木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

体罰

2013-02-07 23:31:27 | こころ
仕事の手伝いに来てくれてる息子が、昼休みに
「体罰ってどう思っとんの?」と聞く
「そりゃ、無いに越したことはないけど、全廃になるかな?、それで日本はやっていけるんだろうか」
橋下さんがあの事件の直後に、少しはしょうがない から 絶対ダメ に変更した
桑田真澄の言葉に開眼したらしいが、その思考回路は何となく僕も追随できる
ただだからと言って本当に触りも怒声もなくして、日本人は正しい道を歩いて行けるのだろうか という気持ちもある
自分が野球をやってたからいうわけじゃないが、野球くらいでそれをなくしても構わん
でも生活一般で・・さてどうなんだろう
息子は今回のは暴力だからダメに決まってるけど、全廃はやっぱ心配だ と言っていた


僕も、一回息子を殴ったことある、背負い投げも食った って本人が言っとった
ということは僕の体罰も認めていたということか。。

前にも書いたことあるが、中学の3年の時、クラスの横着坊主が二人、教室で
大学出て2・3年目の若いK先生に思いっきりビンタを食らった
クラスの全員が見てる中で・・・K先生の目は潤んでた
誰も先生が間違ってるとは思わなかった。
いや、番長だったIはそれに抗議したかもしれん
そんな光景が記憶の中にある

僕らの中学は不良校として名をはせていた
卒業式には先生に対する生徒の仕返しがある っていう伝統も伝え聞いていた

一応厳粛な雰囲気ですべての行事が終わった
まだ次の次の日に公立高校の受験を控えていたから、心安らかでもなかったけど
みんな笑顔で別れのあいさつを交わしていた
あの日、K先生に殴られたYがいた
いかつい顔したYは名古屋市交通局への就職が決まって
学校の卒業式というものは人生最後

彼は泣いていた
号泣していた
「俺はKと離れるのがつらい 俺たちのことを一生懸命考えてくれてた 離れたくない」と言ってみんなの目もはばからずに・・・

体罰でも愛の籠った体罰は必ずある
すべての体罰は絶対反対 という言葉に頷こうとするたびに僕はあの光景を思い出す




 竹島の日が終わるまで貼っときます
 バナーをクリックすると竹島のサイトへ行きます
 たまには行ってみてください
 日本の竹島です
 韓国の李承晩が勝手に引いた線(李承晩ライン)で取り込んだだけの竹島は間違いなく日本の領土です
 ハーグの国際裁判所で判決をもらおうと提案しても絶対に乗ってこない韓国は勝つ自信がないから
 それだけ見ても本当のことは明らかです

 今日は北方領土の日、卑怯にも日本敗戦直前に、日ソ不可侵条約を一方的に破棄して攻め込んだソ連
 一瞬にして北方領土は日本の物ではなくなった
 樺太とか千島列島はしょうがないにしても、四島は確実に返して欲しい
 もし抵抗しなかったら、北海道まで盗るつもりだったんだよ
 はよ返せ!!


 
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12 コメント

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Unknown (またたび)
2013-02-08 02:18:39
かっつん、お邪魔しま~す。

長い事、ご無沙汰しちゃったまんまでごめんネ。
ブログの引越しをしようか、色々と悩んだあげく、結局
みんなが居るこちらで、ぼちぼちですが続けて行く事に
しました。また、宜しくお願いします。

体罰かぁ・・・難しい問題だね。こっちだと、日本よりも暴力
に対する反応がセンシティブだから、すぐ児童虐待にな
っちゃう事が多いけど、でも実際の生活の中では、親
からの躾の意味で、お尻をはたかれたとか、そういうの
はうちの相方でも経験あるって言ってたよ。
ちなみにアメリカでは、ちょっとクルマをとめて・・・
5分で戻ってくるから・・・って、そのクルマの中に子供
を置いて行ったら、その時点で通報されて虐待です。

