「きっかけ(CUE)」

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和傘 

2008年09月22日 | 写真・photograph


和傘。。。東洋では傘はまず魔除などの目的で
貴人に差しかける天蓋(開閉できない傘)として古代中国で発明される
その後、飛鳥時代の552年に仏教の儀式用の道具として
朝鮮半島(百済王)から貢物として日本に献上され 「きぬがさ」(絹笠、衣笠)と呼ばれた

その後平安時代に製紙技術の進歩や 竹細工の技術を取り込んで改良され
室町時代には和紙に油を塗布する事で防水性を持たせ
現在と同じ用途で広く使用されるようになった

しかしながら明治時代以後の洋傘の普及により
和傘は急速に利用されなくなっていった

現在では雨傘としての利用はほとんどなく観光地での貸し出しや
日よけ用として旅館や和菓子屋の店先 野点用などに持ち歩くのでなく
固定して利用される程度である
現在では岐阜 京都 金沢 淀江 松山等に少数の和傘製造店が残っている

松山城月見の宴 ―お城と月の物語― 日時 平成20年9月14日(日)にて撮影
では このイベント関連 あと2記事は続くかな・・・と思います
どうぞ観てやってくださいませ