「きっかけ(CUE)」

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KONICAMINOLTA・α-7DIGITAL

2012年09月13日 | 写真・photograph



デジタルスチルカメラシステムを導入したこともあり
またRD-175というαマウント対応デジタル一眼レフカメラや
ベクティスS-1用Vマウント仕様のディマージュRD3000を出したものの
いずれもハイアマチュアやプロに幅広く受け入れられるには至らなかった

ニコンD1の発売以降αシリーズのデジタル一眼レフカメラの登場が
期待されていたがミノルタはレンズ一体型の
ディマージュ7/Aシリーズの開発に傾倒しており
結局α-7DIGITALまで価格や性能面で
一般ユーザーに受け入れられるレベルの
レンズ交換式デジタル一眼レフカメラを発売することはなかった
 



α
-7DIGITALの輸出用モデルミノルタダイナックス7D
コニカミノルタα-7DIGITAL(2004年発売)
コニカミノルタホールディングスとなってから発売された
オートフォーカスデジタル一眼レフカメラ



独自技術でボディ内に手ぶれ補正機構を搭載することに成功し
また他社では見られないリバーサルフィルム的な色を再現した
操作系に関してはミノルタα-7やミノルタα-9とほぼ同様である



しかしオートフォーカスセンサーやシャッターユニットは下位モデルを引き継いでいるため
性能的にはミノルタα-70 ミノルタα-SweetIIのデジタル版とも言える
アイセンサーが搭載されているが液晶モニターのON/OFFにのみ使用され
アイスタートは省略されている

レンズ交換型オートフォーカスデジタル一眼レフカメラとしては
受像素子を手ぶれに応じて動かすことで補正する
世界で初めてのボディー内手ぶれ補正機構を採用しており
全てのレンズで画質を損なうことなく手ぶれ補正を実現することが出来る
受像素子は610万画素APS-Cサイズを採用

ボディ内蔵CCD移動式手ぶれ補正機構の採用や絵作り
ディの作りなど性能価格デザインなどが
バランスよく優れているためカメラグランプリ2005を受賞した



僕の現在愛用する最新ミラーレスPanasonic・LumixGF2ともう一台・・・
コニカミノルタが最後に出した名機と言ってもいいでしょうか?
まあ~ 見ての通りゴツイです+いかついです+重たいです(笑)

さらには最新型のように操作ボタンを集約してませんので一個一個にバラけた操作系統になっており
初めて手にする方は電源スイッチと手振れ補正スイッチ間違えるでしょうね
ですが 慣れれば 確実に手に馴染み しっかり構えられるのですよ☆

有効画素数が610万画素って聞くと大したスペックではないってお思いの方もいるでしょう
スマホで1000万超える機種珍しくナイですから。。。

でもやっぱりカメラはレンズが命!
シーンによってはなんとも柔らかい銀塩カメラに近い画が撮れるのですよ

確かに記録メディアはSDでなくCF(コンパクトフラッシュ)ですし敷居高いなぁ~ってお思いでしょう
ですがαってブランド&テクノロジーは伝統あるものですし
ソニーに引き継がれレンズやスピードライトは中古で豊富に流通してます

あとコニカミノルタは一般向けカメラ事業からは撤退しましたが
各種光学素子・デバイス・コンポーネント・ユニットを
独自の光学・材料・薄膜・微細加工技術等により提供したり
医療分野のデジタル化・ネットワーク化に対応した画像診断システムを中心に
医療品の開発・販売や開業支援などのシステム・サービスを提供してます
プラネタリウム事業でも定評のある光学メーカーなのですよ

従ってマニアも根強く当時の価格(ダブルズームキット+スピードライト)で¥35万近く
中古市場でも¥8~9万は下りませんが 気になった方は
ソニーのミラーレス一眼αをまず手に取って 試してみてください





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