私が思うに体罰は、その体罰の陰に愛情が見える物
ならオッケーやと思うけど、そういうのがどこまで
ちゃんと伝わるのかって感じだよねぇ。
返信する
愛のある指導と体罰の違い (koumama)
2013-02-08 20:05:21
その違いが難しいよね。先生は指導のつもりだったかもしれないけど それが度を超したり 子供の受け方が違ってたりするとそれは人を傷つける体罰になっちゃうもん。
運動部は
口で言うより頭はたかれたりすることって多かった気がする。
私 中学の時、バレー部で
試合で言われたことがうまくプレーできなくて 先生が履いてるスリッパで頭試合中にはたかれたことあったよ。
恥ずかしくて悲しくて そのあと青あざになってお母ちゃんが 学校に抗議に行ったことある。
先生がそのあと、電話で謝ってきたんだけど 横柄な感じでそのあとも部活でやりずらかった。
あれは体罰というほどじゃないのかもしれないけど心が傷ついたのは確かだからなぁ。。いまだに忘れられないけど。
でも それを体罰だって訴えるすべがその頃はなかったなぁって思う。
またたびちゃんのコメント見て
アメリカは 車に子供を置いただけで 虐待なんだね。
でもそれぐらいすれば 親が子供を虐待したりすること放置したりすることがきっとなくなるね。

愛が伝わる指導なら子供もきっと体罰なんて言わない。でもそれが伝わっていないものならそれは決して
許されることではないと思う。

難しいね。
返信する
アクチン (かっつん)
2013-02-08 23:21:22
おかえり
また行っちゃうんじゃねーの?
マユにツバ、ベロベロ(笑)
でもホンマに帰って来たなら大歓迎
グレースの存在も初めて知ったわさ
最近二頭飼いのお友達が増えて心強いこと

桑田真澄は大リーガーになった人やその下の組織の人たちの練習を見てて、自分たちが殴られながら練習してきたのと比較してたんだ
こんなにのびのびと練習してる子たちがやがて大リーガーになるんだと
その言葉自体は説得力があった
だから橋下さんは目から鱗だったんだろう
よく理解できる
それで、日本の子供たちものびのびと大きく育っていければこんないいことはないよ
それは全く否定しないけど、それを盾にとって、またモンスター父兄やモンスター生徒が増長しないかちょっぴり心配です
先生の権威の失墜に拍車をかけそうな気が・・
これからの日本に期待してます
ということにしときます
愛のある体罰は、出す方と受ける方の波長が合わないと成立しないかも・・
返信する
koumama (かっつん)
2013-02-08 23:48:00
そうかぁ
バレー部の悲しい思い出
前から書いてるけど、僕は小学校から中学高校までずっと野球部だったけど一回も殴られたことはおろか叱られたことも記憶にない
あっ一回だけあったか
高校の時、遅刻して先生に「気合入れろ!」と。
koumamaが受けたものはどっちかっていうと精神的な屈辱だったんだろうな
これは体罰の話じゃないんだけど、例のさだまさしのトーク集にあったこと
彼の友達が島根県の小学校の先生をしてた時
どうしてもなじまなくてどんなに叱ってもなだめすかしても言うことを聞かない生徒がいた
ある日先生はその子と二人になった
その日もいろんなことを言い聞かせるんだが、全く通じない
その時ふと、 ああ、俺はなんて無力な男なんだろう。
この子にどれだけ力を注いでも、この子の心はびくともしない そう思った時、急に涙がボロボロボロって
こぼれてきた
大人のくせに、男のくせに、それが恥ずかしく、見せたくないので
思わずこの子を抱き寄せた。
そして声を出して泣いてしまった

そうしたら、この子も一緒に泣き始めた
二人して声をあげて泣いたんだそうだ

それからしばらくして、この子はだんだんと明るくなり、どんどんと伸びて行ってやがてクラスをまとめるくらいの子になった と
力のある子の力をどうやって見つけて、伸ばしてあげられるのか
先生の仕事というのは大変なもの
その子その子に合った教育に、あまり大きな手かせ足かせはしたくないとは思う
ただ、それに見合う先生が少なくなったような気がしてしょうがない
この前の退職金のための早期退職じゃないけど、僕は先生に対して期待しすぎてるのかもしれんね
返信する
線引きは難しいよね (あんじー)
2013-02-09 00:07:22
体罰かぁ。。。。。
私も躾で(?)ビンタされたりしたわ。
途中からビンタどこじゃなくなったけどね。
暴力って日常化しているとドラッグみたいに段々とやっている方もやられている方も感覚が鈍くなって、どんどん加速してしまうのかも…と今はそう分析しています。だから、怒ったりして、頭叩きたくなっても、ぐっとこらえる事でそれを抑止できるというかしなくちゃいけないと思うのね。

