すぎること、なのかもしれない。

金正恩になれなかった、安倍晋三、な~んてね。

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 「あったことをなかったことにはできない」公僕の矜持

2017-05-26 03:24:08 | Weblog
今どきの日本にも、こういう人もいるのね。

リスク承知での信義ある行動に、拍手。

【墓穴組】
とりあえず文春買いましたよ。

安倍官邸は、ここまで酷いとは、分ってなかった。
5月21日までは、そう思ってなかったけど。今はもう、この際、麻生でも石破でも何でもいいから、

チェンジ!してほしい。

安倍&菅のラインは、腐ってる。

嘘ばっかりで、人をおとしいれるとか、もう、うんざり!

最低。

新潮は、安倍あきえの評判を落とす記事をどこよりも書いてたのに、今回は変節。
まあ、その程度のレベルか。

【役に立つ話は】
全くの別件だけど、北朝鮮関係のことは、田中均という方が言ってたことが、全く同感で、

それ以外のながっつらしい色んな局の報道内容が、まるでいらないくらいだった。

安倍官邸がヘタレのせいで、政治話題が多出したが、そろそろ離脱したい。

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バレエの饗宴2017

2017-05-26 03:23:46 | Weblog
録画忘れ、帰宅も遅く、最後の演目・牧阿佐美バレエ団「眠り」第三幕、の途中からしか、見られなかった。

その前の新国立劇場、テーマとヴァリエーションだったかな、福岡雄大氏とか、見たかったし、

その前の井上バレエ団「ナポリ」第3幕、そして貞松・浜田バレエ団の新作初演「死の島」、と意欲的な演目が並んで、ちょっと見られなくって失敗!!

「死の島」は全く未見で情報も無かったし・・。勿体ないことをした。


なので、牧バレエの演目は、どちらかというと、オーソドックスな古典、だけど。

だから、この「バレエの饗宴」という、多角的に日本のバレエを見せる企画を見たというほどの感想ではないけど。

これはこれで、楽しめました。

この「バレエの饗宴」は良い企画で、これからも、バランスの取れた演目の差配で、見ごたえのある好舞台をTV放送も含め、
見やすい形で見せてくれたらいいな、と思います。


昔、マラーホフが、「日本のお客様は、古典が好き」と言っていたけれど。それがなぜなのかは難しい問で、自分にもその答えを、即答できない。

確かに、グランドバレエ、古典バレエ、って「バレエ見た~~~!」という満足感は、発生しやすい。

自分は、眠りが一番好きなわけでもないけど、やっぱ、チャイコはいい!と、改めて思った。

保守的な意見ですいません。

でも、一方、いいものに、古典/コンテの区別なんて、ないんだよね、観客の本音としては。

古いか新しいか、ではなく、面白いかつまらないか、それが全て。

牧バレエのは、久々に、ああ、昔ながらの日本のバレエを見たなあ、って感じ。

私的には、紫のチュチュのバレリーナさんが、ややバレエとして舞台映えしやすい容姿かも、と思ったが。

日本のバレエの定番?「王子だけ外国人!」も健在。この王子は、アームスの流麗さが抜けていた。

(他は、私的には、それぞれのバレリーナの方に目が行った。)

それぞれが、このバレエの秩序を担って、微笑ましい好舞台でした。

バレエにとって必要な要素に、はれやかな心、清らかな心、のようなものがあるように思った。

せっかく4バレエ団共演なのに、一つのバレエ団しか見られず、片手落ちでもったいなかったけど、

今後もバレエの饗宴という企画が、こんな感じで、続いていったら嬉しいです。


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