想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

スマイル&ピースのヒミツ

2009-08-29 13:45:39 | Weblog
チビはあと2匹いますが、かわりばんこにお乳を飲ませて遊ばせています。
こう見えても見張ってるんです。
離乳食なんてないのが野良、いつまでおっぱいあげればいいんだか、お疲れさんです。



赤ちゃんの目が「つぶらな瞳」と形容されるように、なべてかわいらしく大きいのは
身を守るために授けられたものです。
ヒトの赤ちゃんも同じ、くるくるとしたおめめで「おーかわゆいのう」と目を細くする
爺や婆に大事にされ、母親に慈しまれるようにできています。
かわいいでしょ、と無防備で無垢な目をして身を守っているのですね。
純粋で正直に存在だけを訴える目です。

それがいつからか目は口ほどに物を言うの通り、偽りを映し出すようになってしまうのか。
やさしい言葉を発していても目は笑っていないとか、目を細めて面映い言葉を並べても
どこかしっくりこなくなったり、濁った目になっていきます。
つぶらな瞳が消えたのは無垢な心を失くしたからなんですね。そうなると自力で生き抜く
ために闘わねばならないわけで。
闘いにもまれてただ醜くなっていくか、賢く美しく成長していくか、生き方しだいですね。

親分はいまでもつぶらな目をしています。(親ばかじゃありませんよ)。
無垢ではないけれども、大人になってやさしさという智恵が備わったんだろうと思います。
争わない性格のおっとり君は、ここぞというときしか吠えませんし前へ出ません。
今朝も水飲みに行こうと小川へ走って行って、シマコ親子と出くわし、シャーッと言われ、
きびすを返して上流の方へと駆けて行くのが見えました。
情けない気もするけれど、それぞれのゾーンで平和が保たれてていい感じです。

シマコママは少し快復してきました。
お薬が効いているようです。
ときどき、シャーッと親分を威嚇して縄張りに陣取っている昼下がりです。
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