木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

武器

2012-07-22 23:26:36 | 社会
またアメリカで銃の乱射事件があった
よく知らないけどまだ銃規制というのはあまりされてないんだろう

昔、名古屋の服部君という高校生が短期留学してたアメリカの街で銃弾に倒れてその短い一生を終えた
確か、ハロウィンの時に顔を隠して一般人の所有地に入ってしまったということで・・
あまりに日本人であった事の悲劇だった
それ以来日本でもアメリカの銃規制を後押しする運動が繰り広げられてたはず
新しい事件が次々起こるところを見るとその規制はあまり効果を生んでないのかもしれない


そういえば、昔から日本人は士農工商の士のみ苗字帯刀を許されていた
一番偉い位の人は無駄な殺生はしないと決めつけられて人を殺しうる武器を身に着けていたわけだ
その中で時代の変遷とともに刀という武器は見られなくなっていった
それは自然にできたものなのだろうか?
全然勉強してないからその経緯はわからないけど、それが出来たということは日本人の素直さを表しているに違いなく思える
時代劇で聞く言葉だけれど「辻斬り」という言葉がある
いわゆる無差別殺人だ
思わぬ理由で人殺しをする
よく劇中で出てきたのは、刀の切れ具合を知りたい なんて・・そんな理由を子供のころから聞いていた
持っていれば、過ちが発生する可能性がある
その点、基本的にだが武器を返上した日本人は幸せだったのかもしれない
いつの時代もどこかの気違い(?)に悲しい偶然で命を奪われることもあるけど(武器が車に変わることもある)
比較的おとなしく過ごしてきた日本人
正解だったんだろう
それが出来た気質、少しだが誇りに思う


今からアメリカ人が銃を返上することはできないに違いない
自分にはそういう禍いは襲ってこないと思いつつ、もし遭遇した時に備えて銃を持つ
僕らには正しく思えないけど・・・


こういう論理は個人対個人なら銃だろうが国対国になると核武装という形に変わる
ずっと核には恐怖と嫌悪感を植え付けられてきた僕ら
考えてみると中国にはそれがある
こんな近くに・・・・・

あの論理を振りかざす国が持っている
恐ろしいことだ

コメント
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