Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

反田さん&佐渡さん @ 楽友協会 第1日目

2023-03-12 15:30:00 | ウィーン
佐渡裕指揮、トーンキュンストラー管弦楽団
Pf 反田恭平
 
ラフマニノフ Pf協奏曲第3番
(アンコール)シューマン=リスト「献呈」
マーラー 交響曲第1番「花の章」付
 
素晴らしい演奏会でした。
アンコールは、なんとなくこの曲ではないかな、と思っていたら、やはり「献呈」。
楽友協会で、反田さんの「献呈」をこんなに早く聴けるとは。ありがたい。
 
マーラー、「花の章」付きの一番は初めて演奏会で拝聴しました。
個人的にはなくてもいいな(笑)。
最後に楽しい写真まで撮らせていただき(SNSへの掲載もご許可いただきました)、感謝です。益々のご活躍を!
 
 
 
 

フィガロの結婚 @ ウィーン国立歌劇場

2023-03-11 18:30:00 | ウィーン
Premiereとのことでsold-outだったところをホテルにお願いして席をご用意いただいた。
 
伯爵と伯爵夫人のお声が張りがあって声量もあり良かったかな。
伯爵夫人を歌われたHanna-Elisabeth Mullerは姿も美しかった。
スザンナの見た目と声にギャップがあって最初戸惑うも
(Ying Fangが体調不良?で代役のMaria Nazarovaがピットで歌っていた)、
全体的に皆さん役者揃いで面白かった。
 
会場からも度々笑いが漏れていて、満足のうちに終了。
お席もとても良かったのだけれど、
4幕で目がドライアイで死にそうになったのが辛かった。とほほ。
 

クラウス・マケラ & パリ管 in ウィーン楽友協会 第1日目

2023-03-10 19:30:00 | Klaus Makela
クラウス・マケラ指揮、パリ管弦楽団演奏会、第1日目。
 
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
ベルリオーズ 幻想交響曲
 
幻想交響曲の第二楽章の終わり方がとてもエレガント。
最後は、指揮より演奏の方が先を行っていたようないないような(笑)。
 
同じホールなのに、ウィーンフィルとは全く違う。
曲線の描き方が違うからのような気がする。
 
演奏会終了後にマケラ様の公開インタビュー(ドイツ語でなく感謝!)。
母国語でもないのに早口。頭の回転が早いのだろう。
Help, don't disturbは指揮において心掛けていること、だそう。
 
愛器は1725年製のチェロ。パリに置いてあるとか。
名前が聴き取れなかったけれど素晴らしい楽器屋さんがいらっしゃるらしい。
いつかマケラ様と楽器(チェロ)のお話ができますように!
 
 
 

音楽三昧

2023-03-10 11:00:00 | ウィーン
今回のウィーン滞在は音楽三昧と決めたので、
楽友協会の楽器屋さんでチェロを借りました。
明日はレッスン。
 
天使が旅をすると晴れる、の言葉通り
コンセルジュもびっくりの好天。
そういえば、あたくし、天使だったことを久方ぶりに思い出しましたわ。
 
 
 

歩夢室内楽シリーズ@昭和音楽大学ユリホール

2023-03-08 18:30:00 | コンサート
一足先の卒業旅行を11月末にやったはずなのに、
何故か修学旅行第二弾。
 
前夜祭は昭和音楽大学ユリホールにて
歩夢室内楽シリーズ。
桑田歩さん、篠崎史紀さん、佐々木亮さん、佐份利恭子さん、山口綾規さんによる演奏。
 
修学旅行じゃないやん、と思ったそこのグロービス生のあなた、
ちゃんと大学院の授業の復習になっているのですよ!
 
