山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

渋温泉街

2011年12月20日 | ドライブ

 十数年前に、ジムニーにテントと秋田犬と共に、日本縦断の旅をしたのですが、たまたまその旅先で立ち寄ったのが「渋温泉」でした。

渋温泉は外湯めぐりができる温泉街で、宿泊者には外湯巡りのための専用の鍵があり、当時は十数ヵ所の外湯を楽しむことができた記憶があります。

まるで温泉天国のような場所に来てしまった私は、外湯めぐりに好奇心が疼き、その日泊まれる旅館を探しましたが、飛び込みさんなんか相手にもされず、たまたま新共同浴場を増設する予定で無料で開放されていた、葦簀で囲まれた仮設の浴槽に入浴することができました。

ずっと渋温泉の再訪を思いつつ、年月は流れていきました。

横湯川と山と空の景色がこんなにも美しい9月。

「地獄谷野猿公苑」では、地元のお猿さんが野天の温泉を楽しんでいるのだとか・・・

渋温泉では、36件の大中様々な規模の宿泊施設があります。

 

 空気は爽やかで、なにか懐かしいような風景に出会います。

38箇所の源泉から供給される湯量は、合計毎分3,100リットルを超え、温度は46度~98度で、泉質はおおむね塩化物泉に属し、実際は源泉によって差があるそうです。(渋温泉観光協会より)

そのため、旅館、外湯によって様々な温泉を体感できるのが特徴です。

この豊富な湯量で、全宿が源泉かけ流しを実現しているなんて、まさに温泉天国ですね♪

 

私が渋温泉を体感できたあの記憶の仮設の浴槽があった場所には、足湯となって開放されていました。

    

 いつかは泊まってみたいのが老舗の「金具屋」さん。

 

 無料で足湯を開放しているお宿もありました。

温泉たまごを無人で販売しているお宿もあり。

 何か懐かしさを感じる、風情あるれる温泉街です。

石畳の細い小路や裏道に小さな発見があり・・・

 子猫ちゃんたちに遭遇したり・・・

 

 自動販売機には、こんな変わった「ミステリー」な商品も!

残念ながら売れ切れ×

コインを入れたらドキドキ感を味わえたはずなのに・・・残念!

渋温泉は奈良時代に発見されたと伝えられてのち、今から300年ほど前より次々と新しい湯が発見され、村人の手により共同浴場(外湯)として大切に守られてきたそうです。
村人や湯治客は九つの外湯巡りに、厄除け、安産、育児健康などの祈願をこめるようになり、薬師如来の温泉鎮護にあやかりました。

  

この階段をのぼると「高薬師」(薬師如来)さま。

  歴史を感じますね。

 

 「巡浴祈願手拭い」という手ぬぐいと浴場の共通鍵を持ち歩きながら湯巡りし、各浴場においてある朱印を押し、9つの浴場全てにて受印したらその手ぬぐいを持って大湯前の高台にある高薬師に参詣すると、満願成就するといわれています。



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