都農町名貫川の上流にある矢研の滝の上に「天の磐船」という大岩があるのを知り
見に出かけた。佐土原から国道10号線を北上し川南町JA尾鈴のある所から左折、
県道307号線に入り西に向かう。矢研の滝へはもう何度も行っているので道は分
かっていた。約1時間で尾鈴キャンプ場に到着。駐車場に車を止め、矢研の滝の方へ
遊歩道を歩く。矢研の滝の途中にある若葉の滝の手前に「天の磐船」の案内板を
見つけそこの左手にある長い階段を登って行く。
駐車場から歩くこと30分、ようやく滝の上の谷間の沢に出た。その沢の向こう岸に
ドーンとした大岩があった。
長さ12m、幅3m、高さ3m、その大岩は近くで見ると右が船首に左が船尾のような
形に見えた。この天の磐船は天孫ニニギノミコトの兄とされるニギハヤヒノミコトが
この船でおいでになった時、乗り捨てられたものだと伝えられているらしい。
登って来る途中のトロッコ軌道跡からは、初めて矢研の滝を上から眺めることが
出来た。
by ヒロ
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