木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

太陽光発電の行方

2012-07-12 23:52:34 | 社会
今月から太陽光発電での電力買取が始まったって?
なんでも1kWh42円で買い取ると決まってるようだ
それって高いの?安いの?って思って中電の請求書の裏側を見てみた
今僕らの家庭で買ってる電気料は1kWhあたり17円から22円ということだ
まさか『42円』で買い取った電気を20円くらいで売ってくれるの?
いやいやこのままでいけば当然電気代のさらなる値上げが待っている
・・か42円で買い取る話がとん挫するかのどちらかだ
菅直人が成立させて去って行った時の法律で買い取り価格42円は10年間続くという

なぜ、菅さんが42円としたか
どうも当時のドイツで43円で太陽光発電の電力を買い取る政策があったらしい
そのために大きな補助金をつけて太陽光パネルを大導入して10兆円ほどのお金を使った
その結果電気代は他の欧州の国に比べて2倍ほどになった
そして買い取り価格は昨年24円に大幅ダウンし今年は変動制になったとかなる直前だとか
それでも結果としてドイツで使う電力のうち2~3%くらいしか発電できてないと・・

もっとショックだったのは足らない電力はお隣のフランスから原発で作り出された電気を買っているという事実
エコのお手本だと感じてたドイツの太陽光発電の顛末はかなり悲惨な結果に終わろうとしてるらしいのです
それを今月から日本が始める

ワイドショーでも今までゴルフ場だった土地に太陽光パネルを並べてる光景が映し出されてた
それは42円なら商売になると踏んだ企業の戦略の一つなんだろうけど
絶対どっかで崩れるよ

これから太陽光パネルをうちにもって考えてる人は買ってもらうことはあんまり計算に入れずに計画したほうがいいかもね
民主党お得意の掌返し作戦で来るかも


それとも何がなんでも42円で行って
電気代上げるとこまで上げた後、また税金投入ってか?
それだけはご勘弁を



コメント (4)
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