木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

日本ミツバチ・西洋ミツバチ

2010-07-19 23:57:05 | Weblog
毎年海の日の開かれる惟喬親王祭 滋賀県の永源寺で開かれます
いつも書いてるけど僕らの仕事のルーツをお祭りする神事です
今年はそのあたりは省略
第18回ということですがかなり前から参加してるんじゃないかな?
毎年同じ2人の先生の2・30分ほどの講演があります
いつもいいお話を聞かせてもらえるのですがその中でへ~~と思ったことがあったので・・

この鈴鹿山脈に住む動物たちの生態に詳しい先生  すんません名前は忘れました
その中の一つの話
日本ミツバチと西洋ミツバチのこと
日本ミツバチは野生 西洋ミツバチは家畜 と言われ
西洋の方は交配やはちみつ採取のために輸入されたものと言う
これの天敵がスズメバチ
西洋ミツバチの方は元来スズメバチのいないところで生活していたために
天敵対策をもたない よって人間が助けを出さなければ確実にスズメバチの餌食になる
その反面 日本ミツバチは立派に対抗策を持っているのだという
門番たちがその敵を発見するとまず羽を広げて威嚇を始め
やがて一段を成して大きな姿を形成して侵入を阻止しようとする
それでも強行突破するスズメバチがいると集団で刺すのかと思いきや
スズメバチを囲んで丸い球を作り蜜を使って発熱をするという
それが47℃
スズメバチの耐熱温度は46℃それを超えると死を招く
一方日本ミツバチも48℃になると極めて危険な状態になるという
そのわずかな温度の差をもって自分たちの生活を守る知恵をもつ
この自然界の不思議に妙に興奮してしまいました

その説明していただいたところの集会所の天井には日本ミツバチの巣があって30000匹の蜂たちがせっせと蜜を集めている
人間が管理することが極めて難しく まさしく野生の種
直接は見えないんだけれど柱の脇の隙間からひっきりなしに出入りしながら働いてる
日曜祝日関係なし
昔堅気の日本人に重なるような気がしてしまった
ためになるね~~
コメント (6)
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