風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

お寺巡りの散歩(3)

2019年04月30日 | さんぽ帳
清水区入江周辺のお寺を巡る散歩。
二つめのお寺は、澍林山 慈雲寺。

本堂の方をのぞくと、仁王像が。




風鐸(ふうたく)を見て歩くためのお寺巡りだけど、風鐸を見つけられなくともそれぞれのお寺に「おっ!」と思う発見がある。

慈雲寺を出て、次は、金龍山 東明院(東明禅院)へ。


山門の歴史が書かれている。


山門の瓦に武田菱。


1601年当時のものといわれる山門の門扉の金具。
関ヶ原の戦いの1年後から今日まで……と思うと、なんかすごい。


そして、本堂。


どのお寺でも本堂の前に立つと、清澄な空気を感じて、思わず背筋もぴんとする。
風鐸に出合えなくとも、こんな散歩もなかなかいいなと思いつつある。
この日の歩数は、5761歩


お寺巡りの散歩(2)

2019年04月30日 | さんぽ帳
先日に引き続き、お寺を巡る散歩へ。
近頃、風鐸(ふうたく)に興味を持ち、それらを見たくて近隣のお寺へ出かけている。
仏堂などの軒下の四隅に吊り下げられている風鈴のようなもの、あれはなんていうのだろうと調べ、「風鐸」と知った。

この日は、清水区入江方面へ。
入江周辺は、日常 よく通る道なのに、このあたりのお寺へ入ったことはこれまで一度もなかった。
最初に立ち寄ったのは、紫雲山 法岸寺。


風鐸を探し、まず屋根を見上げる。


目当ての風鐸はないけれど、立派な鬼瓦が。


こちらの掲示板の書かれているのは、


浄瑠璃「朝顔日記」の深雪のモデルと言われている人のお墓がある……と。
本堂の奥に回ってみることに。


以前からこのあたりで「朝顔まつり」が催されているのは知っていた。
お祭りに出かけたことはなかったけれど、この「朝顔日記」に由来するのだと初めて知る。

東海道五十三次の18番目の江尻宿から静岡の府中宿へ続く道を行き、


次のお寺は、澍林寺 慈雲寺。


                                      (つづく)