山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

浄光寺

2011年12月19日 | 神社・仏閣

 12月の今月は、掲載のタイミングを逃してしまった記事を綴っています。

小布施の町の話題の最後の今日は、国の重要文化財に指定「薬師堂」と「「七不思議」と「湧水」の寺院「浄光寺」をご紹介いたします。(撮影9月)

小布施には 「雁田山」という小高くなだらかな山が横たわっています。

浄光寺の霊泉は、雁田山山麓湧水群のひとつで、雨が降ると白濁することから、別名「白清水」と言われています。

白濁のわけはケイ酸が溶け込む ためで、無害かつ味にまろみをだし、お茶などにはかえって美味になると言われているそうです。

水温は通年11℃~12℃で沢清水 に分類されており、口に含むと山の爽やかな風と共に、冷たさが喉の渇きを潤します。

 山門をくぐると、浄光寺を案内する副住職様のアナウンスが流れ、それを聞きながら参道の階段ををのぼります。

 

仁王門の仁王様は二人の仏師によって彫られ、赤と白に塗られていたそうです。

歴史の経過を感じると共に、親しみやすさのある仁王様でした。

 

薬師堂へ登る参道の石段は七不思議のひとつ。

一見雑然と自然石が組まれていますが、下の方から体を低くして見上げると、石段の鼻先が一直線に揃っているのです。

なにかとても不思議な石段です。

石段をのぼりながらアナウンスを聞いていると、声の主である副住職様が「こんにちは!」と声をかけて下さいました。(それも不思議な感じ・・・)

 「薬師堂」にたどり着くや否や、浄光寺を語るアナウンスが終了しました(不思議なタイミングです!)

さて、薬師堂は室町初期の建立で、600年以上の歴史のある重要文化財です。

薬師如来は「薬師瑠璃光如来」。

通称「お薬師さま」と呼ばれ親しまれています。

人々の寿命を延ばすことを本願とする二世(現世と来世)利益の仏様で、縁結びの「お薬師さま」としても親しまれているそうです。

2007年に葺き替え工事を行った茅葺屋根は、とても美しく立派な茅葺でした。

浄光寺ではとても気持ちよく時間が流れ、リフレッシュできました。

境内地を入ったところに茶店「大こくお八起処」もあり、休憩所になっており、おやきや炭焼きだんごなどを味わうことができます。

レンタルサイクルで参拝に来られている方の姿もありました。