木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

A Song for You

2008-09-10 18:29:47 | Weblog
20代の時以来ずっとご無沙汰してるのが曲作り
僕は誰かのために歌を作るのが好きだった
最初に作ったのは 小学生以来の友達が結婚する時  密かに作ってみた
彼は高校時代に付き合い始めた彼女と22歳の時に結婚した
前から奥さんになる人を紹介してくれてたし 祝福してあげたい気持ちからだ
だが その曲は誰にも聞かせたことはない
僕の中で生まれて今もここにあるだけ
 あれ? 歌えるかな??
そのことは当の本人にも言ってないんだよね

若かったから結婚する人にあげたい という曲がいくつかあった
高校の2年先輩にも作ってあげた この人は女性
高校時代は知らなかったけど自動車学校で知り合った
「大和田獏ちゃんってのが今度テレビに出るから応援してあげてね」
とゼミの友達の宣伝をしてたっけ
彼女にはカセットに吹き込んで結婚する直前に送った

そうそう東北へひとり旅したことがあって
平泉 中尊寺だっけ
あそこを 定期乗合観光バス みたいので訪れた
30人以上乗れるバスに15人くらいのってたかなぁ
その中にすんごい奇麗な子がいた
女同士の二人連れ
普段街中ではそんなこと全くできない僕だったのに
声をかけてしまった
2・3時間ずっと一緒にいて 最後住所の交換までした
携帯じゃないところがいいやろ
帰ってから 歌を作って彼女に送ったことがあった
相馬の看護婦さんだったなぁ・・・



鹿児島出身のアリって子が高校出て名古屋に出てきた
そして僕等のギターサークルへ入ってきた
目標 歌手
「先輩 コード教えてください」 なのに・・・
歌唱力? ???
曲作り能力?  ???
天然で素晴らしい味の持ち主だった
ようやくコードを覚えた頃に
「先輩 ギター買いたいんで付き合って下さい」
ヤマハの名古屋店に連れて行ってやった
僕のギターの二倍もするのを選んだ
知り合いの店員さんが
「これを買っていただくと ここで30分ほどのライブをやっていただけますがどうですか?」
ほぉ そういうシステムもあるのね と思った瞬間  彼は
「やります」 とゆうた
僕の目が点になっていた  まさかの展開
だってまだほんの少し弾けるかどうかなのだよ

二週間後中二階の小ステージに彼は立っていた
レコードを選びに来ていた一階のお客さんに向かって 大きな声で歌うんだよね
僕は責任上 同席してた
でも一階の片隅で あの人とは関係ありません って顔して・・・
へったくそな歌を何曲か歌った最後に オリジナルを歌うときた
ひえ~~ また冷や汗をかかにゃならんのか

歌い始めた
上手じゃないよ
でも内容は・・・

 僕へのありがとうソングだった

街へ出てきて なにもわからない僕に いつも親切にしてくれたね

  みたいな・・

なんか不覚にも胸がジンとしてしまった

要は心
心があれば、通じる

僕は誰かを喜ばせる曲を作ったことがあったかな
 誰かのために何かやってあげれたんだろうか



The Carpenters A Song For You





コメント (4)
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