企業の理念と社会的価値 day4の問い。
「その仕事をしている自分が明日死ぬとしても心から笑えますか」
この問いにyesと答えられる人による演奏会なのだ、今日は。
 
この演奏会を3000円というのは、本当に申し訳ない気がした。
 

銀河英雄伝説 ー 新たなるミーハー

2023-02-05 23:23:00 | Globis
10月期の「イノベーションによる事業構造改革」授業で講師からご紹介のあった「銀河英雄伝説」。
その後、よしながふみ「仕事でも、仕事でなくても」で「ベルばらのSF小説版」
(オスカル=ラインハルト、(ずいぶん優秀な)アンドレ=キルヒアイス)と読み、俄然興味が湧く。
 
Amazon Primeで観られるアニメは、音楽がクラシック音楽の曲あてクイズ的。
大好きなマーラー、ブルックナー、ショスタコーヴィチ、ベルリオーズの幻想交響曲などなど、心が震える。
 
小説は映像がない分、想像が膨らむ。
 
ラインハルトを見ていると、
「I講師の「イノベーションによる事業構造改革」の授業を受けた方がいいよ」と言ってあげたくなる。
優秀な人が陥る罠、というのだろうか。
まだ見始めたばかりだけれど、なんとなく後が心配になるのよ。

反田さん&務川さん@豊田市コンサートホール

2023-02-05 15:00:00 | コンサート
反田さんも務川さんも、
素晴らしい超絶技巧。
これだけ弾けたら愉快だろうねぇ。
 
日本中に多数あるこのサイズの素敵コンサートホール。
将来に渡ってのメンテナンスに不安を感じるあたくしは心配症。
 
 

【Storia II】 by 服部百音、佐藤晴真、藤田真央

2022-12-23 18:30:00 | コンサート
服部百音、佐藤晴真、藤田真央によるStoria II。
 
ハイドン ピアノトリオ第39番XV25
スメタナ ピアノトリオOp.15
チャイコフスキー ピアノトリオOp.50
事前アンコール(?)、ヘンデル パッサカリア
 
服部は我儘お嬢様、佐藤は端正なチェロ、藤田は上手い。
スメタナもチャイコフスキーも、若々しい演奏。まあ、若いからね、皆さん。
欲を言えばもちょっと泣かせて欲しかった。。
 

【香りと音楽】 クラウス・マケラ チェロ

2022-12-02 20:00:00 | Klaus Makela
マケラ様最終夜 in Paris の今日は、香りと音楽。
彼と香水クリエーターのフランシス・クルジャンの競演で、
クルジャンがバッハの無伴奏2番にインスピレーションを得て作った
プレリュード、アルマンド、クーラント、ジーグ、サラバンドへの香りをマケラが聞き、演奏する、というもの。
 
入場時各人にクルジャンが作った香りを試香紙につけた冊子が配られ、
開演を待ちながら、それぞれに香りを聞いてみる。
香水文化のあるフランスらしい試み。
 
マケラ様は、あの長身、また体幹がとてもしっかりしていて、
ウエストには無駄が1mmもない!
意外と腕は長い印象はなかったけれど、指が細くて長くて綺麗。
惚れる〜。
 
そうそう、ちなみにユジャ・ワンが来てました。
 
 

クラウス・マケラ&パリ管 マーラー交響曲第2番 

2022-12-01 20:00:00 | Klaus Makela

2022年11月30日、12月1日

クラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団
マーラー交響曲第2番、2日目(12月1日)。
 
素晴らしい、演奏も、音響も、そして何より楽曲そのものが。マーラーって、本当に天才。この曲を20代後半から30代前半で書いたって、どういうこと?初演はBPOとのことだけれど、当時のオケのレベルは今と比べてどうだったのかしら?場所も、楽友協会は既に建っていたしそのレベルの音響ならば今ここで聴いているものと同等以上とも考えられ、当時の方々、こんなものを聞いたら、心底驚くに違いない。
何度も上り詰めては弛緩し、劇的なジェットコースターな人生の様な曲。このフィルハーモニーで聴くと残響が美しくてゾクゾクする。
 
残念なのは第5楽章の途中で、客席でおそらく脳卒中を起こした方がおられ(大きな鼾→痙攣)、舞台上からも見える場所だったためオーケストラのメンバーも含め緊張が途切れてしまったこと。オケは最後までにはある程度持ち直しました。倒れられた方のご快復を祈ります。