先週は↓ 紅梅が満開だった。
桜花の蕾が膨らんでいたが。
連休後半に、咲いた。
目で見ているようには写せない…
街で観る桜とはちがって、
いかにもサクラ咲いたぜ、と
主張しないんだな。
古来日本で愛でられていた桜は
この種類ではないかと思う。
宣長さんが墓に植えてくれと
遺言したのも山桜。
江戸で流行の桜ではなく。
このいっとき、
庭ぜんたいが花の精の優しさに
包まれたよう。
歩いていると
訳もなく喜びが胸に溢れる。
森庭のすみずみまで降り注ぐ
のは慈愛。
ああ、仁というのはこういう
感じなのか。
身を任せて歩いていると
考えることなど何もない
俗世の気配が消えて。
開花の時期に居合わせるのは
なかなか難しくて、今年久々に
間に合いました。
帰宅し、期待以上の景色に感謝。
とはいえ、部屋で仕事の続きを
していると急にザッザッという
音がするので、驚いて窓から
おそるおそる外を見たら
裏のクマ笹が茂ったところに
茶色の尻尾が動いている!
ああ、人でなくてよかったと
安堵、タヌキ君でした。
笹をかき分けて庭へ入ってきて
しばらく桜の木の下をあっち
こっちと歩きまわって
またザッとザッと。
夕方、すごい強風。
風に吹かれ舞う花びら
窓から眺めながら
さみしくはなくて、
穏やかな一日でした。
桜花の蕾が膨らんでいたが。
連休後半に、咲いた。
目で見ているようには写せない…
街で観る桜とはちがって、
いかにもサクラ咲いたぜ、と
主張しないんだな。
古来日本で愛でられていた桜は
この種類ではないかと思う。
宣長さんが墓に植えてくれと
遺言したのも山桜。
江戸で流行の桜ではなく。
このいっとき、
庭ぜんたいが花の精の優しさに
包まれたよう。
歩いていると
訳もなく喜びが胸に溢れる。
森庭のすみずみまで降り注ぐ
のは慈愛。
ああ、仁というのはこういう
感じなのか。
身を任せて歩いていると
考えることなど何もない
俗世の気配が消えて。
開花の時期に居合わせるのは
なかなか難しくて、今年久々に
間に合いました。
帰宅し、期待以上の景色に感謝。
とはいえ、部屋で仕事の続きを
していると急にザッザッという
音がするので、驚いて窓から
おそるおそる外を見たら
裏のクマ笹が茂ったところに
茶色の尻尾が動いている!
ああ、人でなくてよかったと
安堵、タヌキ君でした。
笹をかき分けて庭へ入ってきて
しばらく桜の木の下をあっち
こっちと歩きまわって
またザッとザッと。
夕方、すごい強風。
風に吹かれ舞う花びら
窓から眺めながら
さみしくはなくて、
穏やかな一日でした。