山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

蔵王センタープラザ

2011年12月26日 | 温泉

また雪の季節がやってきました。

山形の街中には雪がなくても、ここ蔵王温泉では白の世界がひろがっていました。

蔵王はスキーシーズンの始まりでもあります。

内湯と露天のある蔵王温泉のセンタープラザで、日帰り入浴(600円)してきました。

駐車場からフロントを通り、1階がお風呂です。

 浴室には、含硫水素強酸性明ばん緑ばん泉の硫黄の香りが漂っています。

白く濁ったお湯に入ると、疲れて硬くなったた体がどんどんほどけていきます。

じっくり汗を流すと、体が軽くなっていくから不思議です。

十分体が温まったので、外の露天に行ってきましょう♪

ひんやりと張りつめ空気の中で入る露天風呂は最高です~!

100%温泉がジャバジャバと露天に注がれています。

このお湯は酸っぱくて、目に入ると痛いくらいにしみます。

雪見の露天風呂は、いつまでも入っていたいくらいです。

 

■蔵王センタープラザ

住所 山形県山形市蔵王温泉903-2
TEL 023-694-9251 


そば処 萬乃助

2011年12月25日 | 蕎麦

 今年、通りがかりに気になる「のぼり」を見つけたのがきっかけでした。

とても気になり、印象に残りました。

山形の次年子の手打ち蕎麦が 味わえるとか。

土曜の昼過ぎ、なんと順番待ち。

 このハウスが待合場となります。

 店内に案内されると、古民家風の小綺麗な雰囲気でした。

 こんな意匠的なデザインも素敵です。

 個室風のお部屋もあるようです。

 二八尺大板と天婦羅、鰊をオーダー。

 こんな雰囲気なら、お酒も飲みたくなりますよね~。

鰊はあっさり目で、ちょっと骨ばっていました。

お漬物も山形風です。

 お酒を楽しむ間もなく、お蕎麦が運ばれてきました。

葉山山麓で自家栽培した蕎麦を、毎日石臼でひいたそば粉を手打ちしているそうです。

つるっと滑らかな喉越しと、蕎麦の香りが感じられました。

 さらりと味わえる天婦羅。

 

帰り際「ガソリンかけて山形行くより、ここに来れば山形蕎麦食べれるし近いから良かった~」とお客さんが喜んでおられました。

確かにそうかもしれませんね。

 

翌日は山形のえぼし庵さんを初訪し、蕎麦の甘さ、地元の蕎麦と地元の山菜のコラボに納得。

同じ根源(蕎麦と水と空気)が一体となってこそ、より蕎麦の甘味や旨味を引き立たせるのではないかと。

 

 

■そば処 萬乃助


住所 宮城県仙台市泉区実沢字館屋敷12
TEL 022-379-8223
営業時間 (平日)11:00~15:00・17:00~20:00 (土日祝)11:00~20:00
店休日 火曜日


玉村本店 酒蔵美術館

2011年12月24日 | ドライブ

渋温泉の横湯川対岸の高台にある、沓野(=靴の形をした野)には、「玉村本店 酒蔵美術館」があります。

約100年前に建築された酒蔵の一部を改良したアートギャラリーです。

お店の外観にも、アンティークなものが置かれていました。(昔の消防車など)

「玉村本店」さんは、日本酒「縁喜」、志賀高原ビール、志賀高原ワインと幅広く酒づくりを行っている醸造元さんです。

傍の建物では・・・

このように志賀高原ビールの醸造が行われていました。

 

深いコクのある、美味しいビールでした!

この酒蔵美術館の一階でも、お酒類を購入することもできます。

階上から眺めても、アート感のあふれる空間となっています。

2階の見学も自由です。

日本画を中心とした、当主佐藤家代々のコレクションを展示しているそうです。

この地は風光明媚なことから、横山大観等が画質を構えたり、白州次郎夫妻が保養の目的で訪れたりしたそうです。

茶室も展示されていました。

2階の奥に進むと・・・

ガラス越しに酒造りの様子がみえました。

 

この玉村本店のある沓野(くつの)は、一見すると山村の風体なのですが、実は「沓野温泉街」でもあるのです。

道のあちこちで、このようなものを見つけますが、これは正真正銘の温泉です!

開湯は1818年で、草津街道沿いの湯治場でした。

現在は5件ある民宿からなる温泉街です。

このような共同浴場もあちこちに点在していますが、鍵がかけられています。

以前は自由に外来入浴できたそうです。(宿泊者であれば利用可)

浴場の裏手に回るとこのような洗い場があります。

たまたま掃除中だった浴場を見せていただくことができました。

温泉がコンコンと湯口から流れ、とてもきれいなお湯です。

こぢんまりした浴場に、温泉独特の香りがあふれています。

循環湯が増えてきている昨今、誰かを待つように新鮮な湯がどんどんこぼれているこんな浴槽を見ると、温泉好きなら居ても経ってもいられないのですが・・・いつか沓野の民宿に泊まってはしご湯できる日が来ることを願って、泣く泣く温泉を後にしたのでした。

