毎朝の通勤途中で地元の道路沿いに気になる所がある。それは佐土原町下田島の
新町地区にある広瀬護国神社だ。
いつも通りに見える鳥居のその奥がこんもりとした感じでどうなっているのか
見てみたかった。さっそく訪ねて見た。
通りの鳥居をくぐり入って行くとすぐ左手に社務所兼自治公民館があった。正面の
階段を登ると社殿があり奥の山の木々が覆いかぶさっていて少し暗い感じだ。
社殿の右脇に社殿奥の裏山に登る道があった。この道を登って行くと左手の竹林の
中に石碑と石灯籠があった。
この石碑は西南戦争の石碑で正面に「戦没招魂塚」、左面に「島津啓次郎」の名が
刻まれていた。
島津啓次郎は、最後の佐土原藩主島津忠寛の三男として佐土原に生まれ、西南戦争に
藩閥エリートの独断的政治から解放を求めて参戦し、明治10年に鹿児島の城山での
官軍との戦いで戦死されたとの事。我が母校の広瀬中学校に島津啓次郎の胸像が
あるとは知らなかった。
by ヒロ
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