木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

2010-10-05 23:28:04 | Weblog
妹という存在
僕には一つ下の妹がいる
年子だが学年は二つ違う
よく男の子は妹がほしいというが実際にいるとそれは何でもない
もっともいろんなパターンがあるから一概には言えないのは分かってる
でも僕の場合は何でもなかった
妹は中学まですんごく大人しかった
小学生の時は分団で集まってから一斉登校をするのだが
いつも集合場所の神社公園の片隅でボケ~~とひとりいた
しかも下を向いてるんで暗い
どっちかっていうと僕も大人し気味の小学生だったけど
運動ができたんで周りが放っておかなかった
登校時間までドッジボールやったり野球やったり・・
上級生に交じっても結構やってた僕だったが
笑顔でふっと妹を見るとジ~~っと下を向いてる
でもそこで妹に声をかけてやれるほど人間ができていなかったわけだ
と言って完全無視していたわけでもない
心の奥では心配していた兄であった

それでも月日がたつにつれ友達と呼べる子が一人二人出来たようだ
目立たないながら別に登校拒否をすることもなく
小学校中学校を終えた
中一の時妹の担任に彼女が風邪で休むという報告をした時
「なんだ お前の妹だったのか」
生徒会の世話役だった先生が妹と僕を比較した
「お前は生徒会でも発言できるのに妹何にもしゃべらん なんとかせい」
といわれたけど何ともできなかった


僕には妹のほかに弟がいた
前にも書いたように6歳下の弟は12歳の時に白血病で急逝した
弟とはしっかり繋がっていた感のあった僕だったんでその死に大きなショックを覚えたのだが
それに比べると妹との繋がりははたしてどれほどのものだったのだろう
亡くなってしまったから繋がりが絶たれてそれを大きく思ってしまってるんじゃないかと
少し勘ぐってはみるのだけれどどう考えてみてもやはり妹との関係は希薄だと思えてしまう
同じ兄弟姉妹でも色々な関係がある



妹 かぐや姫




ひどい歌だな と思ったことがある


  妹よ
  お前は器量が悪いのだから
  どんなことがあっても我慢しなさい
  

いやいやこれは違う段の言葉を並べただけだ
ひどいのはオレだ(笑)

妹は高校生になると俄然元気になった
積極的に振る舞い
それまでとは180°の転換を果たす

「お兄ちゃんはいつもかわいがられて、わたしは・・・」
妹の口癖だったようだ
でも次の世代になると大逆転
妹の子たちは立派に大学を出て立派に就職し社会人としてどこも恥じることなく歩いている
それに引き換えうちの息子は・・・・


   言いたくない。。


コメント (14)
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