木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

リンゴ

2013-12-01 23:52:19 | 買物
最後のウィークデイ金曜日に来月分の家賃を振り込むために農協へ行った
待ち時間に郵便局へ
郵貯の通帳がマイナスになっていた
シール式の切手を2シート買って外に出ると、スーパーがある
朝10時前から賑わっていた
何気なく通り過ぎようとした店先にリンゴの箱売り
山形のサンふじ
20個入って1260円だと?
なんだと?
前日スーパーで一個買ってきたリンゴは148円もしたというのに
形がちょっと山形って意味?
そんなに見た目も悪くはない
一個にすると63円。昨日の半分以下だ
買うっきゃないでしょ
僕は鞄を肩にかけて、リンゴの箱をよいっしょと持ち上げて、レジに向かった

レジのお姉さんは40代に入ったかどうかという年恰好
元気な姉ちゃんだ
僕の差し出したリンゴの箱を前にしてバーコードを機械に通した
どうも登録してないらしい
僕が「1260円だと思うよ」と一応言ったがそれを信用はしない

僕の背中のレジのおばちゃんに
「ねぇ、柿の箱売りっていくら?」 って聞く

このお姉さん何を言ってるのか、僕も僕の次に待ってるおっさんも狐につままれたよう
頭の上に「?」マークが浮かんだ
我に返った僕とおっさんは「柿じゃないぞリンゴだぞ」と叫んだ
「あ~~」っと大きな声でレジのお姉さんは顔を赤らめる

その辺に大きな笑いが起こった


まぁそのくらいならたまにはあることだろう
僕の後ろのおばちゃんにはその値段がわからなかった
店を出て外で働いてる店員さんに彼女は大きな声で言った


    「その箱の柿っていくら~?」 



先に笑ったレジ近くの全員




     「りんご!!」 

一段の大うけであった

        
         ほらっ こんなに蜜がいっぱい 安い!








20個の内の14個は、マッチ彼女の家に置いてきた
リンゴの皮をむいてもらう そういう幸せはひっさしぶりだ
100円ショップで一緒に買った僕の「マイ箸」がその台所の一隅に置かれた
ということです m(__)m




コメント (16)
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