懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

アカルイミライ

2007-04-08 23:56:42 | Weblog
きとくな方がコメント下さって、前日書いた黒澤清監督、オダギリジョー主演の昔の映画のタイトルを思い出した。

そう、「アカルイミライ」ってゆーんです。

なんでこんな変なタイトルつけるんだろーと思う。

「ニンゲン合格」に至っては、レンタルビデオ店でビデオを手に取り、借りるのやめようかと思ったほどだった。

まっ、こいうタイトルつけた意図がわかってないわけじゃないんだけど。

中身も大事だけど映画も小説も舞台でも、タイトルも大事!

昔知り合いの文学研究者が、大江健三郎の当時の新作について、「タイトルがよくない」といっていたのを思い出す。(どの作品か忘れたが)
対して、安部公房の小説について「タイトルがいい」と言っていた。

「パッチギ!」はタイトルも良かった。

レンタルビデオ店でDVDのパッケージを手に取った時、とにかくため息がでてしばし眺めいってしまったのはチマチョゴリにおさげの沢尻エリカの写真。
撮った人がうまいんだろうけど、ああいうかっこが似合うなあと感心した。

パッケージも時として大事ですっ。

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「パッチギ!」Ⅱのポスターが地下鉄の駅に

2007-04-08 01:44:02 | Weblog
このごろあまり遊んでない。

よって、エンタメ情報の媒体は専ら電車通勤その他で通り過ぎる駅構内の広告類が筆頭となっている。

後は新聞の広告とか。つまり学生でもないので、ぴあとか雑誌類での広告を、あんまり見てない。

目立つのは、ひとつにはオダギリジョー。

映画の広告2つ位で名前を見たような。

いつからここまで「特別な」売れっ子の俳優さんになったのか。

もう一つ。たまたま4月に地下鉄の駅構内で、「パッチギ!」のポスター見たときにはちょっと驚いた。

パート2というのは、どうなんかという不安がいつもあるのだけど。

うっ、もうシオシュンの出る幕はないのね。

エリカ、じゃなかったヒロインのキョンジャがゲーノー界入りって・・。沢尻エリカストーリーみたいだよ。

こんどは西島秀俊が出るのね。

この人は昔、黒澤清の映画「ニンゲン合格」に主演して、で、そのあとオダギリジョーが黒澤清の映画に主演した時、この西島の前作と比べられてたんだけど。

この2作だけなら、「ニンゲン合格」の時の西島の演技の方がはるかに突出して完成度も高かったと思うけど、オダギリジョーはその後、映画でよく出て、なにやらあまりこっちがちゃんと見てないうちに、日本映画界の一方のホープみたいになっていた。

自分的には、最初はオダギリジョーってテレビドラマで見た役者さんだったけど、あのころからイケメン俳優は何人も出たけど、オダギリジョーは自分を持ってて自分を殺さなかったとこが、他と一線を画したのかなと思ったりする。

「パッチギ!」にはシオシュン扮する純情高校生の兄貴分的存在として好演してたけど、たしかその共演時、シオシュンにオダギリジョーが言ったのが、「俺だっていつ辞めようかと思ってたりする」だったか、そのような言葉だった。

役も自然体の好青年だったけど、オダギリジョーの成功の裏側には、世俗的な成功に埋もれすぎず、自分がどうしたいか見つめている目線があるのかもしれないと、
ふっと思った。

しかし、「虎ノ門」の毒舌にしてシュークリーム大好きオヤジのバラエティーの星・井筒監督、前作が出来が良かった(キャストも良かった)だけに、「ほんとにぱーと2作ってだいじょぶなのか???」と一抹の不安を覚えている。

ほんとは新人・塩谷瞬はベテラン井筒監督をかなり手こずらせる、「演技指導」の大変な役者さんだったらしいけど、そんなリスクを負っても、あのキャストは良かったと、現場の大変さを知らないお気楽観客の私は思っている。

沢尻エリカも、あのころは名状しがたい手垢のつかない可愛さがあって、監督の人選の目に感服した。

今回のポスター見ると、あれほどのインパクトあるのか不安だが、こんな憂いをふっとばしてくれる快作を期待したい。

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