懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

NHK バレエの饗宴

2013-05-20 01:23:19 | Weblog
3月16日の公演のTV放送が日曜にあって。

1.小林紀子バレエシアター、振付:マクミラン「コンチェルト」
正直、演目、振付が自分には珍しくて、それで面白く見た。

2.橋本清香・木本全優「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」
男性がちょっと良かった。女性の衣装の胸の空きが、キューティーハニーの衣装を思い出した、のは、自分だけか。

3.東京バレエ団「春の祭典」
  音楽:ストラヴィンスキー、振付:モーリス・ベジャール
  いけにえ:吉岡美佳 宮本 他 西村真由美さんも出ていた。 

今日は生演奏!そのせいかどうか、少し前に生舞台で見た時より、感動した!
同じ演目を見ても、作品の内容が演じ手によって、その日のできによって、微妙に違って見えるもんだと、改めて感心しながら、味わいながら見た。
ベジャールのは名振付だけど、下手にやると、台無しになってしまう。このバレエ団が、ベジャール作品のスペシャリストとなって、大事にずっと上演してきていることの、意義・貴重さを感じた。

4.吉田都&ロバート・テューズリー、
音楽:ラフマニノフ、振付:アシュトン「ラプソディ」、

別格、圧巻の都さん。本日の白眉。脚の運びの、えもいわれぬ軽やかさ、かわらぬ都イズム、そして以前以上に舞台を楽しんでるベテランの余裕、少女の純粋無垢を思わせるたたずまい、短い時間に、また一つ教えられたような感動を覚えた。相手役が手堅くてよかった。

5.東京シティバレエ団「コッペリア」第3幕 志賀育恵 他、韓国人ダンサーも。

古典が崩れゆく時代に、古典をきちんとやってくれて、嬉しかった。古典を下手に上演するバレエ団なら、他にもあるけど、そういうがっかり感がなかった。

衣装、装置、照明も一体感があり、全体的によくまとまっていて感心した舞台。また、この上演順、なかなか良かったかも。

6.中村祥子&ヴィスラウ・デュデック、「黒鳥のパ・ド・ドゥ」
雑ですが、こんな順だったと思う。

良い宴でした。指揮者さんが熱かった。管弦楽:東フィル。

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