普段はなにも気にする事なく通り過ぎている神社。自分の家の近くにある
神社はそんな感じなのではないだろうか。家から一番近くにある神社が
「下田島神社」である。たまにはゆっくりと見てみようと行って見た。
鳥居をくぐり中に入ると境内はきれいに掃除されていた。本殿手前には
夏越の祓いをしたと思われる笹で作った輪が残っていた。
自分が中学校の頃は、この神社の境内の廻りは雑木林で覆われていた。
もちろん大きなクスの木もあった。その雑木林に鳥のわなを仕掛け遊んで
いた思い出もある。今はきれいに雑木が払われ、先が見通せるようになった。
神社の創建は第40代天武天皇の頃、白鳳5年(677年)と伝えられていて
当時は明神山にあり水門柱神社と称されていたが文明13年(1481年)
現在地に移されたとの事。一般には「とばしらさま」と親しまれ海の神様
として崇められた神社であるという。
by ヒロ