ヴァンヴェールさんはオーベルジュの宿。
ちなみにオーベルジュ(Auberge)とは、主に郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストラン。
チェックインのあと、テレビを見たり、おしゃべりしたり、お部屋に併設されたバスタブでゆっくりし、空が黄昏の頃を迎える頃、階下を下りるとそこでは・・・
その日のメニューの中から、好きなメニューをチョイスできました。
お互い別々なものにして何となくシェアしようよ、ということになり・・・
前菜には「みゆきポークのテリーヌ」。
「フランス産フォグラのテリーヌ」をチョイスしました。
私にとっては、好みの焼き加減でした。
クリームソースの旨味と共に、肉汁の旨味の染み込んだリゾットの食感も素晴らしく、幸せなお皿でした。
追加料金のメニューですが、ボリュームがあります。
温かいパンも数種類出てきます。
さて、メインデッシュは「本日の鮮魚 黒鯛のポワレ」をチョイス!
ジューシーで旨味ぎっしりの黒鯛は、モチモチした身の食感と共にカリカリの皮の歯触りがマッチングして、旨味が溢れます。
この素材を「焼き」で食べるのは勿体ないと思えるほど、フレッシュな味わい♪
こちらは「シャトーレ仔羊ロースト 粒マスタード」
焼き加減がとても良い!
ただのレストランではなく、オーベルジュの形にすることによって、物づくりの本質というか、オーナーさんの料理に対する愛情や志をメッセージとして感じることができました。
一皿一皿に作り手の心があって、満足感がありました。
あくまでも「このテーブルに流れる時空を盛り上げる脇役」という職人姿勢を感じました。
デザートには「ココナッツ風味のブランマンジェ ライチのシャーベット添え」
この取り合わせ、あっさり系デザート好きには、テンションあがります↑
こちらは「レッドサバ チョコレートとクルミのソース アイスクリーム添え」
こってり系なデザートでした。
朝は、パリパリでバターの風味いっぱいのクロワッサンと、ヨーグルト、美味しいコーヒー、小布施の新鮮なフルーツがテーブルに並び、朝の光の中で美味しく頂くことができました。(撮影:9月)