国道10号線を北上する時に、高鍋を通り過ぎ小丸川を渡って少し行くと左手
山の上に何かが立っているのが見える。それが高鍋大師だ。以前一度行った
事はあったが昨年12月に斜面を行き来する遊歩道が完成したと知り見に出かけた。
佐土原から車で約20分、高台の高鍋大師に到着した。
高鍋大師は地元で「おだいっさん」と呼ばれ盗掘された古墳に眠る古代人の霊を
慰めるべく、故岩岡保吉氏が私財をなげうち半生をかけて自ら造像したもので
神仏混合の石像は約750体あるとの事。
高台の駐車場からはすぐ目の前に日向灘や小丸川河口、高鍋の中心街を望む
ことが出来た。
斜面には緩やかなスロープの遊歩道がジグザグに出来ていて、眼下の景色を眺め
ながら下りて行けた。
また遊歩道沿いには四国八十八ヵ所霊場にちなんだ石仏88体の大半がありそれも
見物しながら散策出来た。
家が近くの人はウォーキングするのに最高の場所だと感じた。
by ヒロ