皆さんが松山と聞いて連想するのは
坊ちゃん&マドンナ 正岡子規 種田山頭火 道後温泉 伊丹十三etcってところでしょうか
動きがあって人物がややぶれてますが 野球拳も松山が本家なんですね
ただし ホントの野球拳は脱ぎません
野球拳としては上述した松山本家の野球拳が本来の姿であるが
その後お座敷芸として全国的に広まり
昭和30年代には現在のようなじゃんけんで負けたら脱衣するルールが定着した
1969年、日本テレビのバラエティ番組『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』
(後に『コント55号の野球ケン』という独立した番組も生まれる)で
罰ゲーム的に紹介され一層誤った認識が全国に広まってしまった
ゲームセンターでもじゃんけんをして人間が勝つと
画面上の美人女性が服を脱いでゆくゲームまである
これに比べ郷土芸能である本家野球拳の知名度は未だに低く
単に「野球拳」と言えばお色気ゲームとしての意味に取られがちであった
現代でも当時の影響で野球拳を中途半端な形で
バラエティ番組で披露する場合が殆どである
製作サイドも誤った認識をしていると自覚していない
なおこの事態に陥ったことに対し
その張本人であるコント55号の欽ちゃんは2005年に松山を訪問し
本家野球拳の四代目家元である澤田剛年に謝罪
もともと欽ちゃん自身当時のテレビ局側に「やらされた」こともあり
松山市の関係者に対し罪悪感があったようである
尚 欽ちゃんはこの際 ゴールデンゴールズのメンバーと来訪し
松山まつりにて ホントの野球拳を踊り 観客にも謝罪してます
さて 上の写真は「松山城月見の宴 ―お城と月の物語―」の一コマなので
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