まー、とにかく難しい問題だ
でも私としては一応暴力は反対。でも躾とか、ある程度は愛のある喝!が必要と思っています。
返信する
体罰か~~ (tamiko)
2013-02-09 11:09:56

tamiは小学校中退だったから、学校の思い出はないな~~。
国民学校の2年生のころ。体罰ではなくて、優しい女先生の柔らかい手がそっと頭を撫でてくれたのが思い出だよ。

厳しいにつけ、優しいにつけ、思い出は残るね。

このたびの先生の暴力事件は痛ましいね。

先生は飴と鞭、両方を持って生徒に教育してもらいたいものですね。
返信する
笑って~ (アメリカン・ブルー)
2013-02-09 11:22:53
かっつん・・・
ここで、かっつんの記事とみんなのコメント読んで、
それにいっぱい心でコメントして、気が付いたら、かれこれ40分
充分語りつくしてしまった自分が居て、困ったものです。
書きだしたら、このスクロール、どこまで行くか自信が無い。
ただ、「体罰」を人生で一度も受けたことが無い私と、
我が子に一度も「体罰」を科さなかった私。
しかしながら、言葉はどうだっただろう?
痛みはどっちが重いだろう。。。
叱咤激励の時代に育った私達と、今の世代には根本の教育の違いがあるのではないかと思うこの頃です。
オリンピックや、多くの競技会・大会で、
「今日は楽しみたいと思います!」って言うあの言葉も理解できない。
それなら、なぜ、「銀」で、顔を曇らせ言葉を投げるのかが解らない。
「体罰」の目的が、親や指導者の名誉や世間体の一端にある時、問題は起こるし、若いK先生のような想いを込めて正面からぶつかった結果としての物は「愛」だろうと思えます。
返信する
医院長 (かっつん)
2013-02-09 22:44:52
小さいころから体罰あり?
それも一回とかじゃなくてっていうのが厳しい話だね
僕の小さいころの一番の罰は押し入れに入れられること
暗くて怖くて大嫌いだった
叩かれた記憶はないなぁ
それでもそんな頃の親父は怖かった記憶がある
体罰が段々加速してゆくってのは間違ってるよね
自分の子供に対しては反面教師で頑張ってください
その前に子供作ってね(笑)
あっそういえば僕は猫に対しては体罰あり・・・
でも愛ある体罰の自信はあるよ
よく言うこと聞いてくれてると思ってるがなぁ(笑)
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tamiちゃん (かっつん)
2013-02-09 22:58:05
頭撫でてもらって、今までそれが記憶にあるってことが素晴らしいじゃないですか
僕は先生にそうしてもらった記憶はないなぁ
先生ってのは良しも悪しきも子供の成長に大きな影響を与えます
勿論、親はそれよりももっと大きな影響を与えることになるのですが
その点、tamiちゃんは立派に息子さんたちを育てておられるようで・・見習いたいけど(笑)です
返信する
アメブルさん (かっつん)
2013-02-09 23:10:20
あはは、そんなに付き合って下さったんですか
ありがとうございます
僕のブログは本文よりコメントの方がいいって昔から言われとります
お世話になってるわけです
アメブルさんは体罰無しで来られた
僕といっしょ
その点では運がよかったんですね
僕なんか小学校高校はまあおとなしい学校だったからそれもありなんですが、この中学校でよく殴られずに済んだもんだ 今になってそう思います
殴り難かったんでしょうか(笑)

でも確かに言葉も凶器になることがあります
今もご子息なんかから推測するにそれも立派にクリアされてるんじゃないでしょうか
ルナにも優しいんだろうな
ブログ書いてもらえるくらいだから(笑)
うらやましい

K先生の鉄拳は確かに愛だったと思う
当時の僕らの学校には、不評だったからこそ優秀な先生が集まってた という噂もありました
もしかしたら先生が流した噂かもしれんのですが・・
先生から聞いたから(笑)
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