随分昔の話だが宮崎市内の新名爪あたりで、この道を行くと何処に出るのだろうと
いう道を車で進んで行った事があった。細い道で対向車が来たら絶対離合出来ない
道だった。その時に出た所が「極楽寺」という地区だった。地区名がめずらしいので
憶えていた。その時に神社の前を通り過ぎたのを思い出した。久々に訪ねて見た。
国道219号線、広原の信号から西に入り進んでしばらく行くと左手先に鳥居が見えた。
ここが広原神社だった。
鳥居の先の急な階段を上に登り詰めるとまた鳥居があり、平らとなった所に本殿が
あった。
創建年代は明らかでないが鎌倉時代の頃に極楽寺鎮護の社として建立されたもの
らしい。明治維新以前は山王社と呼ばれ、山王とは山の神を意味する名称で農業生産
に欠かすことの出来ない山の自然、水流、万物を育てる霊徳を有する神であるとの事。
また神楽が約三百年位前から春秋の社日、祭典日に奉納され今日も続いているという。
by ヒロ
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