 


渋温泉 番外湯

2011年12月23日 | 温泉

渋温泉街に建つ横湯山温泉寺は約700年の歴史をもつ曹洞宗のお寺です。

横湯川沿いから見る温泉寺はこんもりとした山々に抱かれ、風情のあるお寺です。

歴史を感じますね。

 

番外湯 「信玄かま風呂」

 この「温泉寺」には、「信玄かま風呂」が建てられていましたが、現在は建物の老朽化により入浴することはできません。

武田信玄が戦で傷ついた兵士の療養に利用したと言い伝えられる「信玄かま風呂」は、和式サウナ浴場だったそうです。

建物の外には渋温泉の証である浴場スタンプがおいてありますので、記念に温泉手ぬぐいに押印するのもよいでしょう。 

温泉街からみた温泉寺山門。

 渋温泉、大好きです!

 


渋温泉 外湯巡り

2011年12月22日 | 温泉

渋温泉のお宿に宿泊すると、このような巡浴手形(鍵)を貸して下さいます。

 

 「巡浴祈願手拭い」(300円)とこの鍵をもって、苦(九)労を流す「九つの外湯めぐり」に出かけてみましょう!

 

一番湯「初湯」

 

まわる順番は、どんな順番でもよいと思いますが、この一番湯は小さいかけ湯のスペースがあります。

奈良時代の僧「行基」が最初に発見したお湯といわれ、胃によく効くことから「胃腸の湯」とも呼ばれているそうです。

薄く白濁しているのに、ほのかに鉄っぽい匂いがして、湯触りも柔らかくジワ~リと効いてくるようなお湯でした。

ゆっくり入っていたいものですが「初湯」だけあって、次から次へと人が入ってくるので、小さい浴槽はすぐに満員になってしまいます。

渋温泉の湯めぐりで忘れてはならないのがこれ!

 

この浴場の入口においてある朱印を手ぬぐいに押していきます。

9つの浴場全てにて受印したら、その手ぬぐいを持って大湯前の高台にある高薬師に参詣する(受印)と、満願成就するといわれているのです。

 

2番湯「笹の湯」

 

昔は笹薮から温泉が湧きだしていたことから「笹の湯」と呼ばれ、病気の回復時に効果があり、湿疹に良いお湯なのだそうです。

タイル張りの小さな浴槽ですが、湯触りが柔らかく、とても汗がでました。

 

3番湯「綿の湯」

この雰囲気のある外観は、素敵ですよね。 

 

切り傷や吹き出物などの「わたわた」が取れること、白い湯花が綿を連想させることから名づけられた「綿の湯」は切り傷や皮膚病に効果があるとか。

とても体に馴染むような、とても良い湯でした。

 

4番湯

この「竹の湯」は昔、地獄谷からお湯を引湯したのを記念して松竹梅からとって、竹の湯と名付けられたそうです。

じんわりと体を温めると痛風などに効果があるそうです。

このお湯は木の香りが漂う浴槽で、心も体もリラックスし、体がとても軽くなる感じでした。

このお湯は、9湯のなかでマイベスト3の中に入ります。

 

竹の湯のはす向かいにある5番湯「松の湯」は明るいタイル張りで、9湯の中でも新しい感じがしました。

そのためか、長湯する方もおられたようです。

 

6番湯「目洗いの湯」

 眼病に効果があるとされている「目洗いの湯」ですが、肌の調質効果があるとのことで「美人の湯」とも呼ばれています。

9湯のなかでも比較的広めの浴槽には、白い湯花が沈んでいます。

女性にはとても人気があるようです。

 

7番湯「七操の湯」

外傷性の傷害や病気の快復に効果あり 七回入れば全快すると言われているのが「七操の湯」。

無色透明なお湯で、綺麗なタイルの浴槽の隅には、赤い湯花が集まっていました。

とても小さい浴槽なので、長湯はできません。

 

8番湯「神明の湯」

源泉は裏山である神明山から湧出しており、昔は打たせ湯のようにして疲れをとっていたそうです。

子宝の湯として親しまれ、浴槽の木のやわらかさと鉄分を含んだお湯に浸かれば、体がポカポカ温まります。

 

こうして湯めぐりも最後になりました。

それぞれのお湯の違い、雰囲気の違いを感じ、体に溜まった毒素をたくさんの汗で流しました。

 

9番湯「大湯」

「大湯」は湯めぐりの締めくくりとして、最後に入浴されるのをお勧めします。

このお湯は、9湯を締めくくるのにふさわしい、とても素晴らしいお湯だからです。

にごり緑茶で、鉄の香りがする浴槽は、あつめと少し温度の低いお湯に間仕切かれています。

肌にピタッと密着して浸透し、活性してくれるようなリラックス感のあるお湯で、心地よくジワリと温まってきます。

脱衣所の脇には、檜の蒸し風呂もあります。

 

湯めぐりの最後には、高薬師様へ参拝しましょう。