「現代において、女であるなら、『長野の帝王』みたいなノリこそ、他人に束縛されない『真の自由』なんだろう。
歌舞伎の元祖と言われる『出雲の阿国』と『長野の帝王』はたぶん同類だろう。
そして、ノリのない『長野の帝王』こそ、今の『専業主婦』だ。
女が真の自由を得る為には『家庭の支配』でしか実現しない。
その家庭において何でも自由に出来る権利を目指す感性こそが『主婦』であり、その感性が世を惑わす」
え?
「平等という概念と、母が、この世を狂わせたのさ。
平等は、希望の影。『パンドラの箱』に魔物と共に潜んでいた。そして、箱を開けたのはパンドラという『主婦』だった。
そう言えば、人間が楽園を追い出された原因も、リンゴをもぎ取った『イブ』という女だったけか。
子供の苦しみは、子供を産んだ母親の妄執が産み出す。父親なんてあんまり関係がない。
父の暴力など、手の届く範囲に居なければ届かない。
だが、母の愛はどこに居ようと心を蝕む。
愛する事は妄執だ。
己が為に他人を欲し、他人を側に置こうとする。
その自己正当化の方便が愛だ。
愛にすがり、他者を欲する事を正当化しようするなら、その心は気がつかないうちに『自己憐憫』に満たされるであろう。
獣の母は、本能で成長した我が子を自分から遠ざける。
正当化された愛と、平等という思想がミックスした時に、子供にとんでもない苦痛を与える。
何故なら、平等が本当であるなら他人を縛る権利は誰にもないはずだ。
なのに、母親は愛の名において子供を縛る。
その上に、平等を教えるんだから子供は混乱して当然だ。
女性の皆さんは、現在は男社会だなどと言って騒ぐけど、肝心の未来をつくる女も子供も、男なんか見ていない。
もともと親父なんか昔っから家庭じゃツンボ桟敷だ。
この世界は、今も昔も『女』が造り上げ、『女』が運営してきた。『女』は自ら一歩下がって見せていただけだ。
母親がこの世界をつくり、この世界を狂わせた!」
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