「きっかけ(CUE)」

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天婦羅(てんぷら)

2014年07月13日 | 写真・photograph



天ぷら・天麩羅・天婦羅(てんぷら)は魚介類や野菜等の食材を

鶏卵と溶き汁を小麦粉にあわせたものを衣とし 油で揚げて調理する代表的な日本料理
「江戸の三味」の一つであり 江戸料理 江戸(東京)の郷土料理となっているが この調理法は各地に広がっている

種(タネ)(または職人が使用する符丁としてのネタ)と呼ばれる食材を
小麦粉と卵で作った衣をつけてから 天ぷら鍋などを使用し食用油で揚げる料理
日本人にとっては馴染み深い料理であり 元々は屋台で食べられた江戸庶民の大衆的な食べ物であった

現在でもスーパーマーケットなど小売店の惣菜や立ち食いそば店の定番種物として親しまれている庶民的な料理である一方
天ぷら専門店においては材料と調理に手間暇をかけた天ぷらを作る 専門店や和食店などによる外食も盛んだが
家庭でも天ぷらが作られる事も多く一般的な家庭料理ともなっている 日本の代表的な料理に挙げられる事も多く 日本国外人の評判も高い


 

当初の種としては野菜・薩摩芋・レンコン 次いで江戸前の芝エビや魚が使用された
江戸前の魚介類は多く使用され野菜を天ぷら種とした物もどちらも「天ぷら」と呼ぶ事が一般的
一方野菜の天ぷらは単に揚げ物とも呼んだり 精進料理を元とする野菜の天ぷらは精進揚げ(しょうじんあげ、しょうじあげ)とも呼ぶ

「たね七分に腕三分」と言われ タネの素材とタネへの「仕事」が天ぷらの決め手 野菜 魚介類など多くの物が素材とされる
また仕上りを美しくするために タネに隠し包丁を入れたり筋切りをする事がある
高温の調理で硬くなるもの(ハマグリ・イカなど)は 薄く切ったり 切れ目を入れたり
あらかじめ軽く湯がくなどの下ごしらえによって 衣も種も適度に揚がるように「仕事」をする事もある

 

 タネの名に「天」を付し「海老天」「ナス天」等と呼ばれることもある アナゴ キス 海老 イカなどの魚介類 茄子 蓮根等が代表的であるが
これらに限定されず種々の魚介類や野菜をタネとし季節の食材が用いられることも多い 一部地域では鶏肉を使ったとり天やかしわ天といったバリエーションもある



和食でのちょっと豪華なご馳走ってば 皆さんは何を連想しますか?
寿司 鰻 すき焼きに天ぷらってあたりかなぁ 握り寿司と鰻はよほど料理の腕の立つ人でないと難しいです
すき焼きに天ぷらなら自宅でもこしらえる方多いと思うし あとそれぞれにスーパーでも惣菜として売ってますか それでも専門店には一歩も二歩も譲るんだよね

 

今回は自宅から徒歩5分の老舗「天くに」さんにお邪魔しました 某民放局のすぐ近くだし
主要幹線国道沿い ドンキホーテに買物行く際必ず店の前通りますが今回が初来店です
なぜならその佇まいに独特の敷居の高さあり=ためらい乗り越えて入店には少しばかりの勇気?が必要だったからね

写真でお分かりのようにかなり年季の入った暖簾 3階建ての雑居ビル1階ですが入居してるのは
この店だけなのでやや寂しいわけ  恐る恐る入り口に手をかけようとすると やや年配のご夫婦が
手馴れたように入ってゆきます 同時に店内は土曜の夕方(19:30)のためかほぼ満席
座敷では男女混合なグループが思い思いに呑んでおりましたよん ちなみにL字型カウンターは7席 座敷は4人がけ×4つです

 

天ぷら専門店ですからカウンター越しにはメニューがずらり 定番に加え本日のお奨めも黒板に走り書きされてました
以前に何度もブログでグルメ記事書きましたが 一品物は頼みません 迷うことなく天ぷら定食をオーダーです
厨房には大将・女将さん オーダー取ったり配膳するのは弟さんでしょうか 家庭的な雰囲気の中皆リラックスしてお食事されてました(お値段は高くない)

 

待つこと15分 お待ちかねの定食登場!海老が4尾 野菜が3つだったかな
あとはご飯 漬物 味噌汁で¥700です そうそう 毎日じゃないだろうけど女将さんが茹で枝豆出してくれたっけ
早速実食 大好物の海老に喰らいつきます うん・パリッと揚がって尾っぽまで美味しい
ここからは箸が止まりません 天ぷらいって⇒ 漬物つまみつつ⇒ご飯に移り⇒ また天ぷらいってって具合で満足ですわぁ
枝豆もよかったし 野菜天がサイコー 特に玉ねぎは新鮮で瑞々しく甘くなかなかの存在感だったよ

 

ただね 味噌汁は難がありまして 飲んだことない独特な風味なのです 地元は甘めの麦味噌が
幅をきかせてますが それではない だからと言って赤だしでもなく 全国的なメーカーの味とも違う・・・
飲み干しましたが スッキリした食後感ではなかったです 他の品は全部美味しいのに~(天つゆはスッキリした甘辛さが絶妙だった)

そんなわけで毎度ながら5点満点での評価は3.2点 味噌汁の味がちょっとねで0.8はマイナス
店内年季入ってるのはいいけどもう少し片付けてください→ここで1.0マイナスやねキリンラガー ビール入れる冷蔵庫グチャグチャなんだもん(笑)
店構え(暖簾)や内装全般に少し投資し小奇麗にしただけで印象上がり若い女性客増えるからさっ

小奇麗とはやや遠い大衆食堂やラーメン 焼肉メインで野郎の一人飯に慣れた僕がこう言ってるくらいだし
写真も併せて見て やはり海鮮物扱う和食は清潔な店内でないとって首捻る方多いはずだから 
松山市駅から徒歩10分くらいかな ともかく美味しく安く満足したい方は行ってみて損はないでしょう